<登山届>アプリでスマートに 福島県が東北初導入 遭難時の早期救助期待 | 河北新報オンラインニュース

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コンパスの画面。地図をタッチして出発地や目的地を設定する
コンパスの画面。地図をタッチして出発地や目的地を設定する

登山客の遭難時の早期救助などに向け、福島県警は日本山岳ガイド協会(東京)と協定を結んだ。登山届を提出できる協会運用のスマートフォン用アプリ「コンパス」の情報を捜索に活用する。東北の県警や自治体で初の締結で、福島県警は「入山時に利用してほしい」と呼び掛ける。

コンパスは、登録者がアプリやウェブサイトで登山届を作成すると、共に登るメンバーやルート、緊急連絡先などが協定を結ぶ自治体や県警に共有される。下山予定の7時間後までに安否報告がないと、緊急連絡先にメールが届き、早期の捜索開始につなげられる。

福島県では昨年、55件62人の山岳遭難が発生。死者・行方不明者が9人、重軽傷者が25人に上った。このうち登山届の提出は10件にとどまっていた。

計画などを記す登山届は、地元自治体や警察にファクスや電子メールで提出する方法が主流で、登山口に専用ポストを置いている例もある。ただ必要性が十分に浸透せず、各県警や自治体で課題となってきた。

福島県内は日本百名山の会津駒ケ岳(2133メートル)磐梯山(1819メートル)などの名峰が数多い。5月に山開きを迎えるなど、本格的な登山シーズンが控える。

県警の橋本康地域部長は「遭難者と同じルートを通った人に連絡し、目撃情報を集められるなど、従来の登山届にないメリットもある」と訴えている。

[コンパス]正式名称は「山と自然ネットワーク コンパス」。日本山岳ガイド協会が2013年に運用を始め、利用登録者は約6万4000人。長野、山梨などの山岳県を中心に20道府県で捜索活動時の情報共有協定が締結されている。日本語以外に英語、ハングルなど5言語に対応。

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