“ジョンナム氏を後継に画策し粛清“ 中朝関係悪化の発端に

“ジョンナム氏を後継に画策し粛清“ 中朝関係悪化の発端に | NHKニュース

ふむ・・・


かつて緊密だった中国と北朝鮮の関係が現在のように悪化するようになったのは、北朝鮮のナンバー・ツーとされたチャン・ソンテク氏が、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の兄のジョンナム(金正男)氏を最高指導者に就かせようと画策し、中国側の密告によって粛清されたことがきっかけとなったことが明らかになりました。

中国政府の関係者がNHKに対して明らかにしたところによりますと、北朝鮮のキム・ジョンイル(金正日)総書記が死去してから8か月たった2012年8月、当時、北朝鮮のナンバー・ツーとされ、キム・ジョンウン委員長の叔父にあたるチャン・ソンテク氏が、北京で中国の胡錦涛国家主席と会談した際、「ジョンイル氏の後継にはキム・ジョンナム氏を就かせたい」という意向をひそかに伝えたということです。

これに対し、胡主席がどのように応じたのかはわかっていませんが、この密談の内容は中国の最高指導部のメンバーだった周永康・元政治局常務委員が、翌2013年初めにキム・ジョンウン氏に密告し、ジョンウン氏のげきりんに触れたチャン氏は、2013年12月に国家反逆罪などで処刑されました。

これについて、北朝鮮側は、中国の指導部が北朝鮮の国内に政権転覆の動きがあることを知りながら阻止しようとしなかったとして不信感を抱いたということです。一方、中国側も、北朝鮮が中国とのパイプ役であるチャン氏の粛清に踏み切ったうえ、その後も中国側の呼びかけを無視するかたちで核・ミサイル開発を進め、行動をエスカレートさせてきたことに不信感を募らせてきました。

中国と北朝鮮は、かつては緊密な関係にありましたが、キム・ジョンウン氏が最高指導者となったあと、一度も首脳会談が行われず、現在のように関係が悪化するようになったのは、北朝鮮の後継者問題をめぐるチャン氏の画策がきっかけとなり、双方が不信感を募らせてきたことが要因であることが明らかになりました。

専門家「核・ミサイルの問題でも距離ますます大きく」

北朝鮮のナンバー・ツーとされたチャン・ソンテク氏が、キム・ジョンイル総書記の後継者にキム・ジョンナム氏を就かせたいという意向を中国側に伝えたとされることについて、中朝関係に詳しい南山大学の平岩俊司教授は、NHKの取材に対し、「キム・ジョンウン委員長よりもジョンナム氏の方が扱いやすいという思いがあったのかもしれない。チャン氏は、キム・ジョンイル総書記からジョンウン氏の後見人に指名されて、かなり自分の権力を過信していたということが言える」と述べました。

また、チャン氏がその後、北朝鮮で国家反逆罪などで処刑され、中朝関係が悪化した状態が続いていることについて平岩教授は、「今回の事件は事実だとすれば、北朝鮮の中国に対する不信感を募らせるきっかけになったのだろうし、逆に中国も、北朝鮮への不信感を募らせるきっかけになったわけで、結果的に中朝関係が構造的に悪くなっていくきっかけになったと言える」と指摘しました。

そのうえで平岩教授は、「お互いの不信感が積み重なった結果、核・ミサイルの問題においても、中国と北朝鮮の間の距離もますます大きくなっていると思う」と述べました。

情報源:“ジョンナム氏を後継に画策し粛清“ 中朝関係悪化の発端に | NHKニュース


はぁ・・・