福岡タクシー暴走3人死亡、「ブレーキ利かず」と無罪主張

福岡タクシー暴走3人死亡、「ブレーキ利かず」と無罪主張

イベントデータレコーダーは?


 福岡市博多区の病院に、おととし、タクシーが突っ込み10人が死傷した事故の初公判が開かれ、運転していた65歳の被告の男は「ブレーキが利かなかった」と無罪を主張しました。

この事故は、おととし12月、福岡市博多区の原三信病院にタクシーが突っ込み、はねられた遠藤一行さん(当時53)と花田盛幸さん(当時44)、妻の美佐代さん(当時44)の3人が死亡したほか、7人が負傷したものです。

過失運転致死傷の罪に問われている元タクシー運転手・松岡龍生被告(65)は10日の初公判で、「必死にブレーキを踏み続けたが、速度がどんどん上がった」などと述べ、無罪を主張しました。一方、検察側は冒頭陳述で、「運転記録装置には衝突の数秒前にアクセルを踏んだ形跡が残っていた」として、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と主張しました。

裁判には自動車メーカーの関係者らも出廷する予定で、運転ミスの有無が争点となります。

福岡タクシー暴走3人死亡、「ブレーキ利かず」と無罪主張
福岡タクシー暴走3人死亡、「ブレーキ利かず」と無罪主張

情報源:福岡タクシー暴走3人死亡、「ブレーキ利かず」と無罪主張(TBS系(JNN)) – Yahoo!ニュース

情報源:福岡タクシー暴走3人死亡、「ブレーキ利かず」と無罪主張 TBS NEWS


病院の1階ラウンジにタクシーが突っ込んだ事故現場=2016年12月3日
病院の1階ラウンジにタクシーが突っ込んだ事故現場=2016年12月3日

福岡市博多区の原三信病院に2016年12月3日、タクシーが突っ込み10人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた元運転手、松岡龍生被告(65)の初公判が10日、福岡地裁(平塚浩司裁判長)であった。松岡被告は「アクセルとブレーキを踏み間違えた事実はない」と述べ、無罪を主張した。

被告の運転ミスかどうかが争点。検察側は冒頭陳述で、松岡被告は病院から約300メートル離れた公園に止めていた車を数メートル前方に移動させて再停車しようとした際、ブレーキとアクセルを踏み間違え、ブレーキを踏んだつもりなのに加速したことでうろたえ、全開までペダルを踏み込んだことによって最終的に時速約86キロまで加速したと説明した。

車両に搭載された記録装置を解析した結果、事故直前の約5秒間、ブレーキが踏まれた形跡はなく、アクセルをわずかに加減していることから意識はあったと主張。事故直後、松岡被告は車を降り、病院職員の前で「ブレーキと踏み間違えた」とつぶやいたとし、事故後の車両のブレーキは正常に作動したと述べた。

一方、弁護側は、車を始動する際にわずかにアクセルを踏んだところ異常に加速し、ブレーキを踏んでも作動しなかったと主張した。国土交通省に同型車のアクセルやブレーキに関する不具合が多数報告されており「車に異常があった」と反論。記録装置も誤作動を起こしていたと述べた。松岡被告は「(異常な加速で慌てたため)事故直前は意識を完全に喪失し、事故を避ける余地は全くありませんでした」と述べた。

起訴状によると、松岡被告は運転操作を誤り病院に突入。病院の外にいた遠藤一行さん=当時(53)=と花田盛幸さん、美佐代さん夫妻=いずれも同(44)=をはねて死亡させ、院内にいた当時23~59歳の男女7人を負傷させたとされる。松岡被告は昨年2月に起訴され、同3月に保釈された。

=2018/05/10付 西日本新聞夕刊=

情報源:「ブレーキ利かなかった」被告が無罪主張 タクシー暴走3人死亡事故(西日本新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:「ブレーキ利かなかった」被告が無罪主張 タクシー暴走3人死亡事故|【西日本新聞】


福岡市博多区で2016年12月、タクシーを暴走させて原三信(はらさんしん)病院に突っ込み10人を死傷させたとして、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)罪に問われた元タクシー運転手の松岡龍生(たつお)被告(65)の初公判が10日、福岡地裁(平塚浩司裁判長)であった。松岡被告は「ブレーキが踏み込めなくなり、速度がどんどん増していった」と述べ、無罪を主張した。

