【衆院選】「本当に悔やんでいる」「完敗は『都政に邁進せよ』というメッセージ」 小池百合子都知事、共同記者会見詳報(1/5ページ) – 産経ニュース

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総選挙での「希望の党」の敗北を受け、同党代表の小池百合子・東京都知事が22日、パリで行った共同記者会見の発言は以下の通り。

–総選挙をどう総括するか

「突然の解散の中で『希望の党』を立ち上げた。候補者を集めるところから始まって、政策綱領等々決めながら、まさに走りながらの選挙戦でした。

今回は、厳しい有権者の判断が下ったものだと思います。『希望の党』は安倍一強政治の受け皿と考えていたが、残念ながら、受け皿と言うよりは、みなさんからのご批判をいただく対象になった。本当に悔やんでいるところがございます。都知事選、都議選と2連勝だったのが、今回は完敗だとはっきり申し上げたいと思います。

改めて私自身がどうあるべきなのか。自らを反省しつつ、国民、都民のみなさんからの『都政に邁進(まいしん)せよ』というメッセージだと受け止めております。都政については、しっかり対応して『都民ファースト』という言葉通りのことを実現したい。

国政については、議員になられるみなさま、国会に戻ってこられるみなさん、今回出馬された新人のみなさんなどの声をしっかり受け止めながら、国政は国会議員のみなさんで進めていただけるように体制づくりをしていきたいと思っています」

–敗因についてどう思うか

「私自身は都政を加速度的に進めていくため、『国政に議員を』という考え方でございました。逆にどちらもブレーキをかける結果になってしまう。このことが、大変悔やまれるところであります。ただ、都政についてブレーキをかけることはできませんので、改めて私自身、都政に邁進していくことを心に刻んだところであります。国政については、国会議員のバッジを付ける方々を中心とした執行部作りをみなさんと話し合って決めたいと思っています」

–都知事と党代表という「二足のわらじ」はどうだったか

「まず、時間的に大変厳しいものがございました。解散から投開票日までという観点と、都政を進めながら応援に回るという二つの意味の時間です。『二足のわらじ』と言いますが、大阪には松井府知事がいらして、国会には議員の方がおられるという意味で、『二足のわらじ』そのものが悪いとは私は今も思っておりません。

今回、選挙に軸足を置いたのは事実でありますけれども、一度総選挙を経た後ですから、これからは時間の使い方も含めて変わってくるものだと思っております」

–都知事に邁進すると言うが、都民の目は厳しくなる。合格点は上がってしまうのでは

「合格点の意味が分かりませんが、合格点は常に高いものがあると思います。特に政治家に対しては。それに対しては、今回の受け止め方もしっかり分析しながら、努力を重ねるのみでございます。都政もスピード感が必要ですので、行政を一つずつ重ねるのが都民のみなさんにお答えする唯一の方法だと思っております」

–メディアの報道についてどう思うか

「非常に厳しかったと思います。各紙いろんなカラーがあると思いますが、私どもの『希望の党』にぴったり添ってくださるメディアはなかったように思います。それも含めて、主張することは主張し、間違ったとらえられ方はされないよう、言葉遣いも含めて注意をしたいと思っています。真意が伝わらなかったことが、一番の反省するところでございます。

急ごしらえであったことは事実でございます。(企業の)内部留保では、私は課税という懲罰的なものから、株主への配当とか、雇用を進めたところへのインセンティブにするなど、いろいろな方法があると思います。

今もやっている部分がありますが、まだ十分伝わっていない。しかし、内部留保という部分にピンポイントで焦点が当たったことで、いまさまざまなことが動き出しているのが現状だと思います。これからも建設的な政策をどんどんぶつけていく野党を目指すべき。内部留保は二重課税にもなりますし、考え方はこれからも深化させたいと思っています。課題は外していないと思っています」

–「大義と共感」はあったか

「大義はあったと思います。共感までは至らない、むしろ反感を買った部分があるかと思います。その意味でも言葉の遣い方は注意しなければならないと改めて思った次第です」

–都議会での公民党との関係は

「公明党のみなさんも『都民第一』で生活者を重要視した政策を進めておられます。そういった点で『都民ファースト』と方向性は一致しておりますので、これまでと変わりなく進めていくものだと思っています。あくまでも『都民第一、都民ファースト』の視点は何よりも必要なのだと思っております」

–自身を「マクロン仏大統領と似ている」と言っていた。日欧で何が違うか

「こちら(フランス)も小選挙区制。『パリテ法』(候補者男女同数法)以来の進化で男女ペアの候補など、いろんな工夫をしているフランスには学ぶところが多いと思います。マクロンさんは経済担当大臣をやっておられたころから、関心をもって見ておりました。新しく作られた政党、さらに下院選で6割を占めるような成功を収めらことから、マクロン政治には常に関心を持って見ておりました。

政治というのは期待であったり、希望を訴えるものです。マクロンさんは非常にマーケティングを重視して、国民の本音を引き出す努力を積み重ねてやってこられた方であります。その努力を重ねる必要が日本でもあると思っています。

新しい政党はスタートダッシュはいいのですが、その後、どうやって継続していくかとなると、組織力などが必要となってきます。そうなると、今度はなかなか改革がしづらい。そういうジレンマはどの国にもあると思います。伝統的な仏社会党が一気に変わったこと、非常に注目して見ておりました。アメリカでも新しい現象が出てきており、時代の新しい大きな渦が変わろうとしている。それが各国で見られる。そのためにも、『希望の党』を作った責任を感じながら、みなさんの期待に応えられるよう努力していきたいと思います。(パリ 三井美奈)

情報源: 【衆院選】「本当に悔やんでいる」「完敗は『都政に邁進せよ』というメッセージ」 小池百合子都知事、共同記者会見詳報(1/5ページ) – 産経ニュース

国政から離れたのなら関わるな、都政に集中してろ。