将棋・藤井聡太四段、羽生善治竜王以来の「部門四冠」キープへ対局中/王座戦一次予選

藤井聡太六段、中学生ラスト対局は飾れず… 年度勝数、勝率は歴代4位タイに

137手まで、井上九段の勝ち。


  • 28日の王将戦1次予選6組準々決勝で、藤井聡太六段は井上慶太九段に敗れた
  • 輝かしい成績を残した中学生棋士生活だったが、最終対局はほろ苦いものに
  • 高校進学後の初戦は4月5日、棋王戦予選で古森悠太四段と対戦する

将棋の中学生棋士・藤井聡太六段(15)が3月28日、王将戦一次予選で井上慶太九段(54)との対局に敗れ、中学生最後の対局を飾れなかった。公式戦の連勝は「16」でストップした。藤井六段が50代以上の棋士に敗れたのは、デビュー以来、今回が初。

2017年度の対局も今回で最後となった藤井六段は、同年度の各部門成績で他の棋士を圧倒。全棋士トップの73局、61勝(12敗)、勝率0.8456、29連勝(年度またぎ)で、史上最多の29連勝を筆頭に勝数、勝率では歴代4位タイにランクインした。各部門の歴代記録は以下のとおり。

◆対局数

89局 羽生善治 2000年度
88局 米長邦雄 1980年度
86局 谷川浩司 1985年度
86局 佐藤康光 2006年度
82局 中原誠 1982年度

73局 藤井聡太 2017年度

◆勝数

68勝 羽生善治 2000年度
64勝 羽生善治 1988年度
63勝 森内俊之 1991年度
61勝 羽生善治 1992年度
61勝 木村一基 2001年度
61勝 藤井聡太 2017年度

◆勝率

0.8545 中原誠 1967年度
0.8511 中村太地 2011年度
0.8364 羽生善治 1995年度
0.8356 木村一基 2001年度
0.8456 藤井聡太 2017年度

◆連勝数

29連勝 藤井聡太 2016~2017年度
28連勝 神谷広志 1986~1987年度
24連勝 丸山忠久 1994年度
22連勝 塚田泰明 1986年度
22連勝 羽生善治 1992年度
22連勝 山崎隆之 2002~2003年度

情報源:藤井聡太六段、中学生ラスト対局は飾れず… 年度勝数、勝率は歴代4位タイに (AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース

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藤井六段 中学生最後の対局で黒星 連勝は16で止まる
藤井六段 中学生最後の対局で黒星 連勝は16で止まる

来月から高校に進む将棋の藤井聡太六段が、中学生棋士として最後となった28日の対局に敗れて61勝12敗の成績で今年度の対局を終え、勝ち数と勝率はいずれも歴代4位タイとなりました。

藤井聡太六段(15)は、名古屋市内の中学校に通いながら最多連勝記録を30年ぶりに更新するなどの活躍を続け、去年4月からの今年度の記録で、対局数、勝ち数、勝率、連勝の4つの部門すべてで1位となることを決めています。

藤井六段は28日、大阪の関西将棋会館で、八大タイトルの1つ「王将戦」の予選に臨み、井上慶太九段(54)と対局しました。

藤井六段にとっては今年度の最終戦で、中学生棋士として最後の対局となります。
午前10時に始まった対局は、終盤、お互いに激しく攻め合う展開となって井上九段の攻めがつながり、午後6時ごろ137手までで藤井六段が投了しました。

この結果、藤井六段は61勝12敗の成績で、記録ずくめとなった今年度の対局を終えました。

また、ことし1月から続けてきた連勝は「16」で止まりました。

日本将棋連盟によりますと、勝ち数の「61」と勝率の8割3分5厘は、いずれも歴代4位タイに当たります。

「高校生棋士」としてさらなる活躍に期待

藤井六段は来月、高校に進学し、学業との両立を図りながら棋士生活を続けることになります。

これまでに予選を勝ち抜いて挑戦者決定トーナメントに進むことが決まっている「王座戦」などで、タイトル獲得への挑戦を続けるほか、順位戦では1つ上の「C級1組」でほかの棋士と争うことになります。

