サッカー日本代表 ベルギーに敗れ初のベスト8ならず

サッカー日本代表 ベルギーに敗れ初のベスト8ならず

日本2-3ベルギー、アディショナルタイム(ロスタイム)に逆転負け。


サッカーワールドカップ ロシア大会は2日、決勝トーナメント1回戦で日本はベルギーと対戦し、原口元気選手と乾貴士選手のゴールで2点をリードしましたが、追いつかれ、さらに後半のアディショナルタイムに勝ち越しのゴールを奪われて2対3で逆転負けし、初のベスト8進出はなりませんでした。

1次リーグを2位で通過した日本は、決勝トーナメントの1回戦でベルギーと、2日、ロシア南部の都市、ロストフ・ナ・ドヌ-で対戦しました。

日本は前半、ベルギーに攻められる場面が目立ち、エースのルカク選手などに11本のシュートを打たれましたが、守備陣の体を張った守りで0対0で前半を終えました。

日本は後半3分、柴崎岳選手のスルーパスに反応した原口選手がシュートをゴール左隅に決めて1点を先制しました。

さらに7分、ゴール正面で香川真司選手のパスを受けた乾選手がミドルシュートをゴール右隅に決めて追加点をあげ、2対0とリードを広げました。

しかし24分、ベルギーにフェルトンゲン選手のゴールで1点を返されると、29分には、クロスボールを途中出場のフェライニ選手に頭で合わされて2対2の同点に追いつかれました。

日本は、36分に山口蛍選手と本田圭佑選手を投入し、勝ち越しのチャンスをうかがいましたが、逆にアディショナルタイムにカウンターからシャドリ選手にゴールを決められて2対3と勝ち越され、逆転負けを喫しました。

ワールドカップで日本は、これまで2002年と2010年の大会で決勝トーナメントに進みましたが、いずれも1回戦を突破できず、今回もベスト8入りはなりませんでした。

西野監督「すべてに差があったがわずかな差」

日本代表の西野朗監督は「ベルギーを追い詰めたが、何かが足りないのだろうか。3点目を取れるチャンスがあったし、ボールもコントロールできていたが、そこに本気のベルギーがあった」と試合を振り返りました。

そのうえで、世界の強豪との実力差について問われると、「すべてに差はあったが、わずかな差だと思った。選手も1日、1試合ずつ、ワールドカップのために、こういう勝負をするために、いい準備をしてくれたと思う」と接戦で敗れた選手たちの健闘をたたえました。

ベルギー マルティネス監督「選手たち誇りに思う」

ベルギーのマルティネス監督は試合後、「ワールドカップで0対2から逆転するのは本当に難しいが、絶対に勝ちたいという気持ちが可能にした。2点をリードされたあと、チームワークを取り戻すために選手を交代したがそれがうまくいった。選手たちを誇りに思う」と勝因を話しました。

そのうえで、日本については「分析していたとおりチーム全体がハイレベルで、組織力があり、カウンター攻撃もよかった。本当にすばらしい試合だったが、サッカーではどちらかが負けなければならず、日本は少し運が欠けていたのかもしれない」とたたえました。

そして準々決勝のブラジル戦に向けては「ワールドカップでブラジルと対戦するのは幼い頃の夢がかなうようなものだ。相手の選手たちをよく理解し、自分たちのポジションを明確にして臨む必要がある」と意気込みを話しました。

アザール「1点返せばまだ行けると」

ベルギーのキャプテンで、同点ゴールをアシストして最優秀選手=マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたエデン・アザール選手は「勝てて本当にうれしく思う。後半、ディフェンスのミスもあって2点を失ってしまったが、1点を返せばまだ行けると思っていた。ベルギーには試合の流れを変えることのできる選手たちがいて、ベンチから交代した選手たちがそれを成し遂げた」と逆転勝ちの喜びを話しました。

そのうえで、準々決勝のブラジル戦に向けて「楽しみだし、すごい試合になると思う。よく体を休めて、勝ちたい」と話しました。

W杯公式ツイッター「ありがとう日本」

日本対ベルギー戦について、FIFA=国際サッカー連盟が試合前、ワールドカップの公式ツイッターで「どちらが勝つと思う?」と予想をするよう促したところ、1万を超える投票が集まりました。
投票の結果は67%がベルギー、33%が日本と、ベルギーの勝利を予想した人が全体の3分の2を占めました。

