米朝首脳会談 6月12日開催せず トランプ大統領が書簡

米朝首脳会談 6月12日開催せず トランプ大統領が書簡

予想通り。


アメリカのトランプ大統領は、来月12日に東南アジアのシンガポールで開催を予定していた北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との首脳会談について、今は適切ではないとして開催しない考えを明らかにしました。

これは、ホワイトハウスが24日、トランプ大統領からキム委員長に宛てた書簡を公表して明らかにしたものです。

この中で、トランプ大統領は「会談を楽しみにしていたが、残念なことに、北朝鮮の最近の声明で示されている怒りや敵意を受けて、私は現時点でこの会談を開くことは適切ではないと感じている」として、今は適切な時期ではないとして首脳会談を開催しない考えを明らかにしました。

一方で、北朝鮮に拘束されていた3人のアメリカ人の解放に謝意を示すとともに、「私はいつかあなたと会うことを楽しみにしている。もしあなたがこの大切な会談について心変わりしたら、迷わずに私に連絡をしてほしい」とキム委員長に呼びかけました。

ただ、書簡では、キム委員長に対し、「あなたは核能力について話しているが、私たちのものは圧倒的で強力で、これらが決して使われてはならないと神に祈っている」とけん制するとともに、「世界、特に北朝鮮は永続的な平和と繁栄の大きな機会を失っている。この機会の喪失は歴史上、とても悲しい瞬間だ」としています。

米朝首脳会談をめぐっては、北朝鮮が一方的に核放棄だけを求めようとするなら会談を取りやめる可能性を示唆したのに対し、トランプ大統領は「キム委員長ができる最適なことは取り引きに応じることだ。そうすればとても力強い保護を得られるだろう」として、非核化に応じれば体制を保証するとの考えを示し、対話に応じるよう呼びかけていました。

米CNNテレビ 速報で伝える

トランプ大統領が来月12日に予定されていた史上初の米朝首脳会談を開催しないと発表したことについて、アメリカのCNNテレビは「北朝鮮が最近の声明でむき出しの敵対心を明らかにしてきたためだ」と速報で大きく報じています。

ワシントンから中継した記者は「トランプ大統領は、書簡の中で、アメリカの核兵器能力が北朝鮮を大きく上回っていると誇示した」と指摘しました。

その一方で、書簡では丁重な表現が使われているとしたうえで、「まるで親しい友人に宛てたような手紙だ。これは、会談が永遠に開かれないということではなく、会談への扉は開かれているということだ」と分析していました。

外務省「引き続き行方を注視」

外務省関係者はNHKの取材に対し、「米朝首脳会談の開催自体が重要ではなく、会談で北朝鮮から具体的な行動を引き出すことが重要だとアメリカ側が考えた中での判断ではないか。日本政府としては、引き続き日米韓3か国で綿密に政策のすりあわせをするとともに、行方を注視していきたい」としています。

韓国大統領府「正確な意味を確認したい」

韓国大統領府の報道官は「トランプ大統領の考えが何なのか、その正確な意味を確認しようと試みているところだ」として、韓国政府がどのような立場か、具体的な言及は避けました。

韓国大統領府に閣僚らを招集

韓国の大統領府によりますと、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は、24日午後11時半からチョン・ウィヨン(鄭義溶)国家安保室長、カン・ギョンファ(康京和)外相、チョ・ミョンギュン(趙明均)統一相、ソン・ヨンム(宋永武)国防相などを大統領府に招集しました。

アメリカのトランプ大統領が北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長との首脳会談を開催しない考えを明らかにしたことを受けて、今後の対応を協議しているものと見られます。

中国中央テレビ 速報で伝える

トランプ大統領が来月12日に予定されていた史上初の米朝首脳会談を開催しないと発表したことについて、中国国営の中国中央テレビは速報で伝えました。

この中で、朝鮮半島問題に詳しい中国の専門家が電話で出演し、「アメリカと北朝鮮の最近のやり取りをみると、双方の要求は、妥協に至るのが難しい状態で、トランプ大統領としては、このまま米朝会談に踏み切れば北朝鮮側が得るもののほうが大きいと考えたのではないか」と分析しました。