さらに、竜王戦のランキング戦で昇級を決めるなどの条件を満たせば、新年度のうちに七段に昇段する可能性もあり、「高校生棋士」としてのさらなる活躍が期待されます。

藤井六段「内容をしっかり反省したい」

対局を終えた藤井六段は「早い段階で形勢を損ねてしまい、感覚がつかめず、最後まで及びませんでした」と激戦を振り返りました。

また連勝が16で止まったことについては、「しかたがないかなと思います。内容をしっかり反省したいです」と答えていました。

そして今回が中学生棋士として最後の対局となったことについて感想を求められると、30秒ほど考えたあとで、「自分が思った以上の活躍ができたかなとは思っていますが、力が足りないところもあり、これからもしっかりやっていきたい」と話していました。

井上九段「終盤になって詰み方が見えた」

井上九段は「相手の一方的な将棋にならないように粘り強く指そうと心がけました。途中は苦しい形になりましたが、終盤になって詰み方が見え、勝てるかもしれないと思いました」と、藤井六段との初めての対局を振り返りました。

また藤井六段の今後について「将棋界が注目を浴びるようになり、これからも活躍してもらえればと思います」とエールを送っていました。

情報源:藤井六段 中学生最後の対局で黒星 連勝は16で止まる | NHKニュース


将棋の最年少棋士、藤井聡太六段(15)が28日、大阪市内の関西将棋会館で行われた王将戦1次予選6組準々決勝で、井上慶太九段(54)に137手で敗れた。

歴代最多の29連勝や一般棋戦優勝など輝かしい成績を残した1年半の中学生棋士生活だったが、その最終対局はほろ苦いものとなった。

高校に進学する新年度の初戦は4月5日、棋王戦予選で古森悠太四段(22)と対戦する。
[ 2018年3月28日 18:23 ]

情報源:藤井聡太六段 中学生最後の対局は黒星 王将戦1次予選6組準々決勝で54歳井上慶太九段に (スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井聡太六段 中学生最後の対局は黒星 王将戦1次予選6組準々決勝で54歳井上慶太九段に― スポニチ Sponichi Annex 芸能


対局を開始する藤井聡太六段(左)と井上慶太九段=28日午前、大阪市福島区の関西将棋会館(宮沢宗士郎撮影)
対局を開始する藤井聡太六段(左)と井上慶太九段=28日午前、大阪市福島区の関西将棋会館(宮沢宗士郎撮影)

将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)は28日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた王将戦1次予選3回戦で井上慶太九段(54)に137手で敗れ、「中学生棋士」としての最後の対局は黒星となった。連勝は16でストップした。

藤井六段は今年度の成績で対局数、勝数、勝率、連勝の記録4部門全てで1位独占がすでに確定。最終的な成績は対局数73、勝数61、勝率8割3分6厘、連勝29となった。

歴代記録では連勝が1位で、勝数は羽生善治棋聖(47)=竜王=と木村一基九段(44)と並ぶ4位。勝率も木村九段と並ぶ4位で、対局数を除く3部門で歴代記録ベスト10に入った。公式戦通算成績は71勝12敗となった。

藤井六段は昨年、将棋界初の29連勝を成し遂げ、今年2月には朝日杯将棋オープン戦本戦で第一人者の羽生棋聖らを破って一般棋戦優勝の最年少記録を達成した。

この日は後手番となった藤井六段は中盤までやや優勢とみられたが、終盤で井上九段の激しい攻めに押し切られた。

藤井六段が50代の棋士に敗れるのは初めて。井上九段は日本将棋連盟の常務理事を務め、藤井六段が公式戦で敗れた菅井竜也王位(25)、稲葉陽(あきら)八段(29)の師匠でもある。

終局後、藤井六段は「早い段階で形勢を損ねてしまった」と対局を振り返り、今年度について「自分が思った以上の活躍ができたが、本局のように力が足りないところもある。これからもしっかりやっていきたい」と話した。

