藤井聡太四段47勝目「なんとか勝つことができた」 – 社会 : 日刊スポーツ

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対局に臨んだ藤井聡太四段(撮影・松浦隆司)
対局に臨んだ藤井聡太四段(撮影・松浦隆司)

公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(15)が19日、大阪市の関西将棋会館で指された第59期王位戦予選で小林裕士七段(41)を破り、公式戦通算47勝目(6敗)を挙げた。

落ち着いた指し回しで快勝した藤井は「なんとか勝つことができました」と振り返った。2度目の対決となり、前回は逆転負けを喫した小林は「慎重に指していたつもりだったでしたが。最後は何か手がなかったかな。私の実力では分からなかった」と話した。

連勝が止まった後、藤井は不調に陥った時期もあったが、最近は本来のパフォーマンスを取り戻している。白星を重ねる最近の戦いに「短いスパンでどうこうとは思っていませんので」と、あくまでも強くなることを目標にしている。

大きな刺激もあった。雑誌の企画で対談したことがある囲碁の囲碁の6冠保持者、井山裕太碁聖=棋聖・本因坊・王座・天元・十段=(28)が17日、昨年失った名人位を奪還し、七大タイトルすべてを保持する全七冠に復帰した。2度、全七冠を同時に制覇したのは囲碁、将棋界を通じて史上初。この快挙を藤井は「過去1度七冠を取られてからの復位。本当にあれだけのパフォーマンスを継続していらっしゃるということは偉大です」と称賛した。

情報源: 藤井聡太四段47勝目「なんとか勝つことができた」 – 社会 : 日刊スポーツ



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