【平昌五輪】とことんスポーツを政治利用する北朝鮮…韓国の20代は冷めた視線

ふむ・・・


2月9日の平昌五輪開幕まで2週間余り。20人以上の選手の競技参加や大規模応援団の派遣が正式に決まり、大会における北朝鮮の存在感が日増しに大きくなってきた。政治色を前面に押し出した国際大会参加の歴史や選手強化方針の変遷からは、金正恩朝鮮労働党委員長ら北朝鮮指導部の政治利用戦略が浮かび上がってくる。

重点競技に絞り選手強化を行ってきた北朝鮮が、成績の低迷する種目でも国際大会への参加を増やす姿勢に転換し、競技力全体の底上げを図っている。平昌五輪には「メダル争いの圏外」(AP通信)とされる3競技10種目の22人の派遣を決定。国際社会の制裁圧力が強まる中、スポーツを利用した交流チャンネルの拡大を狙っている。

今回の五輪で、唯一自力で出場権を獲得したのがフィギュアスケート(ペア)のリョム・テオク、キム・ジュシク組だ。2人は昨季の世界選手権に初出場し、15位と健闘。昨年9月に五輪出場を決めた後、期限までに参加の意思を示していなかったが、追加が認められた。日本人選手も指導を受けるカナダ人コーチに師事するなどして実力を伸ばすが、メダル争いに加わらないとの見方が大勢を占める。

一方、他の出場選手は国際社会で主だった実績がない。クロスカントリー男子15キロに出場する2選手は、昨年4月にロシアで開かれた国際大会(10キロ)で、参加92人中90位と92位だった。ショートトラックに出場する2選手は、国際スケート連盟公式サイトの選手紹介欄にも掲載されていない。

北朝鮮が得意とする競技の共通点は、装備などでの「金銭面の負担」が比較的少なく、体格面の不利を補える「体重別」の種目があることが挙げられる。夏季五輪では重量挙げやレスリングなどを中心に、計54ものメダルを獲得している。

一方、冬季五輪は1964年のインスブルック(オーストリア)以降、2010年のバンクーバーまで8大会に参加したが、獲得したメダルは銀、銅各1つずつのみ。前回のソチは出場権を獲得した種目がなく、大会を欠場した。近年は国際大会への出場自体が皆無という競技もあった。

しかし、平昌五輪を控えた17年はフィギュアやショートトラック、アルペンスキーなどで相次いで国際大会に出場。韓国のJTBC放送は「成績の良い種目だけ国際大会に参加していたかつての姿と違う」と指摘する。

北朝鮮は現在、国連の制裁強化に伴い、国際大会への参加を制限されつつある。オーストラリア政府は昨年11月に自国で開催予定だったサッカー19歳以下代表戦に関し、対戦相手の北朝鮮選手への入国ビザ発給を拒否。お家芸の重量挙げでは、39年ぶりの自国開催の世界大会となるはずだった今年の世界ジュニア選手権の開催権が剥奪された。

国際社会との交流がますます困難になるなか、北朝鮮は参加競技の幅を広げることで、「スポーツを通じた突破口を探している」(同放送)のが実情だ。(時吉達也)

情報源:北朝鮮の得意種目は「体重別」 成績低迷種目でも出場、交流で制裁突破狙う (産経新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:【平昌五輪】北朝鮮の得意種目は「体重別」 成績低迷種目でも出場、交流で制裁突破狙う(1/3ページ) – 産経ニュース


「初めて南北合同チームを結成し、最高の成績を挙げた1991年の世界卓球選手権とサッカー世界ユース選手権の栄光を平昌五輪でもう一度見たい」。韓国の文在寅大統領は昨年6月、北朝鮮も参加したテコンドー大会の開会式でこう述べ、平昌五輪での合同チーム結成を呼びかけた。

文氏の希望通り、アイスホッケー女子で五輪初となる南北合同チーム結成が決まったが、当時、女子団体が中国を破って優勝した卓球や8強入りしたサッカーと、李洛淵首相が「メダル圏内にない」と口を滑らせる今回のアイスホッケーでは状況が大きく異なる。何より国民の7割以上が合同チームに反対している。

ただ、旧ソ連と韓国が国交を樹立し、孤立を回避するため、韓国に歩み寄った当時同様、とことんスポーツを政治利用してきた点では、北朝鮮の姿勢は一貫している。

対北融和策を取った金大中、盧武鉉両政権下では、2000年のシドニー五輪を皮切りに、07年の中国・長春冬季アジア大会まで9回にわたって朝鮮半島を描いた「統一旗」を掲げ、合同入場行進も行われた。

02年の釜山アジア大会以降は「美女応援団」を大挙派遣し、注目をさらった。05年の仁川アジア陸上選手権には、金正恩朝鮮労働党委員長の李雪主夫人も応援団の一員として訪韓した。

03年の大邱ユニバーシアードでは、北朝鮮応援団が金正日総書記の写真が入った横断幕が雨にぬれていると涙を流して抗議し、撤去するなど政治色を見せつけた。06年には、トリノ冬季五輪で合同入場し融和的な姿勢を見せたものの、夏以降に立て続けにミサイルを発射し、初の核実験も強行。長春大会に参加しながらも李明博政権時代の翌年に北朝鮮の金剛山で韓国人観光客を射殺、10年には哨戒艦撃沈事件や延坪島砲撃事件を起こした。

14年の仁川アジア大会には北朝鮮が金委員長の側近ら3高官を派遣した一方、当初表明していた応援団約350人の派遣を突如中止した。翌年には韓国兵2人が負傷した非武装地帯(DMZ)の地雷爆発事件で再び軍事的緊張が高まった。

韓国の保守層の間では、スポーツでの南北融和は「韓国からの支援取り付けと核・ミサイル開発の時間稼ぎに利用されてきただけだ」との見方が根強い。

今回、若者を中心に南北合同チームに強い反発が起きた背景として、北朝鮮そのものへの冷めた視線も投影しているようだ。最近の調査では、北朝鮮と統一すべきだと考える20代はわずか2割にすぎず、専門家は「哨戒艦撃沈や延坪島砲撃など、北朝鮮の挑発を目の当たりにして育った20~30代は北朝鮮に期待するという幻想を抱いていない」と指摘している。(ソウル 桜井紀雄)

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