史上最年少15歳9カ月! 藤井聡太“七段”が誕生 六段昇段からわずか3カ月

将棋の藤井聡太さん 15歳で七段に 最年少記録を61年ぶり更新

72手まで、藤井聡太の勝ち、規定により七段昇段。


この春、高校生棋士となった将棋の藤井聡太六段が18日の対局に勝って昇段の条件を満たし、15歳9か月の史上最年少で「七段」となりました。七段昇段の最年少記録の更新は61年ぶりです。

藤井聡太六段(15)は18日、大阪の関西将棋会館で「竜王ランキング戦」5組の準決勝に臨み、船江恒平六段(31)と対局しました。

午前10時に始まった対局は、中盤に入って互いに駒を打ち合うなかで藤井さんが次第に優勢となり、午後9時前、72手までで船江さんが投了しました。

これによって藤井さんは5組の中で2位以内となって竜王ランキング戦の2期連続の昇級が決まり、昇段の条件を満たして「七段」となりました。

おととし史上最年少で四段になって、プロ入りした藤井さんは、ことし2月に五段、六段と昇段を重ね、この4か月の間に3度の昇段を果たしたことになります。

日本将棋連盟によりますと、七段昇段のこれまでの最年少記録は、昭和32年に加藤一二三さんが達成した17歳3か月です。

現在15歳9か月の藤井さんは、加藤さんよりも1年6か月早く七段になり、最年少記録を61年ぶりに更新しました。

史上最年少15歳9カ月! 藤井聡太“七段”が誕生 六段昇段からわずか3カ月
史上最年少15歳9カ月! 藤井聡太“七段”が誕生 六段昇段からわずか3カ月

藤井さん「目の前の一局一局に打ち込んできた」

七段に昇段した藤井聡太さんは「ここまで速いペースで昇段できると思っていませんでしたが、目の前の一局一局に打ち込んできたことが、こういう形になって現れ、うれしく思います」と話していました。

驚異的な速さで昇段

日本将棋連盟によりますと、七段への昇段を果たした年齢は、戦後の記録では、去年現役を引退した加藤一二三さんが17歳3か月で、これまで最年少記録を保持してきました。

次いで、谷川浩司九段が18歳11か月、羽生善治二冠が20歳0か月、渡辺明棋王が21歳5か月となっています。

4人は、いずれも中学生のときにプロ入りを決め、その後トップ棋士に上り詰めていますが、藤井さんはこの4人と比べても驚異的な速さで昇段を重ねていることになります。

加藤一二三さん「見事の一字に尽きる」

これまで七段昇段の最年少記録を保持していた加藤一二三さんは「快進撃の末の史上最年少、史上最速での七段昇段、心よりお祝い申し上げます。15歳にして早くも高段者の域に達したことは見事の一字に尽きます。これからも、そのたぐいまれなる才能と豊かな探究心、絶えざる情熱をもって、いまだ誰もみたことのない景色をわれわれにみせてくれることを楽しみにしております」というコメントを出しました。

師匠 杉本昌隆七段は

師匠の杉本昌隆七段は、「ことしに入って3回目の昇段には感服します。結果を出し続ける強い棋士に対して敬意を表します。弟子に自分と同じ段位に追いつかれることは、師匠として大きな喜び。複雑な気持ちなど微塵もありません」と喜びを表しています。

勝因については「気持ちが前向きで終始攻めの姿勢を崩さなかったことです。一方、相手に角を打たせるなど攻め合いに持ち込む場面もありました。自陣近くに相手の駒を打たせるのは怖いので、選ばない棋士もいますが、彼は正面からいけると判断したのでしょう。緩急自在な指し回しでした」と分析しました。

そのうえで今後の指導について、「技術的にはトップクラスの棋士なので私が教えることはありませんが、まだ高校生なので将棋を第一に集中できる環境作りをしてあげたいと思います。これまで以上にほかの棋士にマークされていくことになりますが、期待に応えてほしいです」とエールを送っていました。

将棋界からの祝福コメント

藤井聡太さんが史上最年少で七段に昇段したことを受けて、祝福のコメントが寄せられています。

日本将棋連盟の佐藤康光会長は「年の初めは四段だったことを考えますと、過去に例を見ないスピードで、ただ驚くばかりです。内容も申し分なく見事のひと言に尽きます。さらなる飛躍を祈念いたします」とたたえています。

羽生善治二冠は「2月の六段昇段から3か月余りで七段昇段を達成されてそのスピードに驚がくさせられています。将棋の内容も積極的な動きが特徴で磨きがかかっていると思います。今後の更なる活躍を期待します」とコメントしています。

地元の愛知 瀬戸 歓声が沸き上がる

地元の愛知県瀬戸市では喜びの声が聞かれました。

「せと銀座通り商店街」では、これまでも藤井さんの対局ごとにシャッターに駒を貼り付けて大盤解説を行う企画を行っていて、18日も地元の人たちが集まって対局の行方を見守りました。午後9時前に藤井さんの勝利が決まると、歓声が沸き上がりました。

