35以上の施設無料→お得すぎる?「大阪周遊パス」 利用者の8割が訪日外国人 価格見直しも (1/2ページ) – 産経WEST

1日2,500円、2日で3,300円。


周遊パス年間販売枚数の推移
周遊パス年間販売枚数の推移

ミナミやキタなど大阪を訪れる外国人観光客に、大阪観光局が定額で発行する「大阪周遊パス」が大人気だ。大阪市内を中心に地下鉄やバスに乗り放題なうえ、大阪城や通天閣など大阪を代表する観光スポットに無料で入場できるといった特典があり、昨年度の販売枚数は150万枚を突破。利用者の約8割が外国人観光客で供給が追いつかないほど売れている。ただ、あまりのお得感に「大阪観光のデフレ化につながるのでは」と懸念する声もあり、大阪観光局は価格が妥当かどうか検討したいとしている。

■29年度は150万枚突破

パスは1日券(2500円)と2日券(3300円)があり、乗り放題に加えて35以上の施設を無料で利用できるのが特徴。たとえば、大阪港を巡る帆船型観光船サンタマリアのトワイライトクルーズ(2100円)や、大阪市港区の「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」(2300円)を利用すれば1施設でほぼ元が取れる。ミナミでは道頓堀川のクルーズやお笑いライブ、街歩きツアーなどが無料になる。

効率良くまわれば施設を何カ所も無料で楽しむことができ、訪日客が実際に利用したコースを紹介する動画もインターネットで数多く公開されている。

パスは平成13年度から販売され、初年度の販売枚数は約1万7千枚だったが、21年度に10万枚、24年度に20万枚を突破した。その後、「爆買い」などで訪日客が増えるにつれて周遊券の認知度もアップ。27年度は前年度比2・1倍の約91万枚、28年度は約122万枚、29年度には約151万枚を売り上げた。

■「大阪を安売りしすぎでは」

一方で、パスの売り上げは交通機関や観光施設が分け合う仕組みで、施設側は正規の値段の半額程度の収入にとどまる。

大阪市には「大阪を安売りしすぎでは」といった市民の声も届いているが、大阪観光局の担当者は「施設周辺への経済効果が期待でき、大阪の活性化につながる」と強調。

市域外にも経済効果を広げるために、今年度から無料利用に堺市内の施設も加えたほか、吹田市の万博記念公園まで交通機関を利用できる特別版を新たに作成するなどしている。

ただ「今の価格は安すぎる」との指摘を受け、見直しも含めて検討しているという。

問い合わせは大阪観光局((電)06・6282・5907)。

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