老朽化デゴイチ、解体の危機…譲渡先決まらず : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

鉄道博物館があるだろ。


由布市が譲渡先を探している蒸気機関車

大分県由布市湯布院町の湯布院中央児童・チビッコ公園にある「D51型蒸気機関車」(愛称・デゴイチ)について、所有する市が無償での譲渡先を探している。

老朽化した車両の管理に費用がかかるのが理由だが、多額の移送費がネックとなり譲渡先は決まっていない。安全面から放置するわけにもいかず、市は対応に頭を痛めている。

市によると、デゴイチは全長約20メートル、高さ約4メートルで総重量約80トン。1944年に製造され、70年代に運行を終えた後、85年から公園内に設置されている。長らくJR九州が所有していたが昨年3月、市に無償譲渡された。

地域住民や県内の鉄道愛好家が周辺の草取りなどをしてきたが、ここ数年は車体にさび止めや塗装などの補修が施されたことはなく、製造から70年以上が経過した車体は所々で塗装がはがれ、腐食による穴も多数開いている。

市の試算では雨風をしのぐ屋根を設置したり、塗装し直したりすると約1000万円はかかるという。市は、公園内にある鉄道用信号や線路も含め、市のホームページや広報誌などで譲渡先を募集することを決定。昨年9~10月末に募集した際、10件ほどの問い合わせがあったものの、最終的な応募はなく、引き取り手は決まらなかった。

年間約300両の車両の移送を手がける「アチハ」(大阪市)によると、SLの場合、車輪の台車部分とボイラー部分を切り離す作業のほか、特殊クレーンやトレーラーなどが必要で、由布市~大分市間を移送する場合、1000万円以上はかかるという。

市は、車両を5年間は展示することなどを譲渡の条件とし、引き続き譲渡先を探しているが、このまま引き取り手が見つからない場合は、安全面から解体処分することも検討するという。市建設課は「日本の産業発展を支えた価値のある車両なので、保存に協力してほしい」と話している。

問い合わせは同課都市計画・景観係(097・582・1273)へ。(坂口尊洸)

情報源:老朽化デゴイチ、解体の危機…譲渡先決まらず : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


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