続いて、事前に準備していた「祝藤井聡太君七段昇段おめでとうごいます」と書かれた幕がアーケードの天井から吊されました。

シャッターの大盤解説を企画した商店街の飯島加奈さんは「途中、混戦になって対局の行方に注目していました。七段昇段なんて本当にすごいことだと思います。これからも応援していきます」とうれしそうに話していました。

また、日本将棋連盟の指導員で大盤解説を行った菅原秀雄さんは「七段はすごいことだし、さらに上を目指してほしい」とエールを送っていました。

藤井聡太さんの地元、愛知県瀬戸市の伊藤保徳市長は「心からお喜び申し上げます。瀬戸市における将棋文化の普及や藤井七段の応援に今後も取り組んでいきたいと思います。地元に明るい話題を提供してくれる藤井七段に敬意を表し感謝したいと思います」というコメントを出しました。


この春、高校生棋士となった将棋の藤井聡太六段が18日の対局に勝って昇段の条件を満たし、15歳9か月の史上最年少で「七段」となりました。七段昇段の最年少記録の更新は61年ぶりです。

藤井聡太六段(15)は18日、大阪の関西将棋会館で「竜王ランキング戦」5組の準決勝に臨み、船江恒平六段(31)と対局しました。

午前10時に始まった対局は、中盤に入って互いに駒を打ち合うなかで藤井さんが次第に優勢となり、午後9時前、72手までで船江さんが投了しました。

これによって藤井さんは5組の中で2位以内となって竜王ランキング戦の2期連続の昇級が決まり、昇段の条件を満たして「七段」となりました。

おととし史上最年少で四段になって、プロ入りした藤井さんは、ことし2月に五段、六段と昇段を重ね、この4か月の間に3度の昇段を果たしたことになります。

日本将棋連盟によりますと、七段昇段のこれまでの最年少記録は、昭和32年に加藤一二三さんが達成した17歳3か月です。

現在15歳9か月の藤井さんは、加藤さんよりも1年6か月早く七段になり、最年少記録を61年ぶりに更新しました。

藤井さん「目の前の一局一局に打ち込んできた」

七段に昇段した藤井聡太さんは「ここまで速いペースで昇段できると思っていませんでしたが、目の前の一局一局に打ち込んできたことが、こういう形になって現れ、うれしく思います」と話していました。

驚異的な速さで昇段

日本将棋連盟によりますと、七段への昇段を果たした年齢は、戦後の記録では、去年現役を引退した加藤一二三さんが17歳3か月で、これまで最年少記録を保持してきました。

次いで、谷川浩司九段が18歳11か月、羽生善治二冠が20歳0か月、渡辺明棋王が21歳5か月となっています。

4人は、いずれも中学生のときにプロ入りを決め、その後トップ棋士に上り詰めていますが、藤井さんはこの4人と比べても驚異的な速さで昇段を重ねていることになります。

加藤一二三さん「見事の一字に尽きる」

これまで七段昇段の最年少記録を保持していた加藤一二三さんは「快進撃の末の史上最年少、史上最速での七段昇段、心よりお祝い申し上げます。15歳にして早くも高段者の域に達したことは見事の一字に尽きます。これからも、そのたぐいまれなる才能と豊かな探究心、絶えざる情熱をもって、いまだ誰もみたことのない景色をわれわれにみせてくれることを楽しみにしております」というコメントを出しました。

将棋界からの祝福コメント

藤井聡太さんが史上最年少で七段に昇段したことを受けて、祝福のコメントが寄せられています。

日本将棋連盟の佐藤康光会長は「年の初めは四段だったことを考えますと、過去に例を見ないスピードで、ただ驚くばかりです。内容も申し分なく見事の一言に尽きます。さらなる飛躍を祈念いたします」とたたえています。

羽生善治二冠は「2月の六段昇段から3か月余りで七段昇段を達成されてそのスピードに驚愕させられています。将棋の内容も積極的な動きが特徴で磨きがかかっていると思います。今後の更なる活躍を期待します」とコメントしています。

また、藤井さんの師匠の杉本昌隆七段は「今年に入って3回目の昇段には感服します。結果を出し続ける強い棋士に対して敬意を表します。弟子に自分と同じ段位に追いつかれることは、師匠として大きな喜び。複雑な気持ちなど微塵もありません」と喜びを表しています。

情報源:将棋の藤井聡太さん 15歳で七段に 最年少記録を61年ぶり更新 | NHKニュース


将棋の最年少棋士・藤井聡太六段(15)が5月18日、竜王戦5組ランキング戦の準決勝で船江恒平六段(31)に勝利し、決勝進出を決めた。これで来期の4組昇級を決め、昨年に続く連続昇級。七段の昇段規定「六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級」をクリアし、史上最年少15歳9カ月での七段昇段を果たした。従来の記録は加藤一二三九段(78)の17歳3カ月。

史上最年少15歳9カ月! 藤井聡太“七段”が誕生 六段昇段からわずか3カ月
史上最年少15歳9カ月! 藤井聡太“七段”が誕生 六段昇段からわずか3カ月

藤井六段は、2016年10月に史上最年少の14歳2カ月で四段昇段、プロデビューを果たすと、今年2月には順位戦C級2組から1組への昇級を決めて五段に。そのわずか16日後には朝日杯将棋オープン戦で優勝し、六段に昇段していた。竜王戦のランキング戦連続昇級については、その間に段位の変更があっても継続されることになっている。

