背信・森友文書:麻生氏、ぶれる説明 改ざん疑い「報告受けず」 「佐川氏は引責」慌てて訂正 – 毎日新聞

はぁ・・・


衆院財務金融委員会で、森友学園を巡る決裁文書の改ざん問題について陳謝し頭を下げる財務省の太田充理財局長(右)を見つめる麻生太郎財務相(左)=国会内で2018年3月16日午前9時3分、川田雅浩撮影
衆院財務金融委員会で、森友学園を巡る決裁文書の改ざん問題について陳謝し頭を下げる財務省の太田充理財局長(右)を見つめる麻生太郎財務相(左)=国会内で2018年3月16日午前9時3分、川田雅浩撮影

学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題で、野党は国会審議に復帰した16日、さっそく麻生太郎副総理兼財務相や財務官僚を追及した。いつ改ざんの可能性を知ったのか、なぜ改ざんしたのかなどについて同省の説明はぶれ、むしろ疑問は増える一方だ。安倍晋三首相が出席する19日の参院予算委員会集中審議を控え、安倍政権の混迷はさらに深まっている。

「(文書を)書き換えたという事実の責任を取ったということだ」。麻生氏が16日の閣議後会見で、財務省理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官の辞任理由をこう語った後、慌てて訂正する場面があった。麻生氏は、佐川氏が辞任した9日には改ざんの事実を確認していなかったと説明してきた。

「改ざんを知った上で佐川氏を辞めさせたのか」とさらに記者から問われ、麻生氏は「いやそれは」などと困惑した後、「その段階で(改ざんだったと)報告を受けていませんから。あり得るかもしれないとは思いましたけど、確信があったわけではありませんよ」と軌道修正した。

そもそも財務省は、国土交通省から5日に改ざん前の文書の写しを受け取っており、その時点で改ざんの疑いを把握していた。この日の国会審議では、麻生氏がいつ改ざんを知ったのかが焦点になった。

太田充理財局長は衆院財務金融委員会で、麻生氏には「全てまとめて11日に報告した」とし、麻生氏自身も国交省の5日の「疑い」情報について「特段報告は受けていない」と語った。しかし首相と菅義偉官房長官は6日に報告を受けており、野党は「なぜ5日に報告しなかったのか」とただした。太田氏は直接質問に答えず、「真摯(しんし)に受け止めたい」と繰り返した。

政権幹部のうち財務省トップの麻生氏にだけ11日まで報告がなかった、というストーリーは不自然さが否めない。ただ一方で「佐川氏が辞めた9日の時点では、麻生氏は改ざんを知らなかった」という、もう一つのストーリーとは一致している。

一方、麻生氏は16日の審議で、佐川氏が「国会対応に丁寧さを欠き、審議の混乱を招いた」ため、減給20%3カ月の懲戒処分にしたと改めて説明した。

麻生氏はこの日も、改ざんについて「私や妻が関わっていたら、首相も議員も辞める」という昨年2月の首相答弁をそんたくしたとの見方を打ち消した。

太田氏は、首相の妻昭恵氏らの記述が削除されたことを挙げ、「(当時の)答弁や将来の答弁を気にして、非常にこと細かく書き換えられている」と指摘。首相答弁は直接改ざんにつながっていないとしたが、「政府全体の答弁は気にしていたと思う」と付け加えた。共産党の辰巳孝太郎氏は「首相の答弁と整合性を取るためだったことを否定しないんですね」と念を押した。【大久保渉、水脇友輔】

原本は一転「本省に」
野党が特に問題視している文書の電子データが、財務本省に保管されていたことも判明した。財務省の太田充理財局長は15、16両日の参院審議で、改ざんされる前の文書14件のうち1件が、実は省庁の電子決裁システムに記録されていたと明かした。本省が決裁したため、コンピューター上で文書を改ざんしても、改ざん前のデータが残る仕組みだったという。