検察側は冒頭陳述で、ブレーキやアクセルの操作状況を記録した「イベントデータレコーダー」(EDR)の解析結果などから、「松岡被告がブレーキと間違えてアクセルを踏み、タクシーを時速約86キロで暴走させた」と指摘。「踏み間違いに気付かないまま、慌ててアクセルを全開に踏み込んだ」とし、ブレーキ系統に異常は無かったと主張した。松岡被告が事故直後、病院職員の前で「ブレーキと踏み間違えた」などとつぶやいたとも述べた。

一方、松岡被告と弁護人は「車を止めようとブレーキペダルを踏んだが、鉄板を踏んでいるように全く踏み込めなくなった。衝突直前には意識を失った」と強調した。EDRが事故前の状況を正確に記録していなかった可能性も挙げた。

起訴状によると、松岡被告は16年12月3日午後5時ごろ、博多区の路上でタクシーを暴走させ、近くの原三信病院1階に突入。見舞いに来ていた同区の花田盛幸さん(当時44)と妻美佐代さん(同44)、入院患者の遠藤一行さん(同53)を死亡させ、男女7人に重軽傷を負わせたとされる。

検察側は、花田さん夫妻の娘について話した関係者の調書も読み上げた。事故当時小学生だった娘は、バスやタクシーに一人で乗れなくなり、「タイムマシンでお父さんとお母さんに(事故が起きることを)教えてあげたい」と周囲に話しているという。

2~6回目の公判は6月7日~10月4日に開かれ、その後は未定。現時点で車メーカー関係者ら12人の証人尋問が予定されている。(一條優太)

情報源:「ブレーキ踏み込めず」被告が無罪主張 暴走3人死亡(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

情報源:「ブレーキ踏み込めず」被告が無罪主張 暴走3人死亡:朝日新聞デジタル


福岡市博多区で平成28年、暴走したタクシーが病院に突っ込み、3人が死亡、7人が負傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた運転手、松岡龍生被告(65)は10日、福岡地裁(平塚浩司裁判長)の初公判で「ブレーキとアクセルの踏み間違えはない」と述べ、無罪を主張した。

事故原因が被告の運転ミスかどうかが争点。検察側は冒頭陳述で「踏み間違いに気付かないまま、慌ててアクセルを全開まで踏み、病院のガラスを打ち破って突入した」と指摘。タクシーの車体に物理的、電子的な異常はなかったとした。

弁護側は「ブレーキに不具合があった」と反論した。

起訴状によると、被告は28年12月3日午後5時ごろ、博多区の市道を走行中、時速約86キロで原三信病院1階ラウンジに突入。計3人を死なせ、ほか7人にけがをさせたとしている。

松岡被告は捜査段階で「ブレーキを踏んだが、利かなかった」と供述していた。

検察側は起訴前に精神鑑定を実施し、刑事責任能力を問えると判断、認知症などの持病もなく昨年2月に起訴した。被告は同3月に保釈された。

情報源:福岡のタクシー暴走で被告が無罪主張 病院突入10人死傷、福岡地裁初公判 – 産経WEST


3人死亡タクシー事故 無罪主張
3人死亡タクシー事故 無罪主張

おととし、福岡市の総合病院にタクシーが突っ込み、入院患者など3人が死亡、7人が重軽傷を負った事故で、過失運転致死傷の罪に問われている運転手の初公判が開かれ、被告は、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた事実はありません」と述べ無罪を主張しました。

おととし12月、福岡市博多区にある総合病院、「原三信病院」の1階のラウンジに個人タクシーが突っ込み、入院患者の遠藤一行さん(当時53)と、見舞いに来ていた花田盛幸さん(当時44)、妻の美佐代さん(当時44)の3人が死亡し、7人が重軽傷を負いました。

タクシーを運転していた福岡市の松岡龍生被告(65)はブレーキと間違えてアクセルペダルを踏み事故を起こしたとして過失運転致死傷の罪で起訴されています。

10日、福岡地方裁判所で開かれた初公判で、松岡被告は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた事実はなく、私の過失で車を暴走させた事実もありません」と述べ無罪を主張しました。

検察は、タクシーの運転記録装置にはアクセルペダルが踏まれていたことを示すデータが残っていたと主張した上で、「車を検証した結果、アクセルやブレーキには不具合はなかった。被告は事故直後、病院職員の前で、『ブレーキと踏み間違えた』などとつぶやいていた」と述べました。

一方、弁護士は「ブレーキペダルが踏み込めなくなっていて、車に問題があった。被告は、衝突の前に、恐怖で意識を失っていた」と主張しました。

今後の裁判では、自動車メーカーの関係者などが証人として証言することになっています。

情報源:3人死亡タクシー事故 無罪主張|NHK 福岡のニュース


ハンドル操作や、アクセル・ブレーキ操作の記録をするレコーダーって、搭載されてないの?