この日対戦した船江六段は、井上慶太九段(54)門下の棋士。過去に菅井竜也王位(25)、稲葉陽八段(29)が藤井六段に勝利していたことから“藤井キラー”とも呼ばれていた。藤井六段は今年度から高校進学したが、5戦5勝と高校無敗も継続した。

5組ランキング戦の決勝では石田直裕五段(29)と対戦。勝利すれば2年連続で本戦トーナメント出場が決まり、羽生善治竜王(47)への挑戦への道が続くことになる。また王座戦挑戦者決定トーナメントでも勝ち残っており、最年少でのタイトル挑戦、タイトル奪取の期待もかかる。

史上最年少15歳9カ月! 藤井聡太“七段”が誕生 六段昇段からわずか3カ月
史上最年少15歳9カ月! 藤井聡太“七段”が誕生 六段昇段からわずか3カ月

◆藤井聡太の昇段履歴 ※プロ入り後

2016年10月1日 四段
2018年2月1日 五段 順位戦C級2組から同1組へ昇級決定
2018年2月17日 六段 朝日杯将棋オープン戦優勝(五段昇段後全棋士参加棋戦優勝)
2018年5月18日 七段 竜王戦5組から4組に昇級決定(昨年に6組から5組に昇級/六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級)

◆最年少の昇段記録

四段 藤井聡太 14歳2カ月
五段 加藤一二三 15歳3カ月
六段 藤井聡太 15歳6カ月
七段 藤井聡太 15歳9カ月
八段 加藤一二三 18歳3カ月
九段 渡辺明 21歳7カ月

情報源:史上最年少15歳9カ月! 藤井聡太“七段”が誕生 六段昇段からわずか3カ月(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース

情報源:史上最年少15歳9カ月! 藤井聡太“七段”が誕生 六段昇段からわずか3カ月 | AbemaTIMES


将棋の加藤一二三九段(78)が、自身の記録を抜き史上最年少で七段に昇段した藤井聡太六段(15)に「さらなる高みを目指して自在に羽ばたいて」とエールを送った。

ひふみん・加藤一二三九段も藤井聡太“七段”誕生を祝福 最年少記録に「さらなる高みを目指して」
ひふみん・加藤一二三九段も藤井聡太“七段”誕生を祝福 最年少記録に「さらなる高みを目指して」

藤井六段はこの日、竜王戦5組ランキング戦の準決勝で船江恒平六段(31)と対局。勝利を収めるとともに、来期の4組昇級を決めた。2期連続の昇級となったことで、七段の昇段規定「六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級」をクリア。最年少の15歳9カ月で七段昇段を決めた。

この快挙に従来の記録17歳3カ月を持っていた加藤九段はTwitterを更新。「藤井聡太六段の史上最年少・史上最速での七段昇段達成の快挙を、61年前に同じ記録を持っていたものとして、心から讃えたいと思います。15歳にして既に一流の域に到達した実力を今後も存分に発揮して、さらなる高みを目指し自在に羽ばたいてほしいと願っております。おめでとう 祝 聡太!! 加藤一二三」と投稿した。

なお、各段位の最年少記録は藤井六段、加藤九段、渡辺明棋王の3人が保持している。

◆最年少の昇段記録

四段 藤井聡太 14歳2カ月
五段 加藤一二三 15歳3カ月
六段 藤井聡太 15歳6カ月
七段 藤井聡太 15歳9カ月
八段 加藤一二三 18歳3カ月
九段 渡辺明 21歳7カ月

情報源:ひふみん・加藤一二三九段も藤井聡太“七段”誕生を祝福 最年少記録に「さらなる高みを目指して」(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース

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将棋の最年少棋士・藤井聡太六段(15)が、5月18日に竜王戦5組ランキング戦の準決勝で船江恒平六段(31)に勝利し、決勝進出と来期の4組昇級を決めた。2期連続の昇級となったことで、七段の昇段規定「六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級」をクリア。最年少の15歳9カ月で七段昇段となった。数々の記録を打ち立てた藤井六段の快挙に、羽生善治竜王(47)は「そのスピードに驚愕されられています」とコメントを発表した。

藤井聡太七段が誕生 史上最年少記録更新に羽生善治竜王「スピードに驚愕されられています」
藤井聡太七段が誕生 史上最年少記録更新に羽生善治竜王「スピードに驚愕されられています」

◆関係者のコメント

日本将棋連盟会長・佐藤康光九段 最年少七段昇段、誠におめでとうございます。まだ年の初めは四段だったことを考えますと、過去に例を見ないスピードで、ただ驚くばかりです。内容も申し分なく見事の一言に尽きます。さらなる飛躍を祈念いたします。

羽生善治竜王 2月の六段昇段から3カ月あまりで七段昇段を達成されてそのスピードに驚愕させられています。将棋の内容も積極的な動きが特徴で磨きがかかっていると思います。今後の更なる活躍を期待します。