試合で日本が2点を獲得すると「並外れていい試合だ。この試合の最優秀選手、『マン・オブ・ザ・マッチ』を決めるのは難しい」とつぶやきました。

そして最後にベルギーが逆転すると「日本はワールドカップに本当に貢献してくれた。ありがとう日本」とつぶやき、日本の健闘をねぎらっていました。

情報源:サッカー日本代表 ベルギーに敗れ初のベスト8ならず | NHKニュース


サッカー日本代表 西野流の「日本らしいサッカー」を証明
サッカー日本代表 西野流の「日本らしいサッカー」を証明

サッカー日本代表はワールドカップ ロシア大会の決勝トーナメント1回戦でベルギーに逆転負けを喫し、初のベスト8進出はなりませんでした。それでも開幕前の低評価を覆して、決勝トーナメントに勝ち進み、世界ランキング3位のベルギーを追い詰めるなど、西野朗監督が作り上げた、選手たちが攻守に組織的に連動する「日本らしいサッカー」は、世界に十分通用することを印象づけました。

4月に就任した西野朗監督は、選手との対話を重ねながら、メンバーやフォーメーションを固定せずに組織力を生かしたサッカーを目指しました。

ワールドカップではスピードや体格で勝る相手を複数の選手が連動して抑え込み、また攻撃では日本が得意とする細かいパスまわしで主導権を握り、チャンスに一気に攻勢に転じるスタイルを貫きました。

チームはコロンビアに勝利するなど1次リーグを1勝1敗1引き分けのグループの2位で突破して、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たし、初のベスト8がかかった世界ランキング3位のベルギー戦にも「受け身にならず」日本らしいサッカーを展開しました。

前半は押し込まれる展開になったものの日本は守備一辺倒ではなく、素早いパス回しからチャンスを作り、真っ向勝負を挑みました。

そして両チーム無得点で迎えた後半3分、柴崎岳選手のスルーパスに抜け出した原口元気選手のゴールで先制し、その4分後には香川真司選手からのパスを受けた乾貴士選手がミドルシュートで決めて、2点をリードしました。

しかしその後は、ベルギーの強力な攻撃を抑えられず、立て続けに失点して同点に追いつかれ、さらに後半のアディショナルタイムでカウンター攻撃を抑えることができず決勝点を奪われました。

試合後、西野監督は「追い詰めたけれど、やはり勝ちきれなかった」と悔しさをにじませました。

それでも短期間で作り上げた、選手たちが攻守に組織的に連動する「日本らしい」サッカーが十分世界に通用することを証明し、今後の日本サッカーのさらなる成長を期待させる結果を残しました。

情報源:サッカー日本代表 西野流の「日本らしいサッカー」を証明 | NHKニュース


【ロストフナドヌー(ロシア)大島祥平】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本は2日(日本時間3日)、決勝トーナメント1回戦でベルギーと対戦し、同点の試合終了間際に失点して2-3で敗れ、初のベスト8進出はならなかった。

【ベルギー-日本】逆転負けでベスト8を逃して肩を落とす本田(手前左)ら日本の選手たち=ロシア・ロストフナドヌーで2018年7月2日、長谷川直亮撮影
【ベルギー-日本】逆転負けでベスト8を逃して肩を落とす本田(手前左)ら日本の選手たち=ロシア・ロストフナドヌーで2018年7月2日、長谷川直亮撮影

日本は後半3分に原口元気(ハノーバー)のゴールで先制し、その4分後には乾貴士(ベティス)のミドルシュートが決まって追加点を挙げた。だが、その後、ベルギーの猛反撃に遭い、同24分にフェルトンゲンのヘディングシュートで1点を返され、さらに5分後にはフェライニのヘディングシュートで同点に追いつかれた。そして試合終了間際の後半アディショナルタイムにベルギーの速攻から、シャドリにゴールを決められた。

日本は香川真司(ドルトムント)、大迫勇也(ブレーメン)ら1次リーグ第1、2戦と同じメンバーが先発した。

国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングは、1次リーグH組を2位で通過した日本が61位で、G組1位のベルギーが3位。過去の対戦成績は日本が2勝2分け1敗だった。

情報源:<サッカー日本代表>ベルギーに逆転負け 8強ならず(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:サッカー日本代表:ベルギーに逆転負け 8強ならず – 毎日新聞