データが残っていたのは2015年4月30日付の決裁文書で、森友学園に売却を前提に国有地を貸し付ける「特例処理」の承認を申請したもの。改ざん後の文書では「安倍昭恵首相夫人から『良い土地ですから、前に進めてください』とのお言葉をいただいた」という籠池泰典前理事長の発言や、首相や麻生氏ら多くの政治家に関する記述が削除されていた。太田氏はデータが保存されていたことについて「正直に言うと、今回の調査の過程で知った」と陳謝したが、説明の信用性は大きく揺らいだ。

財務省はこれまで野党のヒアリングなどで、改ざん前の文書について「職員のパソコンの個人フォルダーの中にあった」などとしていた。また、12日に改ざんの事実を公表する前の8日には「原本は大阪地検に提出しており、近畿財務局にあるコピーはこれが全てだ」と、既に開示済みの文書を国会へ提出。野党の猛反発を招いていた。

一方、他の文書13件は全て近畿財務局が決裁したもので、太田氏は同省が改ざん後のものしか持っていない、と改めて説明。だが野党は「それならどうやって改ざん前の文書を確認したのか」と追及し、太田氏は「(原本は)紙や電子データで財務局職員が個人的に持っていた」「最終的には地検でコピーをもらって確認した」などと釈明に追われた。【光田宗義】

官邸報告も不透明

首相官邸が文書が改ざんされた疑いがあると事前に把握していたことも、一連の問題の不透明感を深めている。石井啓一国土交通相は16日の会見で、省内にあった財務省の文書が「書き換え前のものの可能性がある」と5日午前に杉田和博官房副長官に電話で伝えたと説明。しかしその情報から、官邸が改ざんをどの程度確信したのかは不明だ。野党側は「その時に『改ざんの可能性がある』と言うべきだった」(民進党の白真勲氏)と疑問視した。

国交省は官邸に口頭で報告した後、5日午後に文書の写しを財務省へ提供。官邸幹部は「国交省の報告はその時点では不確かな情報だった。内容をよく理解する必要があった」と語る。だが同じころの参院予算委で、首相は改ざん疑惑について「全くあずかり知らず答えようがない」と否定。杉田氏が首相や菅氏に報告したのは翌6日で、官邸内の情報伝達に約1日間の時間差が生じていた。

報告を受けた首相はそれ以降の国会で、疑惑について「早期に説明できるよう財務省を挙げて最大限努力をしてほしい」などと答弁するにとどめた。ただ、6~15日は大半の野党が国会審議を欠席しており、首相が詳しい説明を要求される場面も少なかった。

元警察官僚の杉田氏は危機管理の専門家だが、5日から6日の間に政権を揺るがしかねない情報の確認をどこまで進めたのかは不透明だ。改ざんが濃厚になっていた場合、首相や菅氏が「ほぼ分かっていた」(野党議員)ことになる。逆にあいまいなまま首相に報告していたなら、官邸の分析能力が問われかねない。

国交省の報告を明かさなかったことに関し、菅氏は16日の参院予算委で「(最終確認前に)不確実なことを言うのは控えるべきだ」と釈明した。だが立憲民主党の辻元清美国対委員長は「(政府内の説明が)バラバラだ」と納得せず、杉田氏の国会出席を求める考えを示した。【遠藤修平】


おわび

17日朝刊「麻生氏ぶれる説明」の記事で、佐川宣寿前国税庁長官処分に関して財務省の矢野康治官房長が「麻生氏から指示され、書き換えの可能性を含めて『決裁文書を国会提出した時の担当局長だった』ことも処分の理由にした」と答弁したとありますが、麻生氏が指示したのは決裁文書書き換えについての調査で処分の理由を起案したのは財務省事務当局でした。衆院財務金融委員会での官房長答弁の確認が不十分でした。

「改ざんの疑いを事前に聞かされていなかったはずの麻生氏が、なぜ『改ざんの可能性も含めた処分』を指示したのか。また新たな疑問が浮上した」の部分は削除します。おわびして訂正します。

情報源:背信・森友文書:麻生氏、ぶれる説明 改ざん疑い「報告受けず」 「佐川氏は引責」慌てて訂正 – 毎日新聞


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