師匠・杉本昌隆七段 今年に入って3回目の昇段には感服します。結果を出し続ける強い棋士に対して敬意を表します。弟子に自分と同じ段位に追いつかれることは、師匠として大きな喜び。複雑な気持ちなど微塵もありません。

加藤一二三九段 快進撃の末の史上最年少、史上最速での七段昇段、心より御祝い申し上げます。15歳にして早くも高段者の域に達したことは見事の一字に尽きます。これからも、その類稀なる才能と豊かな探究心、絶えざる情熱を以て、いまだ誰もみたことのない景色を我々にみせてくれることを楽しみにしております。

情報源:藤井聡太七段が誕生 史上最年少記録更新に羽生善治竜王「スピードに驚愕されられています」(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース

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勝てば最年少での七段昇段が決まる竜王戦ランキング戦5組準決勝、先手・船江恒平六段の初手を見つめる藤井聡太六段(右)
勝てば最年少での七段昇段が決まる竜王戦ランキング戦5組準決勝、先手・船江恒平六段の初手を見つめる藤井聡太六段(右)

高校生プロ棋士・藤井聡太六段(15)が18日、大阪市内の関西将棋会館で行われた竜王戦ランキング戦5組準決勝で船江恒平六段(31)に72手で勝利。規定を満たして最年少(15歳9カ月)、プロ入りから最速(1年7カ月)で七段に昇段した。

七段昇段におけるこれまでの最年少、最速記録は、いずれも加藤一二三・九段(78)が持つ17歳3カ月、2年8カ月だった。藤井は16年10月に四段に昇段し、今年2月1日に五段に昇段、同17日に六段にスピード昇段した。

この日の相手は、これまで一度も勝てず“鬼門”となっていた苦手井上慶太九段(54)の一門の船江六段だったが、後手番で、角換わりから2筋で激しい攻防を展開。最後は一般棋戦2度優勝経験のある実力者を押し切った。

藤井は同組決勝で石田直裕五段(29)と対局する。

◆藤井 聡太(ふじい・そうた)2002年(平14)7月19日、愛知県瀬戸市生まれの15歳。杉本昌隆七段門下。5歳で祖父母から将棋を教わる。小4で奨励会入りし、16年9月までの三段リーグを1期で通過。同年10月1日に14歳2カ月で史上5人目の中学生プロ棋士となり、加藤一二三・九段が持っていた14歳7カ月の最年少記録を62年ぶりに塗り替えた。17年6月には公式戦連勝記録歴代単独1位の29連勝を達成。今年2月、棋戦最年少優勝を果たした。得意戦法は角換わり。名古屋大学教育学部付属高1年。

[ 2018年5月18日 20:58 ]

情報源:藤井聡太 最年少&最速七段昇段!“苦手一門”の船江六段下す(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井聡太 最年少&最速七段昇段!“苦手一門”の船江六段下す― スポニチ Sponichi Annex 芸能


将棋の竜王戦ランキング戦5組の準決勝で勝利し、史上最年少の15歳9カ月で昇段した藤井聡太七段=18日午後、大阪市の関西将棋会館
将棋の竜王戦ランキング戦5組の準決勝で勝利し、史上最年少の15歳9カ月で昇段した藤井聡太七段=18日午後、大阪市の関西将棋会館

最年少棋士の藤井聡太六段(15)が18日、大阪市の関西将棋会館で行われた竜王戦ランキング戦5組準決勝で船江恒平六段(31)を破り、同日付で七段昇段を果たした。本戦入りをかけた5組決勝は6月5日に行われる。

藤井新七段は、これまでの加藤一二三九段(78)が持っていた17歳3カ月での七段昇段記録を大幅に上回り、15歳9カ月で達成した。記録を破られた加藤九段は「15歳にして早くも高段者の域に達したことは見事の一字に尽きます」と祝福。「その類稀なる才能と豊かな探究心、絶えざる情熱を以て、いまだ誰もみたことのない景色を我々にみせてくれることを楽しみにしております」とエールを送った。

藤井七段が今年中にタイトルに挑戦する可能性があるのは竜王戦など3棋戦。王座戦ではすでに本戦ベスト8入りを決めており、7月にもタイトル挑戦者に決まる可能性が残っている。竜王戦はこの日の勝利でランキング戦で決勝に進出し、棋王戦も6月1日に予選決勝を行う。

情報源:藤井六段 史上最年少で七段昇段…加藤九段も祝福「見事」(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井六段 史上最年少で七段昇段…加藤九段も祝福「見事」/芸能/デイリースポーツ online


将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)六段(15)が18日、大阪市福島区の関西将棋会館での第31期竜王戦(読売新聞社主催)ランキング戦5組の準決勝で、船江恒平(ふなえこうへい)六段(31)に勝ち、七段昇段を決めた。日本将棋連盟によると、15歳9カ月での七段昇段は史上最年少記録。加藤一二三(ひふみ)・九段(78)の17歳3カ月で七段昇段の記録を61年ぶりに塗り替えた。

七段昇段がかかる対局で2手目を指す藤井聡太六段=2018年5月18日午前10時0分、大阪市福島区、水野義則撮影
七段昇段がかかる対局で2手目を指す藤井聡太六段=2018年5月18日午前10時0分、大阪市福島区、水野義則撮影

