「スパイダーマン」などのアメコミ原作者として知られるスタン・リーの血が盗まれ偽サイン本用に使用されたことが判明 – GIGAZINE

えぇ・・・


by Gage Skidmore

「スパイダーマン」「アイアンマン」「ドクター・ストレンジ」など数々のアメコミヒーローを生み出してきたことで知られるスタン・リー氏の血が盗まれていたことがわかりました。

Stan Lee’s Stolen Blood For Sale on ‘Black Panther’ Comic Books | TMZ.com
http://www.tmz.com/2018/04/05/stan-lee-stolen-blood-for-sale-black-panther-comic-books/

芸能ニュースなどを扱うTMZ.comによると、問題となったのは、ラスベガスにある「Marvel Avengers S.T.A.T.I.O.N.」で販売されていたスタン・リーのサイン入り「ブラックパンサー」。本には、サインがスタン・リー本人の人工DNAインキを使用したものであるという証明書も付属していました。人工DNAインキは、サイン本の偽造を防ぐために用いられているのですが、今回の件では、もとになったDNAが「盗まれた血」由来だったようです。

コミックイベントで本にサインを入れるスタン・リー

by Sue Lukenbaugh

「盗まれた血」は2017年10月に、スタン・リーの個人看護士によって抜かれたもの。看護士が独断で行ったわけではなく、スタン・リーのビジネスパートナーだった人物が「マーベルがスタン・リーから血液サンプルを抽出する事を許可した書類」を持参したため行ったことだったとのこと。最近になってスタン・リーの友人でありパートナーでもあるケヤ・モーガン氏が、この事実を示す書類を入手。悪どいビジネスの存在が明らかになりました。

販売されていたサイン入り「ブラックパンサー」は、青色インクのものが250ドル(約2万6700円)、金色インクのものが500ドル(約5万3400円)。「Marvel Avengers S.T.A.T.I.O.N.」はTMZ.comに対して、サイン本は公認業者であるはずのHands of Respect LLC、およびDLK Brand Consulting LLCから入手したもので、すでに販売は中止したと説明しています。

スタン・リー側ではすでにジョナサン・フロインド弁護士を雇い、訴訟準備と警察への連絡を済ませたとのこと。なお、「犯人」にはスタン・リーから30万ドル(約3200万円)のお金を盗んだ上に、スタンのお金で85万ドル(約9000万円)のコンドミニアムを購入した疑いもかかっています。

情報源:「スパイダーマン」などのアメコミ原作者として知られるスタン・リーの血が盗まれ偽サイン本用に使用されたことが判明 – GIGAZINE


マジかよ。