ロシア国内 IOC決定に反発の声広がる

ロシア国内 IOC決定に反発の声広がる | NHKニュース

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IOC=国際オリンピック委員会が、5日の理事会で来年2月のピョンチャンオリンピックにロシア選手団としての出場を認めず、厳しい条件を満たした選手に限っては、個人の資格での出場を認めるとしたことについて、ロシア国内では、ロシア選手団としてオリンピックに出場できないことに反発する声が広がっています。

ロシア国内 IOC決定に反発の声広がる

このうちロシアオリンピック委員会のジューコフ会長は、記者会見で、近く選手や監督などを集めた会合を開き今後の方針を決めるとしましたが、一部の選手は今回の決定を不服としてCAS=スポーツ仲裁裁判所に訴えを起こすという見通しを明らかにしました。

一方、ロシア議会下院のレベデフ副議長はロシアメディアに対して「オリンピックでロシアの国旗の使用を禁じるという決定はスポーツ大国ロシアにとっては屈辱的なことだ」と述べ、ロシアとしてピョンチャンオリンピックへの参加をボイコットすべきだという考えを示しました。

またロシア国営テレビは、ロシア選手団として出場できない限りはピョンチャンオリンピックの中継放送を行わない方針を明らかにしました。

モスクワ市民は

モスクワ市民は

今回のIOC理事会の決定について、ロシアの首都モスクワでは、残念だという声が多く聞かれました。

このうち20代の女性は「結果はとても残念です。いつか正義が勝つことを願っています。私は選手がオリンピックに行かなくても彼らを応援します」と話し、もしロシアがピョンチャンオリンピックをボイコットすることがあっても支持すると話していました。

また別の40代の女性は「どうしてこんな決定になったのか、何も立証されてないのに」と憤慨した様子でした。

一方、30代の男性は「ロシアのスポーツにとって大きな打撃です。ロシアのいろいろな問題が表に出ていたが、選手を守るための対策がとられなかったからだろう」と話し、ロシア側の対応が不十分だった面もあるという考えを示していました。

また50代の男性は「適切な判断だったと思う。選手はオリンピックの旗の下に出場すればよいし、オリンピックは政治のために作られたのではない。選手たちがどこで生まれたかにかかわらず自分の能力を発揮する場だ」と話し、IOCの判断を支持していました。

専門家「ロシアの結束につながる」

ロシアの外交政策に詳しいカーネギー国際平和財団モスクワセンター長のドミトリー・トレーニン氏は、IOC=国際オリンピック委員会の理事会を前にNHKのインタビューに答えました。

この中でトレーニン氏は、一連のドーピング問題について、「ロシア選手団としての出場が認められないような現在の状況は、ロシアと対立しているアメリカとの政治的な情報戦争の一部と認識されている」と述べて、アメリカがIOCの判断に影響を及ぼしているという意見がロシアでは大勢だとする考えを示しました。

そのうえで、選手団としての出場が認められなかった場合についてトレーニン氏は、「国の威信を損ない、ロシア人を侮辱するものだ。オリンピックの『白い』旗の下で競技を行うことは、敗北したという認識で、国歌なしの勝利は、無礼なことだとロシア市民は考えるでしょう」と分析しました。

そのうえで、「こうした判断や苦痛のすべてがロシア人の結束につながると思います。涙が社会を結束させる」と述べて、プーチン政権が今回の問題によってロシア国内に広がる不公平感を国の結束につなげるだろうという見方を示しました。

メドベージェワ選手は

フィギュアスケート女子シングルで、ピョンチャンオリンピックの金メダル最有力候補にも挙げられているロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手は、IOCの理事会が行われたスイスのローザンヌで記者団の取材に応じ、オリンピックの旗のもと大会に参加するのかと尋ねられましたが、「これから話し合って決められると思うので、まだそのような質問は時期尚早です」と述べるにとどまりました。

情報源:ロシア国内 IOC決定に反発の声広がる | NHKニュース


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