また、アメリカ国内で米朝会談に反対する声も強まっていたと指摘しました。そのうえで、双方の長期にわたる相互不信が会談中止の一因ではないかとして信頼の回復が必要だと伝えていました。

シンガポール外務省「残念」

トランプ大統領が、来月、シンガポールで予定されていた米朝首脳会談を開催しない考えを明らかにしたことについて、シンガポール外務省は「来月12日に首脳会談が開かれないことを残念に思う。朝鮮半島の平和と安定に向けた対話と努力が今後も続くことを願う」とコメントしています。

海外メディアの反応は

トランプ大統領が来月12日に予定されていた史上初の米朝首脳会談を開催しないと発表したことについて、海外のメディアも速報で伝えています。

このうち、フランスの有力紙、ル・モンドの電子版は「アメリカと北朝鮮は、しばらく前から、米朝首脳会談が行われない可能性に言及しながら互いに脅し合うやり取りを再び始めていた。そして、互いの立場を強調するためのキャンペーンを行い、両者の亀裂はますます明白になっていった」として、トランプ大統領が首脳会談の開催を見送った背景を分析しています。

また、ドイツの放送局、ドイチェ・ヴェレは「北朝鮮がきのう核実験場を閉鎖したことは、非核化への準備を進めていると世界に示す重要なステップだった」とする一方で、「北朝鮮は最近になって首脳会談をキャンセルすると脅し、『北アフリカのリビアのような運命をたどる』などといったペンス副大統領の発言に特に強く反応していた」と伝えています。

一方、イギリスの有力紙、ガーディアンは、トランプ大統領が書簡で「私はいつかあなたと会うことを楽しみにしている」などと述べていることから、トランプ大統領は、アメリカと北朝鮮の舌戦が落ち着いた時に首脳会談が開かれる可能性に道を残したと分析しています。

拉致被害者家族の反応は

米朝首脳会談の中止について、今月、アメリカを訪れ問題解決への協力を求めてきた拉致被害者、田口八重子さんの長男の飯塚耕一郎さんは取材に対し、「会談を通じて拉致問題の前進を期待していたので残念だが、アメリカ政府の判断なのでしかたありません。北朝鮮には誠実な対応を望みたいし、日本政府は会談中止の影響について迅速に情報を集め、拉致被害者全員の一刻も早い帰国に取り組んでほしい」と話しています。


アメリカのトランプ大統領は、来月12日に東南アジアのシンガポールで開催を予定していた北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との首脳会談について、今は適切ではないとして開催しない考えを明らかにしました。

これは、ホワイトハウスが24日、トランプ大統領からキム委員長に宛てた書簡を公表して明らかにしたものです。

この中で、トランプ大統領は「会談を楽しみにしていたが、残念なことに、北朝鮮の最近の声明で示されている怒りや敵意を受けて、私は現時点でこの会談を開くことは適切ではないと感じている」として、今は適切な時期ではないとして首脳会談を開催しない考えを明らかにしました。

一方で、北朝鮮に拘束されていた3人のアメリカ人の解放に謝意を示すとともに、「私はいつかあなたと会うことを楽しみにしている。もしあなたがこの大切な会談について心変わりしたら、迷わずに私に連絡をしてほしい」とキム委員長に呼びかけました。

ただ、書簡では、キム委員長に対し、「あなたは核能力について話しているが、私たちのものは圧倒的で強力で、これらが決して使われてはならないと神に祈っている」とけん制するとともに、「世界、特に北朝鮮は永続的な平和と繁栄の大きな機会を失っている。この機会の喪失は歴史上、とても悲しい瞬間だ」としています。

米朝首脳会談をめぐっては、北朝鮮が一方的に核放棄だけを求めようとするなら会談を取りやめる可能性を示唆したのに対し、トランプ大統領は「キム委員長ができる最適なことは取り引きに応じることだ。そうすればとても力強い保護を得られるだろう」として、非核化に応じれば体制を保証するとの考えを示し、対話に応じるよう呼びかけていました。

米CNNテレビ 速報で伝える

トランプ大統領が来月12日に予定されていた史上初の米朝首脳会談を開催しないと発表したことについて、アメリカのCNNテレビは「北朝鮮が最近の声明でむき出しの敵対心を明らかにしてきたためだ」と速報で大きく報じています。

