「JASRACからの分配、1円もない」 爆風スランプ・ファンキー末吉さん、文化庁に調査求める

ふむ・・・


会見で問題点を訴えるファンキー末吉=東京・ビジョンセンター永田町802号室(撮影・開出牧)
会見で問題点を訴えるファンキー末吉=東京・ビジョンセンター永田町802号室(撮影・開出牧)

ロックバンド・爆風スランプの元ドラマーで、同バンドのヒット曲「Runner」を作曲したファンキー末吉(58)が18日、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の事業運営の問題について、文化庁長官に対する上申書を同庁著作権課に提出し、都内で会見を行った。

会見で末吉は、JASRACがライブハウスに対して「包括契約の契約書だけを送りつけて、どんな曲を演奏しているのか把握することなく、お金だけを集める。それをモニター店でサンプリングして、その結果として分配している」と主張。全てのライブハウスで同様の契約を結び、一部の「モニター店」での演奏実績をもとに全てのライブハウスへの分配を決定しているとした。

末吉は「私もかなりの数のライブを全国でやっていますが、私の方には全然(著作権料が)入ってこない。モニター店はどこにあるのかと(JASRACに)聞いたら、それは言えないと。自分で、全国で名だたるライブハウスの何百本かのライブを集計しましたが、その中にモニター店は1つもなかった」と現状を説明した。

会見でJASRACの運用の問題点を訴えるファンキー末吉=東京・ビジョンセンター永田町802号室(撮影・開出牧)
会見でJASRACの運用の問題点を訴えるファンキー末吉=東京・ビジョンセンター永田町802号室(撮影・開出牧)

また末吉は現在、運営に関与するライブハウス「Live Bar X.Y.Z.→A」ではJASRACの管理楽曲を演奏せず、演奏したい場合は個人で許可を得る仕組みを導入。だがJASRACは、個人からの利用許諾は受け付けられないとしたという。

この運営に対して末吉は「管理事業法16条」に違反していると主張。実際に大阪高裁で個人の利用許諾をJASRACが拒んだことを同法違反とした判決が下されていることなどから、「文化庁に、調査をして、もしそうだった場合は業務改善命令を出してくれという上申書を提出しました。違法運営があるなら改善命令を出していただいて、改善されるまでは業務停止しなければいけない」と訴えた。

JASRACの運用の問題点を訴えるファンキー末吉=東京・ビジョンセンター永田町802号室(撮影・開出牧)
JASRACの運用の問題点を訴えるファンキー末吉=東京・ビジョンセンター永田町802号室(撮影・開出牧)

末吉は「店を片っ端から訴訟していく姿、音楽教室から徴収するときの強引なやり方にものすごいイヤな感じを受けております。演奏権の場合はJASRACの独占ですので、私たちは選ぶことはできません。私が思うのは、普通の商売だったら、私は態度がいい店とつきあいたい。独占で、選択肢がないというのが一番の問題ではないかなと思います。いろんな企業に透明化が求められている時代の中で、JASRACだけがブラックボックスの中で動いている」と強調。

「自分の曲も自分で演奏できないような世の中にしてはダメだ、自分が感動した音楽に払ったお金が他の人に行くようにしていてはダメだと訴えたい」と強い思いを口にした。

末吉は2013年、自身が経営するライブハウスにおける管理楽曲の演奏禁止や著作権使用料の支払いを求められ、JASRACに提訴された。昨年3月の第一審、10月の第二審ともに敗訴し、支払いを命じられた末吉は最高裁に上告していたが、今年7月11日に棄却されていた。

情報源:ファンキー末吉、JASRACの不適切運営と法律違反を文化庁に上申/芸能/デイリースポーツ online


会見するファンキー末吉さん(右)と鈴木仁志弁護士=東京都千代田区
会見するファンキー末吉さん(右)と鈴木仁志弁護士=東京都千代田区

ロックバンド「爆風スランプ」のドラマー、ファンキー末吉さん(58)が8月18日、日本音楽著作権協会(JASRAC)がライブハウスから徴収した著作権料の作曲者らへの分配を適正にしていないなどとして、調査と業務改善命令を出すよう求める上申書を文化庁に提出した。

爆風スランプのヒット曲「Runner」を作曲したことでも知られ、自身も東京都内でライブハウスを経営する末吉さんは同日、上申書提出後に都内で記者会見した。

JASRACの仕組みでは、「コンサートホール」の場合、演奏者がJASRACの管理楽曲ごとに使用料を支払い、使われた音楽の作曲家など著作者本人が、曲ごとに使用料を受け取る。

一方、末吉さんによると、「ライブハウス」は管理楽曲ごとではなく、月額が決まった「包括使用料」として著作権料をJASRACに支払っている。その際、JASRACは実際に演奏された曲を把握することなく、一部の「モニター店」での演奏実績を基にしたサンプリング調査によって作曲家などへの分配を決めているため、実際に演奏された曲を作った作詞・作曲者には「正しく分配されていない」と訴えた。

実際、自身も爆風スランプと別のバンドで2000年からの10年間に全国のライブハウスで計204回のライブを開き、自ら作曲した曲を演奏したものの、それに対する分配が「1円も入っていなかった」と強調。「じゃあ、(分配する金額を算出するための)サンプリング店はどこにあるのかと(JASRACに)聞いたら、それは言えないと」と話し、全国で名だたるライブハウスの何百本かのライブを集計したが、その中にモニター店は一つもなかったと説明した。

さらに、ライブハウスでJASRACの管理楽曲を使ったライブを開く場合、曲の許諾申請は店の経営者ができても演奏者はできず、それらの実態が「著作権管理事業法」に違反していると訴えた。

末吉さんは「調査してその通りだったら業務改善命令が必要だし、自分の曲も自分で演奏できないような世の中にしておいてはダメ。自分が感動した音楽にお金を払っても、それが他の人に行く世の中にしていてはダメだと呼びかけたい」と主張。さらに「演奏権の場合は実際はJASRACの独占ですので、私たちは選ぶことはできません。私が思うのは、普通の商売だったら態度のいい店とつきあいたいと思っています。選択肢がないというのが一番の問題ではないかなと思います」と指摘した。

同席した上申者代理人の鈴木仁志弁護士は、上申について「こちらのことが正しいと断定しているということではなく、われわれの認識を文化庁に報告し、それに対して調査の上、適切な判断をお願いしたいという趣旨です」と話した。

一方、JASRAC広報部は朝日新聞の取材に対し、サンプリング調査について年間の著作権料徴収額全体のうち2%未満とした上で「統計学に基づいた一定の正確さはある。不透明という批判は当たらない」と回答したという。

会見するファンキー末吉さん
会見するファンキー末吉さん

情報源:「JASRACからの分配、1円もない」 爆風スランプ・ファンキー末吉さん、文化庁に調査求める


徹底調査してほしいね。