auとソフバン「4月からテザリング500円」の是非 | 知ってトクするモバイルライフ | 石野純也 | 毎日新聞「経済プレミア」

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スマホをWi-Fiルーターなどと同じように利用するテザリング機能
スマホをWi-Fiルーターなどと同じように利用するテザリング機能

auとソフトバンクが、4月から一部料金プランでテザリングを有料化する。一方NTTドコモは無料を継続。なぜこのような違いが出てきているのか。ケータイジャーナリストの石野純也さんが解説する。【毎日新聞経済プレミア】

◇最初の1000円は「根拠が不明」の声

テザリングとは、スマートフォンの通信をWi-Fiなどで他の機器に分け与える機能のこと。タブレットやパソコンなど通信機能がWi-Fiしかない機器を、外出先などでネットにつなぐときに使う。各社ともネット接続用のWi-Fiルーターを販売しているが、テザリングはスマホをWi-Fiルーターにする機能といえる。

料金はau、ソフトバンクともに月500円。auは、昨年導入した、使ったデータ容量に応じて料金が変わる「auピタットプラン」や、月20ギガバイト(GB)か30GBの二つから選べる「auフラットプラン」が有料化の対象。ソフトバンクは20GB以上のデータ定額プランでのテザリングが500円になる。

一方、NTTドコモも大容量プランに限りテザリングを有料化しているが、4月以降も無期限のキャンペーンという形で無料を継続する。

テザリング料金の問題は、大容量プラン導入時にさかのぼる。ソフトバンクが20GB、30GBのデータ定額を開始した際に、同プランでのテザリング料金を1000円に設定。同時に、この料金は、キャンペーンという形で無料にしていた。ドコモやauも、ソフトバンクに追随し、テザリング料金を1000円としていた。

ところが、この料金に対して「根拠が不明」「高い」などと利用者から批判が殺到。1000円という値付けの理由を問われたKDDIの田中孝司社長が「深く考えていなかった」と語り、見直しを示唆したうえで、有料化を延期した。ソフトバンクもこうした声を受け、テザリング利用料を500円に改定し、無料キャンペーンの期間を延ばしている。

対するドコモは、この時点で有料化の無期限延期を発表。キャンペーンというただし書きはつくが、事実上、従来と変わらず無料になった。

◇使わない人は解約を忘れずに

auとソフトバンクのテザリング料金が500円になるのは、この無料キャンペーンが3月31日で終わってしまうためだ。auは、キャンペーン終了に合わせて料金をソフトバンクと同じ500円に値下げしたが、テザリング料金自体は廃止しなかった。無料での提供を続けるドコモと対応が分かれた格好だ。

テザリングは便利な機能だが、使わない人にとっては意味がない。無料だからという理由でとりあえずオプションに加入しているauやソフトバンクの利用者は、4月になる前に、忘れずに解約しておいた方がいい。

そもそも、テザリングはネットワークではなく、端末側に搭載された機能だ。そのため、テザリングへの課金を前提に端末を作っていないと、通信事業者側からはスマホの通信なのか、テザリングの通信なのかを見分けるのは難しい。

ドコモは、通信事業者の仕様を入れずに販売しているSIMフリー端末にネットワークを開放している。またワイモバイル、その他格安スマホ事業者はテザリングに料金がかからないが、それは課金が難しいという事情もある。

◇auとソフトバンクの再考に期待

本来、自分が契約したデータ容量をどんなペースで、何に使うかは、利用者が自由に決められるべきだ。テザリング料金が設定されると、利用者にとっては、自分が選んだデータ容量の用途が制限されてしまうことになりかねない。確かに複数の機器をつなげば、データ容量は増えがちになるが、テザリングでなくても、一気に数ギガバイトを消費することはある。

au、ソフトバンクともに当初の1000円から値下げしてはいるが、テザリングにお金がかかること自体が不可思議だといえる。世界的に見ても、テザリングに料金を取る通信事業者はまれで、利用者には受け入れられにくいだろう。auとソフトバンクが再考することを期待したい。

情報源:<テザリング>auとソフトバンクが「4月から500円」に (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:auとソフバン「4月からテザリング500円」の是非 | 知ってトクするモバイルライフ | 石野純也 | 毎日新聞「経済プレミア」


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