ヒアリの捕獲用トラップ 新たに450か所 神戸 | NHKニュース

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ヒアリの捕獲用トラップ 新たに450か所 神戸

強い毒を持つ南米原産のアリ、ヒアリが、神戸港に陸揚げされたコンテナの中だけでなく、新たにコンテナ置き場でも見つかったことを受けて、市は捕獲用のトラップを周辺の450か所に新たに設置するなど調査を進めています。

ヒアリは強い毒を持つ南米原産のアリで、刺されると呼吸困難などのショック症状を起こして死に至ることもあります。

先月26日に神戸港で陸揚げされ、兵庫県尼崎市に運ばれた中国、広東省からのコンテナの中から数百匹が国内で初めて見つかり、さらに今月16日には、コンテナが5日間保管されていた神戸港のコンテナ置き場でもおよそ100匹が見つかっていました。

神戸市はヒアリが周辺に広がったおそれもあるとして、害虫駆除の専門業者とともに19日、コンテナ置き場の周辺に捕獲用のトラップを設置するなど、調査を進めています。トラップは粘着剤がついたプラスチック製の板で、市では新たに450か所に設置し、ヒアリがいないか確認することにしています。

神戸市みなと総局海岸防災課の青位宙係長は「ヒアリが広がっていないか、チェックして、市民の安全を確保したい。見つけた場合、すぐに連絡してほしい」と話していました。

幼稚園で砂場利用を中止 靴履かせる対策も

ヒアリが神戸港のコンテナ置き場で、新たに見つかったことを受けて、近くの幼稚園では外で遊ぶ際に子どもたちに靴を履かせるなどの対策を取っています。

神戸港のコンテナ置き場から、およそ3キロ離れた神戸市中央区の港島幼稚園では、これまで園児が園内の庭で遊ぶ際、はだしで遊んでいましたが、19日から靴を履かせるようにしています。また、万が一、ヒアリが侵入していた場合に見つけにくいとして、砂場の利用を一時的に中止しました。

園児の保護者は「やっぱり怖いです。子どもたちは虫が好きで、すぐに触ってしまうので、幼稚園が対策をしてくれていると安心です」と話していました。

港島幼稚園の三木扶美子園長は「子どもたちにはアリに近づかないことや、靴を履くように指導しています。安全のため、できるかぎりの対策をしたいと思います」と話していました。

港や空港で特定外来生物の調査は年1回

港や空港でヒアリなどの特定外来生物を発見するための態勢はどうなっているのでしょうか。

環境省の地方事務所などによりますと、主要な港や空港では年に1回、特定外来生物が侵入していないか、目視で調査を行っていますが、通常、港などで行われる検疫に環境省の職員が立ち会う態勢にはなっていないということです。

ただ、万が一、防疫所の職員や、港を利用する業者などが特定外来生物を見つけた場合は、直ちに連絡を受けることになっています。今回、神戸市などでヒアリが見つかったケースでも、中国から家電製品を輸入している会社から「ヒアリと見られる生物がいる」という連絡が、環境省の近畿地方事務所に寄せられ、専門機関の調査によって、ヒアリと特定したうえで駆除を行ったということです。

専門家「全国的な対策を」

ヒアリなどの外来生物に詳しい国立環境研究所生物・生態系環境研究センターの五箇公一室長は「ヒアリは公園の芝生や砂場など人間が生活している環境に入り込んで増えやすいうえ、毒を持っているリスクの高い外来種だ。神戸で起きたことは、名古屋や横浜などほかの港でもおきる可能性があるので、こうした場所でもリスク管理が求められている。ヒアリの危険性について注意喚起し、行政が一体となって侵入、拡大を防いでいくことが重要だ」と話しています。

国交省 全国の港に調査要請

神戸港でヒアリが見つかったことを受け、国土交通省は19日、全国の125の主な港の管理者に対し、今回見つかった中国・広東省の南沙港から送られた荷物や荷物を扱った場所などにヒアリがいないか、調査を行うよう要請する文書を送りました。もし、ヒアリが確認された場合は国交省と環境省に速やかに通報するよう求めています。

また、荷物の運搬事業者で作る団体に対しても、作業を行う際に十分注意するよう呼びかける文書を送りました。

情報源: ヒアリの捕獲用トラップ 新たに450か所 神戸 | NHKニュース

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