井上九段は「対局を非常に楽しみにしていた。一方的にならないよう、粘り強く指した」と話した。

情報源:【将棋】17連勝ならず藤井聡太六段、中学生で最後の対局は黒星 王将戦予選で井上九段に敗れる…「早い段階で形勢を損ねてしまった」(1/2ページ) – 産経WEST


中学生最後の対局で敗れ、感想戦を行う藤井六段。右は対局者の井上九段=関西将棋会館(撮影・彦野公太朗)
中学生最後の対局で敗れ、感想戦を行う藤井六段。右は対局者の井上九段=関西将棋会館(撮影・彦野公太朗)

将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)は28日、大阪市の関西将棋会館で指された王将戦1次予選で井上慶太九段(54)に敗れた。2017年度は日本中を沸かせ、記録全4部門(対局数、勝率、勝利数、連勝)で1位に輝いた天才棋士だったが、中学生最後の対局を白星で飾れなかった。

これで、1月から続く連勝は16でストップした。同年度の成績は73対局、61勝12敗で8割3分6厘、29連勝(16~17年度)。歴代記録では最多連勝のほか、勝率は4位タイ(1位は中原誠16世名人の8割5分5厘)、勝利数も4位タイ(1位は羽生善治二冠の68勝)と対局数を除く3部門で、ベスト10内に入る抜群の成績を残した。

藤井六段は20日に中学校を卒業したが、3月末までは中学生。4月から高校に進学する。

情報源:藤井六段、中学生最後の対局飾れず 井上九段に敗れる/将棋 – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)


中学生として最終対局に臨んだ藤井聡太六段(撮影・松浦隆司)
中学生として最終対局に臨んだ藤井聡太六段(撮影・松浦隆司)

将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)は28日、大阪市の関西将棋会館で指された王将戦1次予選で井上慶太九段(54)に敗れた。2017年度は日本中を沸かせ、記録全4部門(対局数、勝率、勝利数、連勝)で1位に輝いた天才棋士だったが、中学生最後の対局を白星で飾れなかった。

これで、1月から続く連勝は16でストップした。同年度の成績は73対局、61勝12敗で8割3分6厘、29連勝(16~17年度)。歴代記録では最多連勝のほか、勝率は4位タイ(1位は中原誠16世名人の8割5分5厘)、勝利数も4位タイ(1位は羽生善治二冠の68勝)と対局数を除く3部門で、ベスト10内に入る抜群の成績を残した。

藤井六段は昨年6月、最多連勝記録を樹立。今年2月には羽生二冠を破るなどして棋戦初優勝し、中学生初の六段に昇段した。

年少記録を次々と塗り替える藤井六段の次の目標は初タイトルの奪取となる。タイトル獲得の最年少記録は、屋敷伸之九段が1990年の棋聖戦で達成した18歳6カ月。

タイトル戦は8つで、予選が始まり年内に挑戦者となる可能性があるのは竜王戦、王座戦、棋王戦の3棋戦。特に王座戦では22日、16人が出場する本戦トーナメントに勝ち進んでおり、4連勝すれば、中村太地王座への挑戦者となる。

藤井六段は20日に中学校を卒業したが、3月末までは中学生。4月から高校に進学する。(共同)

情報源:藤井聡太六段が黒星、中学生最後の対局で連勝止まる – 社会 : 日刊スポーツ


井上慶太九段(右)と対局する藤井聡太六段=関西将棋会館
井上慶太九段(右)と対局する藤井聡太六段=関西将棋会館

最年少棋士の藤井聡太六段(15)が28日、大阪市の関西将棋会館で行われた王将戦一次予選で、井上慶太九段(54)に137手で破れた。この日は中学生として最後の公式戦だったが、白星とはならなかった。

藤井六段は対局を振り返り、「早い段階で形勢を損ねてしまった。どう受けるかという将棋で、最後まで少し及ばなかった」と説明。この日まで16連勝を続けていたが、連勝が途切れたことには「仕方のないこと」と冷静に話し、「まずは内容をしっかり反省したい」とした。