竜王戦のランキング戦は最上位の1組から6組まであり、各組の上位者の計11人が挑戦者決定トーナメント(本戦)に進む。成績優秀者は上位の組に昇級する。5組から4組への昇級は4人で、ランキング戦の決勝進出者2人は昇級できる。

この日は午後8時57分、72手で勝利し、藤井六段は4組への昇級を決め、2017年の5組への昇級と合わせて「六段昇段後、竜王ランキング戦で連続昇級」とする昇段規定を満たし、七段昇段を決めた。

藤井新七段は、プロ棋士養成機関「奨励会(しょうれいかい)」を経て、16年10月1日付で四段に昇ってプロデビュー。今年2月1日付で五段(名人戦・C級1組順位戦への昇級確定のため)、同17日付で六段(第11回朝日杯将棋オープン戦優勝のため)と、短期間で昇段を重ねていた。(佐藤圭司)

藤井聡太七段の昇段のあゆみ
藤井聡太七段の昇段のあゆみ

藤井聡太新七段の話

ここまで速いペースで昇段できるとは思っていなかった。目の前の一局一局に全力で打ち込んできたのが、昇段という形で表れたのは、うれしく思います。

情報源:藤井聡太六段、史上最年少で七段昇段 船江六段を下す(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井聡太六段、史上最年少で七段昇段 船江六段を下す:朝日新聞デジタル


記者の質問に答える藤井聡太七段=大阪市福島区の関西将棋会館で2018年5月18日午後9時2分、木葉健二撮影
記者の質問に答える藤井聡太七段=大阪市福島区の関西将棋会館で2018年5月18日午後9時2分、木葉健二撮影

将棋の藤井聡太六段(15)は18日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝で船江恒平六段(31)を破り、4組昇級を決めると共に、「連続昇級で昇段」の規定により同日付で七段に昇段した。史上最年少(15歳9カ月)で、中学生でプロになった過去5人の中でも最速の1年7カ月での到達となった。

藤井七段は2016年10月1日付でプロ入り(四段)し、今年2月1日、第76期名人戦順位戦C級2組無敗で五段に昇段。同月17日には第11回朝日杯将棋オープン戦で初優勝して六段に昇段した。在籍期間は五段が16日間、六段は90日間だった。

これまでの七段昇段最年少記録は加藤一二三九段(78)の17歳3カ月で、プロ入り後の到達期間は2年8カ月だった。条件の追加や変更で昇段規定に違いはあるものの、61年ぶりに中学生棋士の記録を1年以上短縮するスピード出世となった。【新土居仁昌】

◇こんなに速く、思っていなかった

藤井聡太七段の話 こんなに速いペースで昇段できるとは思っていなかった。目の前の一局一局に全力で打ち込んできたものが昇段という形で現れてうれしい。

情報源:<藤井六段>史上最年少で七段昇段 竜王戦連続昇級で(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井六段:史上最年少で七段昇段 竜王戦連続昇級で – 毎日新聞


中学生棋士の七段までの昇段年齢
中学生棋士の七段までの昇段年齢

高校1年の現役最年少将棋棋士、藤井聡太六段(15)が18日、第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝で勝利し、七段に昇段した。29連勝をはじめ、次々記録を塗り替えてきたが、七段昇段も最年少の新記録。年内にタイトル獲得の可能性がある棋戦も二つ残し、快進撃は止まりそうにない。

船江恒平六段(31)との準決勝は、角換わりと呼ばれる戦い。大胆かつ巧みな指し回しを見せた藤井七段が72手で勝ち、通算成績を76勝12敗とした。

七段昇段の年少記録は「中学生棋士」が上位を占める。プロ入りから4年3カ月、18歳11カ月で七段になった谷川浩司九段(56)は「私は21歳で名人を獲得したが、プロになってからトップ棋士のレベルに達するのに、早くて5年はかかる。しかし、藤井七段はこの1年で本当に強くなった。予想を超えている」と驚く。

一方、来月19日の名人戦順位戦C級1組1回戦で藤井七段と対戦する森下卓九段(51)は「プロはリスクの高い手を避ける傾向にあるが、リスクの高い手こそいい手になる可能性がある。70点の手では大負けはしないが、なかなか勝てない。藤井七段はリスクの高い手を選んで100点を目指している」と藤井将棋の強さを分析する。

タイトルホルダーの最年少記録は棋聖を獲得した屋敷伸之九段(46)の18歳6カ月。藤井七段はあと3連勝で秋に行われる王座戦の挑戦権を獲得する。また、竜王戦は次戦5組決勝の石田直裕五段(29)に勝てば2期連続の決勝トーナメント進出。挑戦者になって竜王を獲得すれば最年少で八段に昇段する。

藤井七段は終局後、「今は喜びにひたるというより、5組の決勝に向けて気を引き締めたい。王座戦に関してもこれから厳しい相手が続くので、挑戦は意識していない。少しでも上にいけるように頑張りたい」と浮かれたところはなかった。

