西武、計24安打の乱打戦制す:2回打者14人で一挙10得点

広島7-12西武
薮田の制球難と松山の送球エラー、丸の落球で2回に一挙10失点・・・


2回無死一、三塁、秋山は右中間に3ランを放つ(撮影・坂田高浩)
2回無死一、三塁、秋山は右中間に3ランを放つ(撮影・坂田高浩)

◇交流戦 西武12―7広島(2018年5月31日 マツダ)

西武は、2回に広島の先発薮田から秋山の8号3ランなど打者14人で8安打を集め、球団タイ記録となる無死から一挙10得点をマーク。広島の追い上げもあったがリードを守り切り、両チーム計24安打19得点の乱打戦を制した。

初回に先制された西武は2回、無死満塁で金子の右前適時打で勝ち越しに成功。続けて失策に乗じて加点。直後に秋山の8号3ランで追加点。その後も打線は止まらず、無死一、二塁で山川の左前適時打で加点。さらに無死満塁で、外崎の右中間へのタイムリー二塁打で2点追加。続けて森の犠飛打で加点し、この回に一挙10点をマークした。7回には、1死満塁で浅村の犠飛打を放ち、追加点。9回には、無死一、三塁で秋山の併殺打で加点した。

投げては先発のウルフが、6回91球を投げて、7安打4失点で今季2勝目(1敗)となった。

広島は、先発の薮田が4回100球を投げて、今季最多の10失点(自責点7)で今季初の敗戦(2勝)が交流戦初黒星となった。打線も4回に野間の内野適時打などで2点を返し、6回にも1点を返した。8回には、代打新井の左前適時打などで2点を返すも反撃は及ばず、2連勝とはならなかった。

情報源:西武、計24安打の乱打戦制す 2回打者14人で一挙10得点(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:西武、計24安打の乱打戦制す 2回打者14人で一挙10得点― スポニチ Sponichi Annex 野球


<広・西>2回、森(右)の犠飛で栗山(右から2人目)が生還して10点目を奪われ、渋い表情をする薮田(中央)(撮影・坂田 高浩)
<広・西>2回、森(右)の犠飛で栗山(右から2人目)が生還して10点目を奪われ、渋い表情をする薮田(中央)(撮影・坂田 高浩)

交流戦 広島―西武 ( 2018年5月31日 マツダ )

広島先発の薮田は味方の拙守もあったが、2回に10点を失い、4回限りで降板と役割を果たせなかった。「いいイメージはあるけど、それをしっかり試合で出せるかが大事」とにらんでいたが、先制点をもらった直後に打者14人、8安打の猛攻を浴びた。

制球難で2軍落ちし、4月30日以来の復帰登板だった。「何としてもチャンスをつかんでローテーションに入っていくつもりで投げる」と名誉回復を期したが、4四球を与えるなど課題も解消できなかった

情報源:広島・薮田、まさかの10失点 1カ月ぶり1軍登板も制球難変わらず― スポニチ Sponichi Annex 野球


2回、西武・秋山に3ランを浴び、ぼう然とする広島・薮田=マツダスタジアム
2回、西武・秋山に3ランを浴び、ぼう然とする広島・薮田=マツダスタジアム

「交流戦、広島-西武」(31日、マツダスタジアム)

広島の先発・薮田が1-0で迎えた二回に10失点した。金子侑の逆転適時打や秋山の3ランなど8安打を集められ2失策も絡んだ。

薮田は4月30日・阪神戦(マツダ)以来の先発。昨季の交流戦では3戦3勝、防御率1・35を記録していた。

登板前には「今は2軍から来た立場なので何としても次のチャンスをつかんでローテーションに入っていくつもりです」と闘志を燃やしていたが、現実はあまりに残酷だった。

広島の2桁失点は今季4度目で、1イニング10失点は2010年8月25日・阪神戦(京セラ)以来。広島投手の1イニング10失点も同試合での梅津智弘以来、球団ワーストタイとなった。

情報源:薮田 2回に10失点 球団ワーストタイ/カープ/デイリースポーツ online


<広・西>初回1死一、二塁、鈴木は先制の中前適時打を放つ(撮影・坂田 高浩)
<広・西>初回1死一、二塁、鈴木は先制の中前適時打を放つ(撮影・坂田 高浩)

◇交流戦 広島―西武(2018年5月31日 マツダ)

広島・鈴木誠也外野手(25)は、0―0の初回1死一、二塁で西武先発・ウルフから中前へ先制適時打を放った。

「打ったのは直球かな。センター方向を意識してコンパクトにいきました」

前日は5打数無安打ながら、7―7の延長10回1死満塁で押し出し四球を選んで勝負を決めた4番が、この日は自らのバットで早速結果を残した。

情報源:前夜はサヨナラ演出 広島・誠也が先制打「コンパクトにいきました」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:前夜はサヨナラ演出 広島・誠也が先制打「コンパクトにいきました」― スポニチ Sponichi Annex 野球


2回表、西武の攻撃の様子

2 回 表
栗山 ライト前ヒット ノーアウト 1塁
外崎 ライト前ヒット ノーアウト 1塁2塁
四球 ノーアウト 満塁
金子侑 初球をレフトへ逆転の2点タイムリーヒット ノーアウト 1塁2塁
ウルフ B1-S0からファーストへの送りバント ファースト松山の送球エラーの間に2塁ランナー森は本塁生還 1塁ランナー金子侑は3塁へ進塁 バッターランナーウルフは1塁出塁 ノーアウト 1塁3塁
秋山 B1-S1から右中間スタンドへ第8号3ランホームラン ノーアウト ランナーなし
源田 ライト前ヒット ノーアウト 1塁
浅村の打席時 ワイルドピッチの間に1塁ランナー源田は2塁進塁 ノーアウト 2塁
浅村 四球 ノーアウト 1塁2塁
山川 B2-S0からレフトへのタイムリーヒット ノーアウト 1塁2塁
栗山 センターフライ センター丸の捕球エラーにより出塁 ノーアウト 満塁
外崎 B1-S2から右中間を破る2点タイムリー2ベースヒット ノーアウト 2塁3塁
B0-S1からレフトへの犠牲フライ 1アウト 2塁
金子侑 セカンドへの内野安打 1アウト 1塁3塁
ウルフ 見逃し三振 1塁ランナー金子侑 盗塁失敗 3アウト

松山と丸のエラーが無ければ、3点は違ったんじゃないかな?