吉野復興相が就任 「責任の重さを痛感」 | NHKニュース

ハァ・・・


安倍総理大臣は、辞任した今村前復興大臣の後任に、福島県出身で自民党の吉野正芳衆議院議員を起用し、「任命責任は内閣総理大臣たる私にある」と謝罪したうえで、復興に全力で取り組み、信頼の回復に努める考えを示しました。復興大臣に就任した吉野氏は記者団に対し、「責任の重さを痛感している」と述べました。

今村前復興大臣は、25日夜の講演で、東日本大震災に関連して、「東北のほうだったからよかった」などと述べ、被災者を傷つける発言をした責任を取りたいとして、26日午前、総理大臣官邸で安倍総理大臣に辞表を提出しました。

これを受けて、安倍総理大臣は、総理大臣官邸に自民党の吉野正芳衆議院議員を呼び、後任に起用することを決めました。安倍総理大臣は吉野氏と会談したあと、記者団に対し、「東日本大震災からの復興は、安倍内閣の最重要課題で、被災地の皆さまの心に寄り添いながら、復興に全力を挙げる、これは揺るぎない内閣の基本方針だ。改めて被災地の皆さまに深くおわびを申し上げたい。任命責任はもとより内閣総理大臣たる私にあり、こうした結果となったことに対して、国民に心からおわびを申し上げる」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は「復興は道半ばであり、1日たりとも停滞は許されない。東北の復興、福島の再生に全力で取り組んでいく。安倍政権が掲げた政策の結果を出すことによって、国民の皆さまの信頼を回復したい」と述べました。

吉野氏は、皇居での認証式などをへて復興大臣に就任し、記念撮影に臨んだあと、記者団に対し、「責任の重さを痛感している」と述べました。

吉野氏は福島県いわき市出身で、衆議院福島5区選出の68歳。福島県議会議員をへて、平成12年の衆議院選挙で初当選し、6期目で、環境副大臣などを歴任し、衆議院の東日本大震災復興特別委員長を務めてきました。安倍総理大臣としては、閣僚などによる不適切な言動が相次ぎ、与党内からも苦言が出る中で、被災地の復興に尽力してきた吉野氏を起用することで、国会審議などへの影響を最小限に抑え、信頼の回復につなげたいという考えがあるものと見られます。

吉野新大臣「責任の重さを痛感」

吉野正芳復興大臣は、総理大臣官邸で、安倍総理大臣から補職辞令交付を受けたあと、記者団に対し、「責任の重さを痛感しているところだ」と述べました。

官房長官 職務に緊張感徹底

菅官房長官は、午前の記者会見で、「被災地の復興に1日も遅滞があってはならないとの考えから、吉野氏を間髪入れずに復興大臣に任命することにした。『東北の復興なくして日本の再生なし』の考え方で復興を加速していくことがいちばん大事だ」と述べました。

また、菅官房長官は、「国会議員は、選挙で選ばれている立場として、そもそもみずからの発言や行動には責任を持たなければならない。その中で、大臣・副大臣・政務官は、内閣の一員として、常に緊張感を持って職務にあたるべきことは当然だ。こうしたことをあらゆる機会に徹底して浸透させていきたい」と述べました。

公明 山口代表 謙虚な姿勢欠かせない

公明党の山口代表は党の会合で、今村復興大臣の辞任について、26日朝、安倍総理大臣からおわびの電話があったことを明らかにしたうえで、今後の政権運営や国会対応には、政府与党の謙虚な姿勢が欠かせないという認識を示しました。

この中で、山口代表は、今村復興大臣の辞任について、「与党として被災地に寄り添い、復興に向けて歩んできた努力を無にする言動は断じて許されない」と述べました。

そのうえで、山口氏は「けさ、安倍総理大臣から電話があったが、おわびの言葉を聞くのは本当に残念だ。政権を奪還し、『謙虚な気持ちで国民の期待に応えていこう』と誓った原点に再び立ち戻ってスタートしなければならない」と述べ、今後の政権運営や国会対応には、政府与党の謙虚な姿勢が欠かせないという認識を示しました。

また、山口氏は、今村大臣の後任に起用される自民党の吉野正芳衆議院議員について、「被災地の1つの福島県いわき市の出身であり、復興に向けて再び前進できるよう、先頭に立って頑張ってもらいたい」と述べました。

民進 蓮舫代表「任命責任を厳しく追及」

民進党の蓮舫代表は、党の参議院議員総会で、「辞めて済まされる話ではない。 東北を切り捨てるような発想の人は 復興大臣の任にあらずだ。そもそも自主避難した人たちを 自己責任と言い放ち、記者に対して『うるさい、出て行け』と言ったときに、復興大臣としてふさわしいと守ったのは安倍総理大臣ではないか。首を切れば終わりだというのでは、あまりにも国民をばかにしていて、おごり、緩みレベルではない。安倍総理大臣の任命責任を厳しく追及していきたい」と述べました。

共産 穀田国対委員長 被災者・被災地への冒とく

共産党の穀田国会対策委員長は、記者団に対し、「今村氏の発言は、被災者、被災地すべてに対する冒とくで、日本の復興に関わる基本姿勢が問われている。きちんとした謝罪と審議をする必要がある」と述べました。

維新 馬場幹事長「国会審議をすべて止めるのは疑問」

日本維新の会の馬場幹事長は記者会見で、「被災地に寄り添っているとは思えない発言で辞任は当然だ。ただ、後半国会は、『テロ等準備罪』を新設する法案など、国民が注視する課題が山積しており、国会審議をすべて止めるのは疑問だ。与党は、謝るだけでなく、きちんと反省していると国民が感じられるアクションを起こすべきだ」と述べました。

情報源: 吉野復興相が就任 「責任の重さを痛感」 | NHKニュース

ふむ・・・