■ロシアW杯決勝トーナメント1回戦 ベルギー 3-2 日本

ベルギー:フェルトンゲン(69分)、フェライニ(74分)、シャドリ(後半AT)
日本:原口(48分)、乾(51分)

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ロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦が2日に行われ、ベルギーと日本が対戦。ベルギーが3-2で制した。

グループHを1勝1分1敗で終え、フェアプレー・ポイントの差で2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた日本。史上初のベスト8進出を懸けた大一番に臨んだ。西野監督は、グループ第1戦、2戦と同じ先発メンバーを採用。1トップには大迫、2列目には原口、香川、乾が入り、中盤底は主将の長谷部と柴崎が組んだ。4バックは酒井宏、吉田、昌子、長友が構成し、守護神は川島が務めている。

そんな日本に立ちはだかるのはベルギー。全ポジションに欧州リーグを代表する選手を揃えるスター軍団だ。グループ最終節は主力を温存してイングランドを下し、日本戦にはルカクやアザールらが休養十分で臨んだ。また、主将コンパニーが先発に入っている。

立ち上がりから積極的にプレスをかけていく日本は、1分に相手のパスミスを拾った香川がいきなりシュート。良い入り方を見せる。7分には、吉田の縦パスから大迫が落とし左の乾に展開するなど、得意のパターンを作っていく。

試合は、ベルギーがボールを握り、日本が構える展開。ベルギーは徐々に前への圧力を強めていき、ゴール前に近づいていく。ルカクらにシュートチャンスが訪れるが、日本守備陣も体を張ってブロックする。24分には、右サイドのクロスに反応したルカクが、エリア内で吉田を抑えて受けようとする。しかし、コントロールしきれなかったボールを川島がしっかりと抑えた。

20分過ぎから、日本は防戦一方に。自陣ゴール前に押し込まれ、ボールを敵陣に運ぶことができない。アザールやコンパニーにシュートを許し、何度も危ない場面を作られてしまう。

日本は30分に左サイドの連携から乾が頭でシュートを放つ。しかし、それ以降ゴール前に侵入することができず、自陣で相手の攻撃を受ける時間が続いていく。ベルギーは攻守の切り替えが速く、ボールを奪ってもすぐに奪い返されてしまう。

それでも、43分に乾のサイドチェンジから、カットインした長友がシュート。GKクルトワが後ろのそらしてしまったが、守護神はなんとかキャッチしている。結局、前半はこのまま終了。スコアレスで折り返した。

■白熱の一戦はシーソーゲームに

後半も同じメンバーで臨んだ日本は、いきなり先手を取る。48分、自陣でボールを奪うと、カウンターを発動。センターサークル付近で受けた柴崎がスルーパスを送ると、フェルトンゲンが触りきれず、走り込んだ原口が受ける。フリーでエリア内まで持ち込んだ背番号8は、右足を振り抜きネットを揺らした。劣勢の展開の中、日本が先制に成功する。

ビハインドを背負ったベルギーも黙っていない。先制点の直後、アザールがポスト直撃の強烈なシュートを放つ。

しかし、次のゴールも日本だった。51分、香川がエリア手前で相手のクリアを拾うと、乾へ渡す。ゴール正面でフリーで受けた乾は、思い切りよく右足を振り抜くと、強烈なシュートがネットに突き刺さった。前半は劣勢だった日本だが、後半開始6分で2ゴール奪ってみせた。

ビハインドを背負ったベルギーは64分、メルテンスとカラスコを下げ、フェライニとシャドリを投入。マルティネス監督は、194cmの長身フェライニを入れて勝負に出る。

すると69分、ベルギーが1点を返す。CKを乾がクリアするが、エリア内でボールが高く上がる。川島の位置を見たフェルトンゲンは、これを直接頭でねらい、ふわっと浮いたボールが枠に収まった。良い時間帯を迎えていた日本だが、失点を許してしまう。

これで息を吹き返したベルギーは、日本に襲いかかる。74分、CKの流れから左サイドで持ったアザールがクロスを送る。ここに飛び込んだのはフェライニ。得意の空中戦を制し、頭で押し込んだ。日本は、6分間で痛恨の2失点を喫してしまった。

ベルギーは、フェライニの投入から空中戦を仕掛け続ける。長身選手の揃う攻撃陣に対し、日本は苦しい展開が続く。流れを変えるため、西野監督は80分に柴崎、原口に代えて山口、そして本田を投入。常に決定的な仕事をしてきた背番号4に、ゴールを託す。

