「教授を魅了した大地の結晶」 鉱物コレクション最後の展示会

「教授を魅了した大地の結晶」 鉱物コレクション最後の展示会

広島三越7階、三越ギャラリーにて開催中。


亡き広島大学教授の鉱物コレクションの展示会が、全国21か所を巡回し、締めくくりとして広島市で開かれています。

この展示会には、教授の遺志を継いだ妻の思いがありました。

広島市中区の広島三越で20日始まった展示会、その名も「教授を魅了した大地の結晶(はな)」です。

展示されている100点あまりの鉱物は、広島大学大学院の元教授で9年前に病気で亡くなった北川隆司さんのコレクションです。

「びっくりするほどきれい。珍しいものを見せてもらい、感謝しています」
(孫を連れた女性)

小学4年生の女の子は、中国のヒマラヤ山脈で採れた水晶が印象に残ったようでした。

「すごくきれいな石で、人工物に見えたけど自然のものだったのでびっくりした」
(小学4年女児)

コレクションは、5年前から全国21か所で巡回展示していて、今回がしめくくりです。

巡回展に協力してきた国立科学博物館の研究者も訪れ、客の質問に答えていました。

「これだけのものを集めている博物館は、日本ではなかなかない」
(国立科学博物館・宮脇律郎地学研究部長)

日本を代表する博物館の研究者も、その造形美に魅せられていました。

「例えばこの金ぴかな黄鉄鉱、サイコロのような形ですが、実は人が磨いて作ったものではなくて、自然でこういう形ができる。三角形になる場合もある。美しさと不思議さというのが、見る人を魅了するのですね」
(宮脇部長)

「巡回展示を企画したのは、北川さんの妻・花岡ふさえさんです。そこには、2つの思いがあったということです」
(記者)

「子どもたち中心に見てほしいと思ったのがスタート。21回も見て頂いて、また広島でも見て頂けたことを報告できるかと」
(花岡ふさえさん)

思いの1つは、夫の遺志を継ぐことです。

5年前に北川さんの自宅を取材した際には、陳列ケースが所狭しと並び、その中に鉱物が収められていました。

その数、2千点あまり。

北川さんの専門は、地すべりの原因となる鉱物の研究でしたが、趣味できれいな鉱物を収集していました。

時には、ふさえさんも同行しました。

大きな黒曜石は、マイカーで夫婦2人長野県までドライブした時に買ったものです。

時にはブラジルなど海外にも足を運びました。

「若かったなと思いますね。彼はいつもお金がないって言ってました。例えばジーパンが破れても、ジーパンはいいから、そのお金があったらくれないかと言われるくらい」
(花岡ふさえさん)

北川さんは多くの人に、コレクションを見てもらうため定年後に喫茶店を開く計画でした。

ところが50代半ばでがんを患い、叶わぬ夢となりました。

そこでふさえさんが考えたのが全国巡回展でした。

当初5か所の予定でしたが、どこも大勢の客で賑わう盛況となり、開催個所は21か所に増えました。

もう1つの思いは、この巡回展示を最後にコレクションを手放す決断をしたことです。

「定期的に人に見てもらえたり、研究活動にも利用してもらえたりと、役に立ててもらえればと思う。何とか広島に形を残したいとは考えています」
(花岡ふさえさん)

新たな活躍の場を探すことになった「大地の結晶(だいちのはな)」たち。

最後の展示会は25日まで開かれます。

情報源:「教授を魅了した大地の結晶」 鉱物コレクション最後の展示会 (RCC中国放送) – Yahoo!ニュース

情報源:「教授を魅了した大地の結晶」 鉱物コレクション最後の展示会


へぇ・・・

催し物カレンダー | 広島三越 | 三越 店舗情報


「「教授を魅了した大地の結晶」 鉱物コレクション最後の展示会」への1件のフィードバック

コメントは停止中です。