船江六段は「こちらが考えていなかった手がいい手だった」と藤井七段の深い読みに感心していた。【新土居仁昌、丸山進】

◇達成スピードに驚がく

羽生善治竜王の話 六段昇段から3カ月あまりで七段昇段を達成され、そのスピードに驚がくさせられています。将棋の内容も積極的な動きが特徴で磨きがかかっていると思います。

◇見事の一語

加藤一二三九段の話 快進撃の末の史上最年少での七段昇段、心よりお祝い申し上げます。15歳にして早くも高段者の域に達したことは見事の一語に尽きます。これからも、いまだ誰も見たことのない景色を見せてくれることを楽しみにしております。

◇敬意を表します

師匠の杉本昌隆七段の話 今年に入って3回目の昇段には感服します。結果を出し続ける強い棋士に対して敬意を表します。弟子に同じ段位に追いつかれることは、師匠として大きな喜び。複雑な気持ちなどみじんもありません。


記者の質問に答える藤井聡太七段=大阪市福島区の関西将棋会館で2018年5月18日午後9時2分、木葉健二撮影
記者の質問に答える藤井聡太七段=大阪市福島区の関西将棋会館で2018年5月18日午後9時2分、木葉健二撮影

高校1年の現役最年少将棋棋士、藤井聡太六段(15)が18日、第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝で勝利し、七段に昇段した。29連勝をはじめ、次々記録を塗り替えてきたが、七段昇段も最年少の新記録。年内にタイトル獲得の可能性がある棋戦も二つ残し、快進撃は止まりそうにない。

船江恒平六段(31)との準決勝は、序盤から一手一手に神経を使う角換わりと呼ばれる戦い。大胆かつ巧みな指し回しを見せた藤井七段が72手で勝ち、通算成績を76勝12敗とした。

七段昇段の年少記録は「中学生棋士」が上位を占める。プロ入りから4年3カ月、18歳11カ月で七段になった谷川浩司九段(56)は「私は21歳で名人を獲得したが、プロになってからトップ棋士のレベルに達するのに、早くて5年はかかる。しかし、藤井七段はこの1年で本当に強くなった。予想を超えている」と驚く。

一方、来月19日の名人戦順位戦C級1組1回戦で藤井七段と対戦する森下卓九段(51)は「プロはリスクの高い手を避ける傾向にあるが、リスクの高い手こそいい手になる可能性がある。70点の手では大負けはしないが、なかなか勝てない。藤井七段はリスクの高い手を選んで100点を目指している」と藤井将棋の強さを分析する。

タイトルホルダーの最年少記録は棋聖を獲得した屋敷伸之九段(46)の18歳6カ月。藤井七段はあと3連勝で秋に行われる王座戦の挑戦権を獲得する。また、竜王戦は次戦5組決勝の石田直裕五段(29)に勝てば2期連続の決勝トーナメント進出。挑戦者になって竜王を獲得すれば最年少で八段に昇段する。【新土居仁昌、丸山進】

◇達成スピードに驚がく

羽生善治竜王の話 六段昇段から3カ月あまりで七段昇段を達成され、そのスピードに驚がくさせられています。将棋の内容も積極的な動きが特徴で磨きがかかっていると思います。

◇見事の一語

加藤一二三九段の話 快進撃の末の史上最年少での七段昇段、心よりお祝い申し上げます。15歳にして早くも高段者の域に達したことは見事の一語に尽きます。これからも、いまだ誰も見たことのない景色を見せてくれることを楽しみにしております。

◇敬意を表します

師匠の杉本昌隆七段の話 今年に入って3回目の昇段には感服します。結果を出し続ける強い棋士に対して敬意を表します。弟子に同じ段位に追いつかれることは、師匠として大きな喜び。複雑な気持ちなどみじんもありません。

情報源:<将棋>快進撃止まらず 藤井、最年少七段昇段(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:将棋:快進撃止まらず 藤井、最年少七段昇段 – 毎日新聞


  • 藤井聡太六段が18日の対局で勝利し、規定を満たして七段に昇段した
  • 史上最年少での七段昇段に「見事の一字に尽きます」と加藤一二三・九段
  • 羽生善治竜王は七段昇段までのスピードに「驚愕させられています」と延べた

高校生プロ棋士・藤井聡太六段(15)が18日、大阪市の関西将棋会館で行われた竜王戦ランキング戦5組準決勝で船江恒平六段(31)に勝ち、規定を満たして15歳9カ月の史上最年少で七段に昇段した。従来の年少記録、17歳3カ月を更新された加藤一二三・九段(78)ら先輩棋士が、昇段を祝福するコメントを寄せた。

▼加藤一二三・九段 快進撃の末の史上最年少、史上最速での七段昇段、心より御祝い申し上げます。15歳にして早くも高段者の域に達したことは見事の一字に尽きます。これからも、その類稀なる才能と豊かな探究心、絶えざる情熱を以て、いまだ誰もみたことのない景色を我々にみせてくれることを楽しみにしております。

▼日本将棋連盟会長・佐藤康光九段 最年少七段昇段、誠におめでとうございます。まだ年の初めは四段だったことを考えますと、過去に例を見ないスピードで、ただ驚くばかりです。内容も申し分なく見事の一言に尽きます。さらなる飛躍を祈念いたします。

