「チバニアン」見学殺到…未整備箇所多く危険も : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

ふむ・・・


地層を一目見ようと訪れた見学者たち(9日、千葉県市原市田淵で)=西原寛人撮影
地層を一目見ようと訪れた見学者たち(9日、千葉県市原市田淵で)=西原寛人撮影

地磁気が反転した痕跡を残す千葉県市原市田淵の地層に、県内外から見学者が殺到している。

地層が約77万~12万6000年前の時代を代表する基準地に選ばれ、地質学上の時代名が「チバニアン」(千葉の時代)と命名される見通しとなったためだ。現地は未整備の箇所が多い山中にあるため、市は急きょ、注意を呼びかけるパンフレットを作成したり、シャトルバスを運行したりするなど対応に追われている。

「話題の場所を一度見ておこうと、ゴルフ帰りに寄りました」。今月9日の土曜日、埼玉県越谷市から来たという会社員の男性(62)は興味深そうに地層に見入った。冷え込みが増す中、厚着姿の多くの人が地層を眺めたり、カメラで撮影したりしていた。

市原市教委ふるさと文化課によると、チバニアンと命名される見通しだと報じられた11月中旬以降、平日は1日200~300人、週末は平均700人が訪れ、約900人に上った日もあった。近くの養老渓谷を見物したついでに立ち寄る人も多いという。

現地に行くには急勾配の坂を下りる必要がある。そばには川も流れ、事故も起きかねないことから、市は「滑りやすいため長靴の着用を」といった見学時の注意点などをまとめたパンフレットを1万部作成。見学者の急増を受け、5万部を増刷した。

また、最寄り駅の小湊鉄道月崎駅など2か所に臨時駐車場を設け、地層までのルートを記した案内板を各所に立てたり、4基の仮設トイレを用意したりした。土日祝日には駐車場と現地を結ぶ無料のシャトルバスも運行。17日まで続けるが、その先は未定だという。

地層を見ただけでは価値がわかりづらいとして、「15分で学ぶチバニアン」と題した動画も作った。学芸員が新しい地層と古い地層の違いなどを現地でわかりやすく解説する内容だ。

一帯の整備には課題もある。地層の一部とその周辺には私有地が含まれ、市が手すりを取り付けたり、川の増水時でも見学場所に立ち入れるよう地面を高くしたりするのは難しいからだ。

同課の担当者は「地域がにぎわうことは歓迎したいが、降雨後の見学は危険で注意が必要。地層を削るといった行為もやめてほしい」と呼びかけている。見学の問い合わせは同課(0436・23・9853)。

情報源:「チバニアン」見学殺到…未整備箇所多く危険も : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


対応が後手後手なんだよな・・・