藤井六段は勝率などの記録で年度4冠が確定している。デビュー以来の29連勝などで大きく注目されたが、これまでの歩みについて「自分が思った以上に活躍できた。本局のように力が足りないところもあったので、これからもしっかり頑張りたいと思います」と語っていた。

なお、今年度の藤井六段の通算成績は、61勝12敗。

情報源:藤井六段 中学生最後の公式戦は黒星…「内容をしっかり反省したい」 (デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井六段 中学生最後の公式戦は黒星…「内容をしっかり反省したい」/芸能/デイリースポーツ online


井上慶太九段に敗れ、ハンカチを手に盤面を見つめる藤井聡太六段
井上慶太九段に敗れ、ハンカチを手に盤面を見つめる藤井聡太六段

将棋界の史上最年少棋士・藤井聡太六段(15)が28日、大阪市福島区の関西将棋会館での王将戦1次予選で、先手の井上慶太九段(54)に137手で敗れ、中学生ラスト対局は白星で飾れなかった。

藤井六段にとってはこの日は2017年度の最終対局でもあった。勝数は61のままで、1992年度の羽生善治竜王(47)、01年度の木村一基九段(44)と並ぶ歴代単独4位。勝率は、その年度の木村九段(61勝12敗、約8割3分6厘)と同じ数字で4位タイとなった。すでに連勝(29連勝=16年度からまたぐ歴代1位)、対局数(73=歴代十傑圏外)は制している。

公式戦は16連勝でストップ。ここで勝って、高校生最初の対局で2018年度の始動戦(4月5日、棋王戦・古森悠太四段戦)も飾れば18連勝で、連勝記録が“年度またぎ”になっていたが、仕切り直しとなった。藤井六段は「仕方がないこと。内容を反省したい」と話した。

井上九段とは初手合い。持ち時間は各3時間だが、41分間の長考が2度あり、1分将棋で時間とも戦う苦しい展開。96年に7冠を達成したばかりの羽生竜王にすぐに土を付け、“羽生7冠を初めて倒した棋士”と呼ばれたベテランに逆転を許した。

情報源:藤井聡太六段が中学生ラスト対局を飾れず…公式戦連勝は16でストップ (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井聡太六段が中学生ラスト対局を飾れず…公式戦連勝は16でストップ : スポーツ報知


井上慶太九段に敗れた後、対局を振り返る藤井聡太六段=大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影
井上慶太九段に敗れた後、対局を振り返る藤井聡太六段=大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

最年少で六段に昇った将棋のプロ棋士、藤井聡太(そうた)六段(15)が28日、大阪市福島区の関西将棋会館での第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の一次予選で、井上慶太九段(54)に137手で敗れた。連勝は16で止まった。藤井六段にとって2017年度の最終戦を白星で飾ることはできなかった。

藤井六段の17年度の記録は73対局、61勝12敗、勝率8割3分6厘、29連勝となった。将棋界の記録4部門(対局数、勝ち数、勝率、連勝)の今年度の1位独占は、すでに決まっていた。

藤井聡太六段に勝った井上慶太九段=大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影
藤井聡太六段に勝った井上慶太九段=大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

年度別の歴代記録(日本将棋連盟調べ)と比べると、73という対局数は歴代10位以下だが、61勝という勝ち数は歴代4位(1位は羽生善治竜王が2000年度に記録した68勝、2位は羽生竜王が1988年度に記録した64勝、3位は森内俊之九段が1991年度に記録した63勝)、8割3分6厘という勝率は歴代同率4位(1位は中原誠十六世名人が1967年度に記録した8割5分5厘、2位は中村太地王座が2011年度に記録した8割5分1厘、3位は羽生竜王が1995年度に記録した8割3分6厘、同率4位は木村一基九段が2001年度に記録した8割3分6厘)。自らが2016年12月のデビュー戦から記録した29連勝は歴代1位。

午前10時に始まった対局は午後6時に終局した。終局後、藤井六段は報道陣の取材に応じ、「初めて指した形で、ちょっと感覚がつかめていなかった。早い段階で形勢を損ねてしまった」と反省。連勝が止まったことについては、「仕方が無いことかな、と思います。まずは、(本局の)内容の方をしっかり反省したい」と述べた。