▼羽生善治竜王 2月の六段昇段から3カ月あまりで七段昇段を達成されてそのスピードに驚愕させられています。将棋の内容も積極的な動きが特徴で磨きがかかっていると思います。今後の更なる活躍を期待します。

[ 2018年5月18日 21:08 ]

情報源:藤井七段誕生に称賛の声 加藤一二三・九段「見事の一字」羽生竜王「そのスピードに驚愕」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:井七段誕生に称賛の声 加藤一二三・九段「見事の一字」羽生竜王「そのスピードに驚愕」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


対局後、船江恒平六段(左)と感想戦を行う藤井聡太六段
対局後、船江恒平六段(左)と感想戦を行う藤井聡太六段

将棋の史上最年少棋士・藤井聡太六段(15)が18日、史上最年少15歳9か月での七段昇段を決めた。プロ入り(16年10月1日付)から1年7か月での到達は最速となる。「ここまで早く昇段できるとは思わなかった」と話した。

この日、大阪・関西将棋会館で指された第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝で、先手の船江恒平六段(31)を72手で破り、決勝に進出。これで4組への昇級が確定し、七段昇段規定の一つ「六段昇段後の竜王戦ランキング戦連続昇級」を達成した。師匠の杉本昌隆七段(49)に、段位で肩を並べ「なかなかすぐに実感が沸かないです」。

四段はもちろん、15歳6か月での五、六段の連続昇段に続く最年少記録で、加藤一二三・九段(78)が1957年4月に達成した17歳3か月での七段到達記録を61年ぶりに塗り替えた。

報道陣22社約50人が詰めかけた注目の対局。師匠の井上慶太九段(54)、同じ門下生の菅井竜也王位(26)、稲葉陽八段(29)が藤井六段に土をつけた“藤井キラー一門”の船江六段が相手だった。夕食休憩明け直後に船江六段が指した逆襲の一手に46分も長考したが、相手の攻めを受けきった後、余裕を持って相手玉に詰め寄った。

藤井・新七段は、来月5日の石田直裕五段(29)との決勝で勝てば、羽生善治竜王(47)への挑戦権を争う本戦に出場する。「非常に大切な一局になります」と気を引き締めた。

情報源:藤井聡太、史上最年少で七段昇段「ここまで早く昇段できるとは」ひふみんの記録61年ぶり更新(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井聡太、史上最年少で七段昇段「ここまで早く昇段できるとは」ひふみんの記録61年ぶり更新 : スポーツ報知


勝てば最年少での七段昇段が決まる竜王戦ランキング戦5組準決勝、先手・船江恒平六段の初手を見つめる藤井聡太六段(右)
勝てば最年少での七段昇段が決まる竜王戦ランキング戦5組準決勝、先手・船江恒平六段の初手を見つめる藤井聡太六段(右)

日本将棋連盟が定める七段の昇段規定は(1)竜王挑戦(2)竜王戦1組昇級(3)六段昇段後、竜王ランキング戦連続昇級または通算3回優勝(4)順位戦B級1組昇級(5)タイトル1期獲得(6)六段昇段後、全棋士参加棋戦優勝(7)六段昇段後、公式戦150勝の7つ。今回、藤井が該当したのは(3)の連続昇級だった。

次に気になるのは、八段にはどうすれば昇段できるか。規定では(1)竜王位1期獲得(2)順位戦A級昇級(3)七段昇段後、公式戦190勝、の3つがある。藤井が今年度中に八段になれる可能性があるのは事実上(1)のみだが、その道はかなり険しい。

まずは5組の決勝で勝って優勝。さらに、強者揃いの各組上位者11人による挑戦者決定トーナメントを勝ち抜き、商戦者の権利を獲得する。その上で例年10〜12月にかけて行われる七番勝負で、現タイトルホルダーの羽生善治竜王(47)を破ることが必要だ。

情報源:藤井七段誕生!最速七段昇格も…八段へは険しい道(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井七段誕生!最速七段昇格も…八段へは険しい道― スポニチ Sponichi Annex 芸能


勝てば最年少での七段昇段が決まる竜王戦ランキング戦5組準決勝の対局に挑む藤井聡太六段
勝てば最年少での七段昇段が決まる竜王戦ランキング戦5組準決勝の対局に挑む藤井聡太六段

高校生プロ棋士・藤井聡太六段(15)が18日、大阪市内の関西将棋会館で行われた竜王戦ランキング戦5組準決勝で船江恒平六段(31)に72手で勝利。規定を満たして最年少(15歳9カ月)、プロ入りから最速(1年7カ月)で七段に昇段した。

対局を生中継したAbemaTVの番組は230万視聴数を突破。高い注目を集めた。インターネット上でも将棋ファンが快挙達成に興奮。「藤井聡太七段おめでとうございます!」「15歳で七段は凄すぎる!」「昨年は四段だったのに」「六段だった期間、わずか3カ月って(笑い)」などの反響があった。

情報源:藤井聡太七段“爆誕”にネット興奮「凄すぎ!」「昨年は四段だったのに」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井聡太七段“爆誕”にネット興奮「凄すぎ!」「昨年は四段だったのに」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


