経産相 チェルノブイリも教訓 燃料デブリ取り出し優先 | NHKニュース

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世耕経済産業大臣は、旧ソビエトのチェルノブイリ原子力発電所の事故対応などを視察するため、4日に現地を訪問し、東京電力福島第一原発の対応では、事故で溶け落ちた燃料と構造物などが混じった燃料デブリの取り出しを、計画どおり優先させていく考えを強調しました。

世耕経済産業大臣は4日、ウクライナにあるチェルノブイリ原子力発電所と、原発からおよそ4キロ離れ、原発事故のあと、すべての住民が避難を余儀なくされた町、プリピャチを訪れました。

チェルノブイリ原発では、1986年に試験運転中の原子炉が爆発し、その後、爆発した建屋は核燃料が中に残されたまま「石棺」と呼ばれるコンクリートなどの建造物で覆われました。
しかし、老朽化で放射性物質が拡散するおそれが出たため、去年、建屋を覆う鋼鉄製の構造物が完成しましたが、廃炉のめどは立っていません。

世耕大臣は、原発の担当者から、石棺を建造したことで、燃料デブリの様子の把握が困難になったなどと説明を受けました。

世耕大臣は、記者団に対して「こちらは、コンクリートを流し込みながら石棺化した結果、燃料デブリを長期間にわたって放置せざるをえなくなり、追加の対応が必要となった。われわれは、燃料デブリを取り出す方針で進めていかなくてはならない」と述べ、チェルノブイリの教訓も生かし、計画どおり、燃料デブリの取り出しを優先させていく考えを強調しました。

福島第一原発では、国と東京電力は4年後の2021年までに、燃料デブリの取り出し作業を始めるとしています。

情報源: 経産相 チェルノブイリも教訓 燃料デブリ取り出し優先 | NHKニュース

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