井上慶太九段(手前左)に敗れた直後、対局を振り返る藤井聡太六段(手前右)=大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影
井上慶太九段(手前左)に敗れた直後、対局を振り返る藤井聡太六段(手前右)=大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

中学生として最後の対局だったことについて問われると、「自分が思った以上の活躍が出来たかなと思っていますが、本局のように力が足りないところもあったので、これからも、しっかり、やっていかなければ、というふうに思います」と応じた。「自分への通信簿は何点?」という質問に対しては、「今の段階でこれまでの結果に対しての評価はまだ早い。まだまだ実力をつける時期だと思っているので、結果に対しての評価は控えたい」と答えた。

これに対し、勝った井上九段は「一方的な将棋にならないように粘り強く指そうと思っていた。(藤井六段の将棋は)手厚く、腰が重い」と話した。井上九段は兵庫県加古川市在住。谷川浩司九段(55)の弟弟子にあたる。名人挑戦権を争うA級順位戦に3期在籍した関西のベテラン。現在は日本将棋連盟の常務理事も務めている。

藤井聡太六段(手前背中)を破った井上慶太九段(中央)=大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影
藤井聡太六段(手前背中)を破った井上慶太九段(中央)=大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

将棋の王将戦は、8大タイトル戦の一つ。全棋士が参加。一次予選、二次予選をトーナメントで行い、勝ち上がり者とシード棋士4人でリーグ戦を行う。王将とリーグ優勝者が例年、1~3月に七番勝負を行う。現在のタイトルホルダーは久保利明王将(42)。(佐藤圭司)

情報源:藤井六段の連勝ストップ 中学生最後の対局は飾れず (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井六段の連勝ストップ 中学生最後の対局は飾れず:朝日新聞デジタル


将棋の最年少棋士、藤井聡太六段(15)は28日、大阪市福島区の関西将棋会館であった第68期王将戦1次予選3回戦で井上慶太九段(54)に負け、継続中だった連勝は16でストップした。今年度最後の対局で、既に全部門1位を確定させている最終成績は73対局で61勝12敗、勝率8割3分6厘、連勝数29(2016年12月~17年6月)。中学2年のデビュー戦以来の通算成績は71勝12敗となった。

将棋は矢倉戦になり、終盤の攻め合いを井上九段が137手で制した。藤井六段が50代以上の棋士に負けたのは初めて。

藤井六段は中学2年だった2016年12月のデビュー戦に勝利すると、そのまま29連勝の歴代最多連勝記録を樹立。先月には朝日杯将棋オープン戦で羽生善治竜王(47)らを破って63年ぶりに最年少優勝記録を更新(15歳6カ月)すると共に中学生初の六段に昇段した。今後も屋敷伸之九段(46)の最年少タイトル(18歳6カ月で棋聖獲得)や、谷川浩司九段(55)の最年少名人(21歳2カ月)などの記録更新がなるか注目される。

中学生最後の対局を終えた藤井六段は「思った以上の活躍はできた。しかし本局のように力が足りないところもあったので、これからもしっかりやっていかなければ」と話した。【新土居仁昌】

情報源:<将棋>藤井六段、井上九段に敗れる 連勝16で止まる (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:将棋:藤井六段、井上九段に敗れる 連勝16で止まる – 毎日新聞


将棋の最年少棋士の藤井聡太六段(15)が28日、大阪市内で指された第68期王将戦1次予選で井上慶太九段(54)に負け、中学生棋士として最後の対局を飾れなかった。

連勝も16でストップした。今年度の成績は61勝12敗。対局数、勝数、勝率(8割3分6厘)、連勝数(29)の4部門でトップを独占した。

藤井六段は「(中学生棋士としてこれまで)思った以上の活躍ができたが、本局のように力が足りないところがあるので、これからもしっかりやっていきたい」と話した。

情報源:中学生最後の対局は黒星=将棋・藤井六段 (時事通信) – Yahoo!ニュース

情報源:中学生最後の対局は黒星=将棋・藤井六段:時事ドットコム


今年度の最終局で井上慶太九段(左)に敗れ、疲れた表情をみせる藤井聡太六段(大阪市福島区の関西将棋会館で)
今年度の最終局で井上慶太九段(左)に敗れ、疲れた表情をみせる藤井聡太六段(大阪市福島区の関西将棋会館で)