ワシントンから中継した記者は「トランプ大統領は、書簡の中で、アメリカの核兵器能力が北朝鮮を大きく上回っていると誇示した」と指摘しました。

その一方で、書簡では丁重な表現が使われているとしたうえで、「まるで親しい友人に宛てたような手紙だ。これは、会談が永遠に開かれないということではなく、会談への扉は開かれているということだ」と分析していました。

外務省「引き続き行方を注視」

外務省関係者はNHKの取材に対し、「米朝首脳会談の開催自体が重要ではなく、会談で北朝鮮から具体的な行動を引き出すことが重要だとアメリカ側が考えた中での判断ではないか。日本政府としては、引き続き日米韓3か国で綿密に政策のすりあわせをするとともに、行方を注視していきたい」としています。

韓国大統領府「正確な意味を確認したい」

韓国大統領府の報道官は「トランプ大統領の考えが何なのか、その正確な意味を確認しようと試みているところだ」として、韓国政府がどのような立場か、具体的な言及は避けました。

韓国大統領府に閣僚らを招集

韓国の大統領府によりますと、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は、24日午後11時半からチョン・ウィヨン(鄭義溶)国家安保室長、カン・ギョンファ(康京和)外相、チョ・ミョンギュン(趙明均)統一相、ソン・ヨンム(宋永武)国防相などを大統領府に招集しました。

アメリカのトランプ大統領が北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長との首脳会談を開催しない考えを明らかにしたことを受けて、今後の対応を協議しているものと見られます。

中国中央テレビ 速報で伝える

トランプ大統領が来月12日に予定されていた史上初の米朝首脳会談を開催しないと発表したことについて、中国国営の中国中央テレビは速報で伝えました。

この中で、朝鮮半島問題に詳しい中国の専門家が電話で出演し、「アメリカと北朝鮮の最近のやり取りをみると、双方の要求は、妥協に至るのが難しい状態で、トランプ大統領としては、このまま米朝会談に踏み切れば北朝鮮側が得るもののほうが大きいと考えたのではないか」と分析しました。

また、アメリカ国内で米朝会談に反対する声も強まっていたと指摘しました。そのうえで、双方の長期にわたる相互不信が会談中止の一因ではないかとして信頼の回復が必要だと伝えていました。


アメリカのトランプ大統領は、来月12日に東南アジアのシンガポールで開催を予定していた北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との首脳会談について、今は適切ではないとして開催しない考えを明らかにしました。

これは、ホワイトハウスが24日、トランプ大統領からキム委員長に宛てた書簡を公表して明らかにしたものです。

この中で、トランプ大統領は「会談を楽しみにしていたが、残念なことに、北朝鮮の最近の声明で示されている怒りや敵意を受けて、私は現時点でこの会談を開くことは適切ではないと感じている」として、今は適切な時期ではないとして、首脳会談を開催しない考えを明らかにしました。

米朝首脳会談をめぐっては、北朝鮮は、アメリカが一方的に核放棄だけを求めようとするなら会談を取りやめる可能性を示唆したのに対し、トランプ大統領は「キム委員長ができる最適なことは取り引きに応じることだ。そうすれば、とても力強い保護を得られるだろう」として、非核化に応じれば体制を保証するとの考えを示し、対話に応じるよう呼びかけていました。

情報源:米朝首脳会談 6月12日開催せず トランプ大統領が書簡 | NHKニュース


ホワイトハウスのツイッターから
ホワイトハウスのツイッターから

【ワシントン高本耕太】米ホワイトハウスは24日午前(日本時間同日夜)、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に宛てた書簡を発表した。北朝鮮側が示した最近の「怒りとあからさまな敵意」を理由に、6月12日に予定されていた米朝首脳会談の実施は「この時期に開催するのは適切ではない」として、中止を通告した内容だ。

書簡は24日付。ホワイトハウスの公式な書簡便箋にトランプ氏の自筆署名がされている。ポンペオ国務長官は同日の議会公聴会で、書簡を既に北朝鮮に送付したことを明らかにした。