85分、日本にピンチ。クロスからヘディングシュートを2本放たれるが、守護神・川島が2本とも見事な反応で防ぎきった。さらにその1分後にはフェルトンゲンのミドルもストップ。川島が、最後方から選手たちを鼓舞する。

しかし、最後の最後で逆転弾を許してしまった。後半アディショナルタイム、CKからカウンターを受けると、最後はシャドリに押し込まれてしまった。

試合はこのまま終了。ベルギーが死闘を3-2で制した。

この結果、日本は3度目のベスト16で大会を去ることに。準々決勝に駒を進めたベルギーは、32年ぶり4強を懸けてブラジルと激突する。

情報源:激闘は後半ATに決着…日本代表、ベルギーに大逆転負けで史上初8強ならず/W杯ベスト16(GOAL) – Yahoo!ニュース

情報源:激闘は後半ATに決着…日本代表、ベルギーに大逆転負けで史上初8強ならず/W杯ベスト16 | Goal.com


逆転負けでベスト16で敗退となった日本代表。乾は涙を流し本田、武藤が慰める(カメラ・竜田 卓)
逆転負けでベスト16で敗退となった日本代表。乾は涙を流し本田、武藤が慰める(カメラ・竜田 卓)

◆W杯ロシア大会▽決勝トーナメント1回戦 ベルギー3―2日本(2日・ロストフナドヌー)

ロシアW杯決勝トーナメント第1戦の日本―ベルギーは2―3で惜敗した。

前半は0―0で終えたが、後半に入ると一気にゲームが動き出した。

同3分。柴崎のスルーパスを受けたMF原口が右足一閃。サイドネットを揺らし、先制。さらに、同7分。MF乾が右足のミドルを鮮やかに沈め、リードを2点に広げた。テクニカルエリアの西野朗監督は右で豪快なガッツポーズを繰り出し、大喜び。その後もFWルカクにボールを集めるベルギーに対し、常に数的有利な状況を作り、ピンチをしのぎきっていたが、後半中盤に入ると次第にベルギーの圧力に押し込まれる。

同24分。DFフェルトンゲンの頭の折り返しがGK川島の頭上を越え、そのままネットを揺らし、1点差に。さらに5分後の同29分には左クロスからMFフェライニに頭で押し込まれ、同点。

試合は振り出しに戻った同36分。西野監督は勝負に出る。柴崎→山口、原口→本田の2枚替え。その後は一進一退の攻防が続き、同ロスタイム4分にカウンターからMFシャドリに決勝点を献上。史上初の8強入りをつかみかけたが、惜しくも敗れた。

情報源:日本8強ならず、先制もベルギーに逆転負け(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

情報源:日本8強ならず、先制もベルギーに逆転負け : スポーツ報知


<ベルギー・日本>後半、失点する日本(撮影・西尾 大助)
<ベルギー・日本>後半、失点する日本(撮影・西尾 大助)

◇W杯決勝トーナメント1回戦 日本2―3ベルギー(2018年7月2日 ロストフナドヌー)

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は2日(日本時間3日)、決勝トーナメント1回戦が行われ、日本(FIFAランク61位)が強豪ベルギー(同3位)と対戦。2―3で敗れ、史上初の8強進出はならなかった。02年日韓大会、10年南アフリカ大会に続き“16強の壁”を越えることができなかった。

先発は1次リーグ初戦のコロンビア戦、第2戦のセネガル戦と同じ11人。MF香川、MF柴崎、FW大迫らが名を連ねた。

前半は終始押され気味の展開に。MFアザール、メルテンスやエースFWルカクらの攻撃に、日本は組織力で必死に対抗した。コーナーキックはベルギー5本、日本は0本だったが、ベルギーにゴールを許さず前半を終えた。

0―0で迎えた後半。いきなり試合が動く。3分に柴崎がハーフウェーライン付近から縦パス。相手DFがクリアにミスするとMF原口が反応。ゴール前に迫るとエリア内からシュート。ゴール左隅に決め先制点を奪った。

