立って会議、15分で終了「意思決定が早くなった」 働き方改革続々 – SankeiBiz(サンケイビズ)

下半身に障害がある人が参加できないとかいう批判が出そうだな。


時間がかかり非効率的と批判される日本企業の会議の改善を狙って、立ったまま開く取り組みがみられる。会議室で座って実施するよりも意見交換しやすく短時間で物事が決まるとの感想が聞かれ、「働き方改革」としても注目されそうだ。

「フリーアドレス制」も

欧米に比べ、日本企業は一般的に会議が長いとされ、勤務時間の長さの一因とも言われている。

「ちょっといいですか。集まってください」。東京・丸の内の東京海上日動火災保険の本店。企業向け販売を担当する営業第3部で、部長と男女の部員計6人がノートパソコンを手に腰の高さのキャビネットを囲んだ。

顧客への提案資料の確認などをして会議は15分ほどで終了。同部は今年5月から会議は原則として立ったまま行う方式を導入し、机を自由に選べる「フリーアドレス制」にした。浜田尚人部長は「部内のコミュニケーションが良くなり、意思決定が早くなった」と効果を実感する。

「営業は外回りが多いので、会議室の予約が必要ない立ち会議は効率的」と中堅の男性社員。入社3年目の女性社員は「若い社員も気後れせず意見を言いやすい」と話す。「脚が疲れるので早く結論を出そうと意識する」との声も聞かれた。

働き方改革の一環として、昨年秋から本店の一部で試験的にこの方式を取り入れた。従来は1時間程度の会議が多かったが、立ち会議はほとんど30分以内に終わるという。本店の約3割の部署で実施、来年春までに全部署に広げる方針だ。

序列ない円テーブル、意見言いやすく

今年6月、東京都文京区のアイリスオーヤマ東京オフィスの一角では、宮城県の工場や営業所などを結び、家電新商品の販売促進についてテレビ会議が開かれていた。

東京のデザイン担当の社員3人は、いすに座らず丸いスタンディングテーブルを囲み、「リーフレットの色はこんな感じでいきましょう」などと参加した。同社は約20年前からこの方式を採用。一日中かかる営業報告など以外は、原則として会議は立って行う。

デザインセンターの宮脇将志マネージャーは「集中力が高まりアイデアが出やすい。円テーブルは席順の序列がなく自由に意見を言いやすい」と効果を強調。スピード感のある商品開発や営業戦略に役立っているとしている。

情報源:立って会議、15分で終了「意思決定が早くなった」 働き方改革続々 – SankeiBiz(サンケイビズ)


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