トランプ氏の書簡は冒頭、シンガポールで予定していた首脳会談の開催に向けた事前折衝における北朝鮮側の「忍耐や努力」に対し「おおいに感謝する」と表明。「私はあなたと会うことを楽しみにしていた」と述べている。そのうえで、ここ数日の北朝鮮側の敵対的な態度を受けて、「現時点の」会談は適切でないと説明。「あなたは『核能力』を誇示するが、我々も強大な核を保有している」とけん制した。

一方、トランプ氏は「素晴らしい対話が醸成されつつあると感じていた」と表明したうえで、「いつかあなたと対面できることを期待している」と繰り返している。今月実施された米国人3人の解放について、北朝鮮側の「美しい意思表示だった」とも述べた。

書簡は「もし首脳会談について考えが変われば、いつでも連絡をしてほしい」と金委員長に呼びかけたうえで、「この失われた機会は、歴史上の真に悲劇的な瞬間だ」と結んでいる。


【ワシントン高本耕太】米ホワイトハウスは24日午前、トランプ大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に宛てた書簡を発表した。北朝鮮側が示した直近の「怒りとあからさまな敵意」を理由に、6月12日に予定されていた米朝首脳会談の実施は「適切ではない」として、中止を通告している。

情報源:<米朝首脳会談>中止に ホワイトハウスが発表 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:米朝首脳会談:中止に ホワイトハウスが発表  – 毎日新聞


【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は24日、6月12日にシンガポールで予定していた米朝首脳会談について「いまは不適切だ。だから会談は開かない」として中止する考えを表明した。米ホワイトハウスがトランプ氏から北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長への書簡の中で発表した。初の首脳会談が見送りとなり、朝鮮半島情勢が再び緊迫する可能性もある。

トランプ大統領から金正恩委員長に宛てた書簡のコピー= AP
トランプ大統領から金正恩委員長に宛てた書簡のコピー= AP

トランプ氏は会談見送りの理由として「残念ながら、最近の声明にみられるとてつもない怒りや敵意」があるためだと説明。北朝鮮が、一方的な核放棄に応じないなどと表明していることを指しているとみられる。

米朝は水面下で首脳会談に向けて調整を進めてきたが、非核化の手法を巡って対立。短期間で一気に非核化を進めたい米国に対し、北朝鮮は段階的な措置をとってそのたびに見返りを受ける方法を主張していた。

情報源:「米朝首脳会談は中止に」 トランプ氏、金委員長に書簡:日本経済新聞


© AP Photo / Jacquelyn Martin
© AP Photo / Jacquelyn Martin
トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に、6月12日にシンガポールで予定していた米朝首脳会談の中止を伝える書簡を送った。

「遺憾ながら、貴殿の直近の発表に示された大きな怒りとむき出しの敵意に基づいて、現時点では長らく予定していた会談を行うことは不適切であると感じています」とホワイトハウスが公開した親書にはある。

どの発表にトランプ氏が言及しているかは明らかではないが、北朝鮮の崔善姫外務次官の談話を受けたものだと見られる。

崔善姫外務次官は24日、談話を発表し、「朝米首脳会談を再考慮する問題を最高指導部に提起する」可能性を示唆した。さらにペンス副米大統領が21日、北朝鮮が非核化に応じなければ「リビアのように終わるだろう」とけん制したことに対し、「われわれは米国に対話を哀願しない」と反発した。

トランプ氏は親書で「あなたと私の間で素晴らしい対話が構築されていたと感じていました。そして最終的には、その対話こそが重要です。いつかお会い出来ることを非常に心待ちにしています。また、人質解放に対してあなたに感謝したいと思います。彼らは今、家で家族とともにいます。これは素晴らしい行為で、高く評価しています」と書いた。

「世界、そして北朝鮮は特に、長い平和と偉大な繁栄と富の偉大な機会を失った。この失われた可能性は歴史上の本当に悲しい瞬間だ」とトランプ氏は指摘した。
同時に、トランプ氏は書簡で、正恩氏が会談について考えを変えた場合は「遠慮なく電話をかけるか書簡を書いてください」としている。

トランプ氏はまた「貴国の核戦力についてあなたは話していますが、私たちの能力は非常に大きく強大であるため、それを永遠に使う必要がないことを神に祈っています」とけん制した。

