【海外発!Breaking News】「今度、停めたら叩き壊す」停車中の救急車に貼り付けられたメモ(英) | Techinsight

えぇ・・・


患者の対応中、救急車にメモが…(画像は『Tower Hamlets Police 2018年5月16日付Twitter「This was left on @Ldn_Ambulance after they were dealing with a cardiac arrest patient!」』のスクリーンショット)
患者の対応中、救急車にメモが…(画像は『Tower Hamlets Police 2018年5月16日付Twitter「This was left on @Ldn_Ambulance after they were dealing with a cardiac arrest patient!」のスクリーンショット)

命を救うために一刻を争わなければならない救急隊員。人々は救急車の進行を妨げないように車を停車するなど、協力する姿勢を持ち合わせているものだ。しかしイギリスでこのほど、停車中の救急車に暴言ともとれるメモを貼り付けた男がいた。BBC News』『Metroなどが伝えている。

5月15日の午後10時半頃、英ロンドン東部タワーハムレット地区のウェストフェリー通りで心肺停止の患者がいると通報があり救急隊員らが駆けつけた。この時、先に到着した救急車のタイヤがパンクしてしまったため近くの駐車場に停めたまま、後続の救急車ですぐさま病院へ搬送した。

搬送後、救急隊員はパンクした救急車のもとに戻り、レッカー車の到着を待つことにした。そこで彼らは車体に貼り付けられたメモに気付いたのだが、その内容を見て唖然としてしまった。怒りを誇示するかのように全て大文字で「ここは個人の駐車場だ! 次にまた停めたら叩き壊す」と書かれていたのだ。

すでに日付を過ぎた午前3時頃になっていたが、ひとりの男が女性隊員に近づき暴言を吐いてきたという。男は手を出すことはなかったものの、メモの内容がかなり暴力的だったため救急隊員らは警察に通報をした。

男は駆けつけた警察官によって逮捕された。この男の名はモーティン・マイア(Motin Miah、38)で、社会秩序を乱したことによりロンドン警視庁に連行されたもようだ。その後タワーハムレット警察の公式Twitterに16日、「男は現在、公共秩序法の第4章に違反したとして起訴され、裁判所に出廷する予定」と投稿があった

これを見た人々からは男に対して多くの非難の声があがった。「なんて愚かことをしたんだ」「信じられないよ!」「あなただって救急隊員のお世話になるかもしれないのになぜこんなことを…」といったコメントが相次いだ。

後にロンドン救急サービストラストの公式Twitterには、今回の件を対応してくれたタワーハムレット警察にお礼を述べるとともにアシスタントディレクターのナターシャ・ウィルス氏(Natasha Wills)による次のような声明が発表された。

「我々は安全にまた迅速に患者のもとへ到着することを優先させます。しかし時にはトラブルを避けるために、やむを得ない場所に駐車することもあることをご理解願います。隊員が暴言や暴力を受けるようなことは決して容認できません。」

これには賛同する意見が集まり、中には「救急隊の皆さんが、わざわざ説明する必要はありません。私達の命を守る隊員の皆さんはどこに駐車しても構わないと思います」といった声も寄せられた。

画像は『Tower Hamlets Police 2018年5月16日付Twitter「This was left on @Ldn_Ambulance after they were dealing with a cardiac arrest patient!」のスクリーンショット

情報源:【海外発!Breaking News】「今度、停めたら叩き壊す」停車中の救急車に貼り付けられたメモ(英) | Techinsight


はぁ・・・