5月18日(金)に関西将棋会館で行われた第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝。藤井聡太六段(15)が船江恒平六段(31)を破り、決勝戦へ駒を進めると同時に4組への昇級も決定しました。

左から、藤井聡太六段、船江恒平六段 (画像は【将棋】第31期竜王戦5組ランキング戦 船江恒平六段 vs 藤井聡太六段より)
左から、藤井聡太六段、船江恒平六段
(画像は【将棋】第31期竜王戦5組ランキング戦 船江恒平六段 vs 藤井聡太六段より)

史上最年少となる15歳9カ月で七段昇段

藤井六段は、日本将棋連盟が定める昇段規定の「六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級または通算3回優勝」の連続昇級を達成したことにより、史上最年少となる15歳9カ月で七段へ昇段し、加藤一二三九段の「17歳3カ月で七段昇段」という記録を1年6カ月更新しました。

七段昇段最年少ベスト5
七段昇段最年少ベスト5

八段への昇段条件は、「竜王位1期獲得」「順位戦A級昇級」「七段昇段後公式戦190勝」のいずれかとなっており、もしこのまま竜王戦を勝ち進みタイトルを取ることになれば、2018年内に八段昇段という可能性もあります。

棋界から祝福コメントも

棋界からは七段昇段を祝福するコメントも届いています。

日本将棋連盟会長・佐藤康光九段:
最年少七段昇段、誠におめでとうございます。まだ年の初めは四段だったことを考えますと、過去に例を見ないスピードで、ただ驚くばかりです。内容も申し分なく見事の一言に尽きます。さらなる飛躍を祈念いたします。

羽生善治竜王:
2月の六段昇段から3カ月あまりで七段昇段を達成されてそのスピードに驚愕させられています。将棋の内容も積極的な動きが特徴で磨きがかかっていると思います。今後の更なる活躍を期待します。

師匠・杉本昌隆七段:
今年に入って3回目の昇段には感服します。弟子に自分と同じ段位に追いつかれることは、師匠として大きな喜び。複雑な気持ちなど微塵もありません。結果を出し続ける強い棋士に対して敬意を表します。

加藤一二三九段:
快進撃の末の史上最年少、史上最速での七段昇段、心より御祝い申し上げます。15歳にして早くも高段者の域に達したことは見事の一字に尽きます。これからも、その類稀なる才能と豊かな探究心、絶えざる情熱を以て、いまだ誰もみたことのない景色を我々にみせてくれることを楽しみにしております。

七段昇段を祝福するコメントも
七段昇段を祝福するコメントも

情報源:藤井聡太六段が船江恒平六段を破り、史上最年少となる15歳9カ月で七段昇段を決める(羽生竜王らの祝福コメントも掲載)


藤井聡太六段が、第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝 船江恒平六段との対局に勝ち、竜王戦4組に昇級・七段に昇段しました。

「竜王ランキング戦連続昇級」による昇段となり、加藤一二三九段が17歳3ヵ月で樹立した最年少記録より18か月はやい15歳9か月での七段昇段となります。

昇段規定はこちら

藤井七段は2月に第76期順位戦C級2組全勝昇級により五段昇段、そこからわずか16日後の第11回朝日杯将棋オープン戦優勝により六段昇段を果たしており、今年に入って3度目の昇段となりました。

昇段日
2018年5月18日(金)
対局
第31期竜王戦5組ランキング戦
(対 船江恒平六段)
昇段理由
竜王ランキング戦連続昇級

関係者のコメント

佐藤康光

日本将棋連盟会長・佐藤康光九段
最年少七段昇段、誠におめでとうございます。まだ年の初めは四段だったことを考えますと、過去に例を見ないスピードで、ただ驚くばかりです。内容も申し分なく見事の一言に尽きます。さらなる飛躍を祈念いたします。

羽生善治

羽生善治竜王
2月の六段昇段から3カ月あまりで七段昇段を達成されてそのスピードに驚愕させられています。
将棋の内容も積極的な動きが特徴で磨きがかかっていると思います。今後の更なる活躍を期待します。

杉本昌隆

師匠・杉本昌隆七段
今年に入って3回目の昇段には感服します。結果を出し続ける強い棋士に対して敬意を表します。
弟子に自分と同じ段位に追いつかれることは、師匠として大きな喜び。複雑な気持ちなど微塵もありません。

加藤一二三

加藤一二三九段
快進撃の末の史上最年少、史上最速での七段昇段、心より御祝い申し上げます。15歳にして早くも高段者の域に達したことは見事の一字に尽きます。これからも、その類稀なる才能と豊かな探究心、絶えざる情熱を以て、いまだ誰もみたことのない景色を我々にみせてくれることを楽しみにしております。

情報源:藤井聡太六段が七段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟





第31期 竜王戦【5組】ランキング戦 船江恒平六段 対 藤井聡太六段 | AbemaTV(アベマTV)

勝てば史上最年少七段!藤井聡太六段が対局中/将棋・竜王戦5組ランキング戦 | AbemaTIMES


井上門下に初勝利。
昇段するタイミングが違うからな。
昔は、4月1日付で昇段だったっけ?


「将棋の藤井聡太さん 15歳で七段に 最年少記録を61年ぶり更新」への1件のフィードバック

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