情報源:トランプ氏、シンガポールで予定の米朝首脳会談中止の書簡を金正恩氏に=ホワイトハウス – Sputnik 日本


5月24日、トランプ米大統領(左)は、来月12日にシンガポールで開催される予定だった米朝首脳会談を中止する意向を明らかにした。写真右は金正恩・朝鮮労働党委員長。それぞれ5月17日ワシントンで、4月27日板門店で撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque and Korea Summit Press Pool/File Photos)
5月24日、トランプ米大統領(左)は、来月12日にシンガポールで開催される予定だった米朝首脳会談を中止する意向を明らかにした。写真右は金正恩・朝鮮労働党委員長。それぞれ5月17日ワシントンで、4月27日板門店で撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque and Korea Summit Press Pool/File Photos)

[ワシントン 24日 ロイター] – トランプ米大統領は、来月12日にシンガポールで開催される予定だった米朝首脳会談を中止すると北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に通告した。ホワイトハウスが24日、トランプ大統領がに金氏に宛てた書簡を公表した。

トランプ大統領は書簡で「会合できることをとても楽しみにしていた」とした上で、「残念ながら、最近の言動で示された激しい怒りやあわらな敵意を踏まえ、現段階で念願の会談を開催することは適切ではないと感じた」と述べ、「会談は開催されない」と言明した。

大統領は「好機を逸した」としつつも、将来金氏と会合することを望んでいるとした。

また、北朝鮮の核開発に対しては「米国の核能力は著しく大規模で強力で、決して使う必要がないことを神に祈っている」とけん制した。

トランプ大統領の発表に先立ち、北朝鮮は米朝首脳会談の開催を再考する可能性があり、必要であれば核による対決も辞さないと警告していた。同時に、北朝鮮はこの日、豊渓里にある核実験場の坑道や施設を爆破し、非核化に向けた前向きな姿勢を示していた。

会談中止の発表を受け、米株式相場は急落。S&P総合500は中止のニュースが伝わってから約10分で0.5%超下落した。安全資産とされる米10年債利回りは低下し、心理的に重要とされる3%の水準を下抜けた。

ドルも全面安の展開となり、対円では2週間ぶり安値を付けた。

*情報を追加して再送します。

情報源:米朝首脳会談を取り止め、トランプ大統領が金委員長に通告(ロイター) – Yahoo!ニュース

情報源:米朝首脳会談を取り止め、トランプ大統領が金委員長に通告 | ロイター


[ワシントン 24日 ロイター] – 米ホワイトハウス当局者は24日、ペンス米副大統領の発言に対する北朝鮮外務次官の対応が米朝首脳会談中止の直接的な引き金となったことを明らかにした。

北朝鮮の崔善姫外務次官はペンス米副大統領の北朝鮮を巡る発言について愚かしいなどとの認識を示し、米朝は首脳会談を開くか、核で対決することもできるなどと述べていた。

ホワイトハウス当局者は、北朝鮮との和平に向けた希望はまだあるとしながらも、同国はレトリックを変える必要があると指摘。「北朝鮮が望む場合、(交渉に向けた)裏口はまだ開いている。ただ最低限でもレトリックの変更は必要だ」と述べた。

情報源:米朝首脳会談中止、引き金はペンス副大統領発言への対応=米当局者(ロイター) – Yahoo!ニュース

情報源:米朝首脳会談中止、引き金はペンス副大統領発言への対応=米当局者 | ロイター


ドナルド・トランプ米大統領は24日、北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長にあてた書簡で、6月12日に予定していた米朝首脳会談を中止すると通告した。北朝鮮の最新発言の「強烈な怒りとあからさまな敵対心」を理由にしている。大統領は、世界が「永続的な平和の素晴らしい機会を失った」と書いた。

ホワイトハウスが発表した書簡でトランプ大統領は金委員長に、次のように書いた。

「シンガポールで6月12日に開催予定だった首脳会談は、双方が長く求めてきたもので、そのための最近の交渉や話し合いにあなたがかけてきた時間と忍耐と努力を、非常にありがたく思います。会談は北朝鮮が求めたものだと知らされていましたが、それは私たちにはまったく大事なことではありません。私は会談であなたとお会いするのをとても楽しみにしていました。残念ながら、あなたの最新発言が示した強烈な怒りとあからさまな敵対心を踏まえると、長く計画を重ねてきたこの会談を、現時点で実施するのは、不適切だと感じます。そのため、この書簡をもってシンガポール首脳会談は、双方の利益のために、ただしそれは世界の不利益ですが、実現しないとご理解ください。あなたは自分の核能力の話をしますが、我々のはあまりに巨大で強力なので、決して使わずに済むよう私は神に祈ります。

