橋本崇載八段がブロック2位で決勝Tへ　三枚堂達也六段に勝利／AbemaTVトーナメント予選Aブロック
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橋本崇載八段がブロック2位で決勝Tへ　三枚堂達也六段に勝利／AbemaTVトーナメント予選Aブロック | AbemaTIMES

２連勝で橋本八段の勝ち。

持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」の予選Aブロックの2位決定戦が6月24日に放送され、橋本崇載八段（35）が三枚堂達也六段（24）を下した。これでAブロックからは、既に1位通過を決めていた藤井聡太七段（15）と橋本八段の2人が決勝トーナメント進出を決めた。

橋本崇載八段がブロック2位で決勝Tへ　三枚堂達也六段に勝利／AbemaTVトーナメント予選Aブロック
橋本崇載八段がブロック2位で決勝Tへ　三枚堂達也六段に勝利／AbemaTVトーナメント予選Aブロック

橋本八段と三枚堂六段はブロック1回戦で戦い、橋本八段が勝利。近藤誠也五段（21）との1敗同士の対決を制して這い上がってきた三枚堂六段を、橋本八段が迎え撃つ形になっていた。第1局は三枚堂六段がリード。解説を務めた藤森哲也五段も「三枚堂さんが勝つと思うほど、勝つ寸前までいっていた」と振り返るほどだったが、ここから受けの名手・橋本八段が地力を発揮した。対局後には橋本八段は「恐らくどちらも悪い手ばかりなんですけどね。見落としも結構あった」と苦笑いしたが、しぶとさで若手棋士の勢いをかき消した。

第1局の逆転勝利で与えたダメージが、第2局の勝利にもつながった。橋本八段は「本当に疲れましたね。競馬で言うなら脚が残っていない感じでした」と疲労困憊の様子だったが、苦しんでいたのは「最後は集中力が切れてしまった」と語った三枚堂六段の方だった。若手有利と言われる早指し戦の中で、橋本八段は「どうしても若い人相手の切り合いだとなかなか厳しいところもあるかと思ったので、少し距離を取った戦い方をしようと。その作戦が功を奏しました」と振り返った。一瞬の判断力勝負が続けば、いずれは自分の不利になる。短い持ち時間の配分、5秒加算を重ねるための戦型。トータルでの勝利だった。

若手実力者のひしめく予選Aブロックを見事に勝ち抜き、今度は決勝トーナメント。将棋界のエンターテイナーが、将棋ファン注目の超早指し戦でもまだまだ魅せ続ける。

◆AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治　将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が着想した、独自のルールで行われる超早指し戦によるトーナメント。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生竜王が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選は藤井聡太七段が登場するAブロックからCブロックまで各4人が参加し、各ブロック2人が決勝トーナメントへ。シードの羽生竜王、久保利明王将を加えた8人で、最速・最強の座を争う。

情報源：橋本崇載八段がブロック2位で決勝Tへ　三枚堂達也六段に勝利／AbemaTVトーナメント予選Aブロック（AbemaTIMES） – Yahoo!ニュース

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まぁ、順当な結果だな。