将棋の藤井聡太六段(15)は28日、大阪市の関西将棋会館での王将戦予選で井上慶太九段(54)に137手で敗れた。「中学生棋士」としての最後の対局は黒星で、連勝も16で止まった。

これにより、藤井六段の2017年度の成績は61勝12敗で確定した。対局数(73)、勝利数(61、歴代4位タイ)、勝率(8割3分5厘6毛、同4位タイ)、連勝(29、同1位=2016年度からの継続)の「記録4部門」でのトップ独占は、史上最年少で実質デビュー年度では初めての快挙だ。

この日、ベテラン・井上九段の巧みな駒さばきに逆転負けを喫した藤井六段は終局後、「(17年度は)思った以上の活躍ができたが、本局のように力が足りないところもあったので、これからもしっかりやっていきたい」と話した。

情報源:藤井六段、中学生最後は黒星…連勝16で止まる (読売新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井六段、中学生最後は黒星…連勝16で止まる : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


王将戦1次予選で井上慶太九段に敗れ、対局を振り返る藤井聡太六段=28日午後、大阪市の関西将棋会館
王将戦1次予選で井上慶太九段に敗れ、対局を振り返る藤井聡太六段=28日午後、大阪市の関西将棋会館

将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)は28日、大阪市の関西将棋会館で指された王将戦1次予選で井上慶太九段(54)に敗れた。中学生最後の対局を白星で飾れず、1月から続く連勝は16でストップしたが、2017年度は記録全4部門(対局数、勝率、勝利数、連勝)で1位を達成。勝率は73対局、61勝12敗の8割3分6厘と、歴代4位タイ(1位は中原誠16世名人の8割5分5厘)の記録を残した。

勝利数も4位タイ(1位は羽生善治二冠の68勝)と、対局数を除く3部門でベスト10内に入った。16~17年度にかけては歴代最多の29連勝を記録した。

情報源:藤井六段、勝率歴代4位 記録4部門首位、中学最後の対局 – 共同通信


将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)は28日、大阪市の関西将棋会館で指された王将戦1次予選で井上慶太九段(54)に敗れた。中学生最後の対局を白星で飾れず、1月から続く連勝は16でストップした。

王将戦1次予選で井上慶太九段に敗れ、対局を振り返る藤井聡太六段(28日、大阪市)=共同
王将戦1次予選で井上慶太九段に敗れ、対局を振り返る藤井聡太六段(28日、大阪市)=共同

しかし、2017年度は記録全4部門(対局数、勝率、勝利数、連勝)で1位を達成。勝率は73対局、61勝12敗の8割3分6厘と、歴代4位タイ(1位は中原誠十六世名人の8割5分5厘)の記録を残した。勝利数も4位タイ(1位は羽生善治二冠の68勝)と、対局数を除く3部門でベスト10内に入った。

28日は相手の巧妙な指し回しに屈し、137手までで投了。「形勢を損ねてしまい最後まで及ばなかった」と悔しさをにじませた。1年間について「思っていた以上の活躍ができたが、本局のように力が足りないのでしっかりやっていきたい」と前向きに話した。

藤井六段は今年2月に羽生二冠を破るなどして棋戦初優勝し、中学生初の六段に昇段した。次の目標は初タイトルの奪取となる。

8つあるタイトル戦のうち、予選が始まり年内に挑戦者となる可能性があるのは竜王戦、王座戦、棋王戦の3棋戦。特に王座戦では16人が出場する本戦トーナメントに勝ち進んでおり、4連勝すれば、中村太地王座への挑戦者となる。〔共同〕

情報源:将棋・藤井六段、中学生最後の対局は黒星 「形勢損ねた」:日本経済新聞





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今期最後は黒星か・・・


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