あなたとの間に素晴らしい対話が築かれつつあると感じていましたし、究極的に大事なのはその対話だけです。いつの日か、ぜひともお会いしたいと願っています。それまでの間、もうすでに家族と共にいる捕虜の解放に感謝します。あれは素晴らしい対応で、とてもありがたく思っています。

なにより大事なこの首脳会談について、もし考えが変わるようでしたら、ぜひ遠慮なく私に電話するなり手紙を書くなりしてください。世界と、そして特に北朝鮮は、永続的な平和と素晴らしい繁栄、そして富を得る、素晴らしい機会を失いました。この失われた機会は歴史において本当に悲しい瞬間です」

これに先駆けて24日には、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官、マイク・ペンス米副大統領を「愚か」、「政治的なまぬけ」などと非難。自分たちが米国に首脳会談の実施を「懇願」することはないし、外交が失敗した場合には「核による最終決戦」の可能性があると警告した。トランプ大統領は、崔外務次官のこの発言に反応したものと思われる。

ペンス副大統領は21日、金委員長が米国との取引に合意しなければ、北朝鮮は「リビア方式が終わったように終わるしかない」と発言していた。これは、2003年にリビアのカダフィ政権が制裁解除と引き換えに大量破壊兵器の開発放棄を約束し、国際機関の査察を受け入れた後、2011年に政権が崩壊し、最高指導者のカダフィ大佐が殺害された経緯を意味するものと広く受け止められた。

ロイター通信によるとホワイトハウス関係者は、ペンス副大統領に関する北朝鮮側の発言が「最後のわら」で、我慢の限界を超えたと話している。ただし、政府筋は「まだ開いている裏口はある」とも強調した。

トランプ大統領の書簡が発表される数時間前には、北朝鮮が北東部プンゲリ(豊渓里)にある国内唯一の核実験場で、坑道を爆破したと発表していた。現地入りしている米英韓中ロ5カ国の外国メディアが、大きな爆発を見たと伝えていた。ただし実験場は昨年9月の核実験で一部崩落し、すでに使えなくなっていたとも言われていた。

サミット中止への反応は

4月27日に金委員長と南北首脳会談を実施したばかりの韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、トランプ氏の発表を検討するため、安全保障担当の側近と協議に入った。

聯合通信によると、韓国大統領府の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は、「トランプ大統領の意図と、その正確な意味を把握しようとしている」と述べた。

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、首脳会談中止を「深く懸念している」とコメントし、「朝鮮半島の平和的かつ検証可能な非核化に向けた道筋を見出すため、双方には引き続き対話を継続するよう求める」と促した。

<解説> 外交はボロボロに――ジョナサン・マーカスBBC外交担当編集委員

トランプ政権は、首脳会談の準備に北朝鮮が十分に反応していなかったと主張する。そのため、たとえ首脳会談を実施しても前向きな結果が出たか疑わしいと。

では、これからどうなるのか。それが最大の問題だ。

首脳会談実施が決まる先駆けとなったのは、南北間の緊張緩和だった。しかしその前には、北朝鮮と米国の間でとんでもなく野放図な中傷が飛び交い、朝鮮半島における紛争再発の恐れが真剣に募っていたのだ。

これを機に北朝鮮は、長距離弾道ミサイルの実験を再開するのだろうか?  中傷合戦も再開するのか?  あるいは、何らかの外交プロセスが継続する可能性が、わずかながらでもあるのだろうか?

(英語記事 Trump cancels Kim summit amid North Korea ‘hostility

情報源:トランプ米大統領、米朝首脳会談の中止を通告 金委員長に書簡で(BBC News) – Yahoo!ニュース

情報源:トランプ米大統領、米朝首脳会談の中止を通告 金委員長に書簡で – BBCニュース



ふむ・・・
そして、裏で時間調整を進めて、突発的に会談しても驚かない。