「はれのひ」 去年12月で追加融資受けられず 責任問う声も

「はれのひ」 去年12月で追加融資受けられず 責任問う声も | NHKニュース

はぁ・・・


横浜市の晴れ着業者「はれのひ」が経営破綻した問題で、この会社は、去年12月の時点で金融機関からの追加の融資が受けられなくなっていたことがわかり、新成人や元従業員からはこの時点でことしの成人式の対応を見直すべきだったと、責任を問う声があがっています。

晴れ着の販売などを行っていた横浜市の「はれのひ」が、ことしの成人の日を前に突然休業し、晴れ着を着られない新成人が相次いだ問題では、先月26日に「はれのひ」の破産手続きの開始が決定され、会社に保管されていた振り袖の返却が進められています。

「はれのひ」の篠崎洋一郎社長は、経営破綻の経緯について、去年4月に支払いが滞ったことで商品が入らなくなり、経営が立ちゆかなくなると意識し、10月中旬には、今回の事態が想定されたとして、金融機関への融資の依頼を始めたと説明しています。

その後、12月中旬まで新規の注文を取り続けていた一方で、下旬には金融機関からの追加の融資が受けられなくなっていたことがわかりました。

これに対し、被害にあった新成人や元従業員からは、振り袖だけでも当日までに返したり、ほかの業者に支援を求めたりするなど、この時点でことしの成人式への対応を見直すべきだったと、責任を問う声が上がっています。

篠崎社長は「ぎりぎりまで交渉を続けていた」と釈明していて、警察は複数の元従業員らから話を聞くなどして財務状況などを調べています。

破産管財人への電話 約420件

「はれのひ」が経営破綻した問題では、先月29日から会社に保管されていた振り袖の返却が進められています。

会社には、契約済みの振り袖、およそ1000着が保管されていて、このうち全額を支払い終えた購入分は返却の対象となり、すでにことしの成人式向けの数十着が発送されました。

また、破産管財人による専用電話には、1日までにおよそ420件の相談が寄せられていて、来年以降の成人式に向けて振り袖を契約した人からの「いつ届くのか」といった相談が多いということです。

このほか、事前に撮影した写真に関する問い合わせも多く、今後、写真やデータも返却していくということです。

一方、振り袖とセットになっていた小物の一部や卒業式用のはかまは、誰のものか特定が難しく返却できないとしています。

また、レンタル契約は返却の対象外となっていますが、新成人たちなどは「レンタル代の返金が難しくても着物は発送してほしい」という要望があることから、破産管財人の弁護士は今後、対応を検討することにしています。

振り袖戻った女性「当日に着たかった」

ことしの成人の日に「はれのひ」から振り袖が届かない被害にあった横浜市の会社員、竹内好恵(20)さんの元に、先月30日に振り袖が戻りました。

返却されたのは、竹内さんが「はれのひ」からおよそ45万円で購入した青を基調とした振り袖と、写真撮影のために預けていた母親の着物です。

届いた振り袖を見て竹内さんは「とりあえず着物が戻ってきてよかったです。とても、きれいです。改めて見るとなおさら当日に着たかったなと思います。着物が会社にあったのなら成人式の前に返してほしかったです」と話しました。

そして、先月26日に会見した「はれのひ」の社長に対し「隠れていたつもりはないと言っていましたが、本当に心から思っているのかなと。社長が出てくるのが遅かったですが、本来ならすぐに出てきて謝るのが筋ではないかと思います」と対応を批判しました。

そのうえで「善意で成人式を改めて開こうとしてくれる動きはすごくありがたいですが、やはり『成人の日』に出たかった気持ちが強いです。いちばん好きな振り袖を着て、きれいな姿で友達や親やいろいろな人と写真を撮りたかったです。一生に一度の成人式を壊されたのはやはり許せないです」と話していました。

元従業員「疑問を感じる」

成人の日を前に突然休業した横浜市にある晴れ着の販売などを行う会社、「はれのひ」の元従業員がNHKの取材に応じ、社長が記者会見で「ぎりぎりまで交渉していた」などと発言していることについて、「対応できなくなることは早くから分かっていたはずで、疑問を感じる」と述べました。

「はれのひ」の篠崎洋一郎社長は、先月26日に開いた記者会見で、「成人式当日に対応できなくなるおそれについては一切考えず、ぎりぎりまでいろんな方面に交渉を続けていた。対応できないとなったのは前日だった」という内容の発言をしています。

これについて、数年前まで勤務していた元従業員は、「成人式に向けて、例年、前の年の12月下旬には、従業員に対し、前日に泊まるホテルを割りふったり、当日の集合時間や場所を周知したりしていた。多くの新成人に対応するため、あらかじめ十分な準備が必要だった」と話しています。

この一方で、最近まで働いていた複数の人から聞いた話では、横浜の店舗では従業員が相次いで辞めるなどして12月にはほとんどいなくなったということで、元従業員は「対応できなくなることは早くから分かっていたはずで、疑問を感じる」と述べました。

元従業員は、「もっと早い時点で難しいと判断し助けを求めていれば、ほかの業者で成人式当日をどうにかする手立てもあったはずだ。そうした行動もとらず、どうしていいか分からないままぎりぎりまで準備しようと思っていたという話は違和感がある。大事な日をつぶしてしまったことを理解しておらず、無責任だ」と話しています。

情報源:「はれのひ」 去年12月で追加融資受けられず 責任問う声も | NHKニュース


ふむ・・・