さらに7分にはMF乾がエリア中央よりゴール枠内に向けて無回転シュート。右隅に決まり鮮やかな追加点を挙げた。

だが後半中盤にベルギーの反撃を食らう。24分に1点を失うと、29分にコーナーキックで途中出場のフェライニに同点ゴールを許した。

2―2のまま時間が経過し、迎えたアディショナルタイム。ベルギーにカウンターを食らいシャドリに勝ち越し点を決められた。

情報源:日本終戦、強豪ベルギーに逆転負け 初の8強進出ならず…また16強の壁(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:日本終戦、強豪ベルギーに逆転負け 初の8強進出ならず…また16強の壁― スポニチ Sponichi Annex サッカー


ベルギーに敗れ 悔しそうな表情の本田=ロストフナドヌー(共同)
ベルギーに敗れ 悔しそうな表情の本田=ロストフナドヌー(共同)

【ロストフナドヌー=小川寛太】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は2日(日本時間3日)、ロストフナドヌーで決勝トーナメント1回戦を行い、1次リーグH組2位の日本はG組1位のベルギーに2-3で逆転負けを喫し、初の8強入りを逃した。1次リーグを突破した2002年日韓大会、10年南アフリカ大会もいずれも16強にとどまっており、3度目の挑戦でも決勝トーナメントでの勝利はならなかった。

アジア勢で唯一勝ち残り、2大会ぶりに16強入りした国際サッカー連盟(FIFA)ランキング61位の日本は、6人を入れ替えた1次リーグ最終戦から第1、2戦と同じ先発メンバーに戻し、香川真司(ドルトムント)、原口元気(ハノーバー)ら休養十分の選手たちを送り出した。

日本は前半、同3位で優勝候補の一角と目されたベルギーに攻め込まれる場面が目立ったが、落ち着いて対応し、前半を0-0で折り返した。

後半3分、日本は乾貴士(ベティス)のボール奪取からカウンターを仕掛け、右サイドを駆け上がった柴崎岳(ヘタフェ)からのスルーパスを原口が落ち着いて決め先制した。

同7分に乾が右足を振り抜き加点したが、24分、29分と続けて失点し追いつかれた。その後はGK川島永嗣(メッス)が好セーブを連発。延長戦に突入かと思われたアディショナルタイムにカウンターから決勝点を奪われ、力尽きた。

日本を下したベルギーは6日午後9時(日本時間7日午前3時)開始の準々決勝で、メキシコを2-0で破って8強入りした優勝5回でFIFAランキング2位のブラジルと対戦する。

情報源:【サッカー日本代表】日本、終了直前に力尽きる 2点差逆転され初のベスト8ならず – 産経ニュース


<ベルギー・日本>試合終了後、ピッチに倒れ込む香川(撮影・西尾 大助)
<ベルギー・日本>試合終了後、ピッチに倒れ込む香川(撮影・西尾 大助)

◇W杯決勝トーナメント1回戦 日本2―3ベルギー(2018年7月2日 ロストフナドヌー)

やはりベスト8の壁は高かった。日本代表は2日(日本時間3日)、ロストフナドヌーで開催された決勝トーナメント1回戦でFIFAランク3位のベルギーと対戦し、2―3で逆転負けした。後半に原口元気(27)のゴールで先制。さらに乾貴士(30)が追加点を挙げ2―0とリードを広げた。しかし、同点に追いつかれ、迎えた試合終了間際にカウンターから決勝点を奪われた。日本サッカー史上初の8強入りはまたしてもかなわず、西野ジャパンのロシアでの戦いが終わった。

MF香川真司(29=ドルトムント)はトップ下でフル出場。攻守に渡って奮闘したが勝利には結びつかず、試合終了後はピッチに仰向けに倒れ込んだ。

「受け入れがたい結果だが、これが勝負の世界。自分たちはすべてを出して戦い尽くした結果なんで、受け入れていくしかない」と現実を受け止めた香川。「4年間、いろんなことを見直してロシアに全てを捧げる気持ちでいろんなものを犠牲にして生活してきた。自分がやってきたことに後悔はない。勝てなかった現実を受け止めて、でも自分に誇りは持っている」と悔しさを口にしながらも強豪と互角に渡り合った手応えも口にした。

情報源:ピッチに倒れ込んだ香川、強豪と「誇り」の激闘…「受け入れがたい結果だがこれが勝負の世界」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:ピッチに倒れ込んだ香川、強豪と「誇り」の激闘…「受け入れがたい結果だがこれが勝負の世界」― スポニチ Sponichi Annex サッカー



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