コーヒーの発がん性警告を LA裁判所、スタバなど販売者に命令 – 産経ニュース

真逆の意見が前に出てなかったっけ?


米ロサンゼルスの裁判所は30日までに、米コーヒーチェーン大手スターバックスなど販売業者に対し、コーヒーに発がん性成分が含まれているとの警告を表示すべきとの判断を下した。AP通信などが伝えた。健康被害があるとする原告側の非営利団体の主張を認めた。販売業者は上訴できるが、判決が確定すれば、カリフォルニア州でコーヒーを販売する場合、発がん性表示が義務付けられる。コーヒーに含まれるカフェインには健康効果があるとの研究報告もあり、判決は論争を呼びそうだ。

判決では「原告側はコーヒーの消費で胎児から大人まで危険性が増すとの証拠を示した。一方で被告側の医療専門家の証言は、因果関係に基づかない意見だった」と指摘した。

団体側は、発がん性が指摘される化学物質「アクリルアミド」が、コーヒー豆の焙煎で生じるとして、この化学物質を取り除くか、警告表示をするかのいずれかを求めていた。(共同)

情報源:コーヒーの発がん性警告を LA裁判所、スタバなど販売者に命令 – 産経ニュース


出典:ganmaga.jp
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コーヒーで癌リスクが半減する?

朝食にはトーストと一緒に・・・
仕事の合間に瞼が重たくなってきた時に・・・

コーヒーは日本人にとっては日本茶と同じくらい馴染の深い飲み物として定着しています。コーヒーはカフェインを多量に含むために子供や妊娠中の女性には害のある飲み物としても有名です。そういった情報から、コーヒーは飲み過ぎると身体に良くないのでは?という漠然としてイメージを持っている人も多いと思います。しかし近年の研究からコーヒーは肝臓ガンの予防に有効である事が明らかになっているのです。

コーヒーをほぼ毎日飲む人は、ほとんどコーヒーを飲まない人に比べて肝臓がんの発生リスクは半減する、さらに一日のコーヒー摂取量に比例して肝臓がんのリスクは減少傾向にある。国立ガン研究センターの研究チームがこのような研究データを発表して話題となっています。この研究チームリーダーである検診研究センター予防研究部長の津金昌一郎さんは主に、ガン対策で功績を残した個人や団体に贈られる「朝日がん大賞」の受賞経験もあるガン研究の第一人者です。今回紹介するコーヒーが肝臓がん予防になるという研究成果も受賞理由の一つなのだそう。この研究はおよそ10万人のモニターを対象に20年にわたる長期的な調査によって導き出されたデータです。そもそもこの研究がスタートした当初は、酒やタバコが身体に悪い事は周知の事実であり、そういった嗜好品、さらには食習慣と運動習慣がガンの発生率にどのくらい関わり影響を与えているか?をモニター調査によって統計、データにする事が目的だったそうです。

コーヒーを飲めば飲むほど軽減する肝臓がんのリスク

あくまで統計上のデータですが、コーヒーはある程度多く飲んでいる人のほうが、少量を飲んでいる人よりも発症リスクは軽減する傾向にあるようです。つまり一日一杯よりは、一日に二杯飲む人のほうが、それだけ肝臓がん発症のリスクは低い数値を示しているようです。

例えば、コーヒーを全く飲まない人の肝臓ガン発症リスクが1とします。
1日に一杯かそれ未満の人の発症リスクはおよそ0.7
1日に1~2杯のコーヒーを飲む人の発症リスクはおよそ0.5
1日3倍以上飲んでいる人も同様に0.5程度の発症リスクであるという数値が示されたそうです。

つまり1日2杯のコーヒーを飲む人は、コーヒーを全く飲まない人と比べて肝臓がんの発症リスクは半減するという認識でOKです。3杯以上飲んでもそれ以上の効果は薄いようです。むしろカフェインを多量に含んだ飲み物を暴飲するのは胃に負担をかける事になるので注意が必要です。

炎症を防ぐ効果のあるコーヒーは肝炎予防に貢献している?

コーヒーを常飲していると肝臓がんのリスクが減るというのはデータから読み取れる数値から明らかのようですが、ではそれがなぜなのかはまだ明らかになっておらず今後の課題となっています。コーヒーには炎症を和らげる作用がある事は昔からよく知られている事です。そのためコーヒーによって肝炎の進行を和らげる効果が働き、結果として肝臓がんのリスクを抑えているのではないかという仮説が唱えられています。

そしてコーヒーという飲み物特徴としては、クロロゲイン酸やポリフェノールをはじめ、抗酸化作用のある物質が多く含まれています。この抗酸化作用は肝臓のガン化を防ぐ働きがあるという事が動物実験により明らかになっています。そしてコーヒーのもう一つの特徴は多量に含まれるカフェインです。近年ではコーヒーは糖尿病予防にも効果があるとして注目されていますが、その作用を決定付けているのがカフェインではないかという推測が有力なようです。ちなみにコーヒーと同様にカフェインを多く含む飲み物に緑茶がありますが、調査によると緑茶を常飲していても肝臓がんのリスク軽減には結びつかなかったそうです。この事からもコーヒーによる肝臓ガン予防効果はカフェインによるものでは無いという事は確かなようです。

肝臓ガンにおける最も危険な因子は肝炎ウィルス

肝臓ガンを知る上でぜひ覚えておきたい事が肝炎ウィルスです。国内に限れば肝臓ガンを引き起こす肝細胞のおよそ8割がC型肝炎ウィルス、1割がB型肝炎ウィルスによって発症します。このため肝炎ウィルスは肝臓ガンを引き起こす危険因子として広く認知されています。この肝炎ウィルスは病院で簡単に検査する事が出来るので心配な人は一度検査を受けるといいでしょう。もし感染していた場合には肝硬変や肝臓がんのリスクが極めて高い事になるため専門医に相談するべきです。もっともこの肝炎ウィルスは日常生活の中で感染する可能性は極めて低いと思われます。医療業界に従事している場合には感染血液に触れる機会も多いためそれなりに感染率は高くはなります。以前大きな社会問題となった、C型肝炎ウィルスによる大規模な医療感染によって起きた被害者による国を相手取った訴訟問題は記憶に新しいですね。

近年増加する肝硬変

近年では慢性的なアルコールの摂取や、アルコールは一切飲まなくても肥満や糖尿病の増加による影響で脂肪肝を患う人が若年層を中心増加傾向にあります。若年層には肝炎ウィルスの感染リスクは大幅に減っていますが、上記のような生活習慣による要因で肝硬変を患い肝臓ガンに発展する傾向が強くなっているようです。今記事のようなコーヒーによる肝臓予防情報など読んで、それをきっかけに肝臓ガンに対する関心を深める機会となれば幸いです。

情報源:一日コーヒー1杯で肝臓ガンのリスクは半減!?



どっちだよ。