浅田真央選手引退会見 決断はいつ?思い出の演技は? | NHKニュース

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フィギュアスケート、女子シングルの浅田真央選手が12日に都内で引退の記者会見を開き、「去年12月の全日本選手権でいちばん残念な結果に終わって、もういいかなと思った。目標にしてきたピョンチャンオリンピックをやめることが許せるか、許せないか、悩みながら過ごしてきて2月に決断した」と、引退を決めたいきさつを明らかにしました。

バンクーバーオリンピックで、銀メダルを獲得するなどフィギュアスケートの女子シングルで長く活躍した浅田選手は、10日に自身のブログで現役引退を表明し、12日午前11時半すぎから東京・港区のホテルで引退の記者会見を開きました。

会見は、海外のメディアを含め、およそ430人の報道陣が詰めかける中で始まり、浅田選手は最初のあいさつで「私、浅田真央は選手生活を終える決断を致しました。たくさん山があったが、乗り越えられたのは支えてくださった方、たくさんのファンの方の応援があったからです」と感謝の思いを伝えました。

このあと、報道陣から質問に応じ、注目されていた引退を決めたいきさつについては、「おととし復帰してから、ついていけるのかという気持ちが強くなったり、体の部分でつらい部分が多くなった。全日本選手権で1番残念な結果で終わって、もういいかなと思いました」と話し、過去最低の12位となった去年12月の全日本選手権が、引退を決めるきっかけになったことを明らかにしました。

そのうえで、「目標にしてきたピョンチャンオリンピックをやめることが許せるか、許せないか、悩みながら過ごしてきて、2月に決断した」と話し、女子シングルのオリンピックの出場枠が3から2に減ったことは、要因になっていないと説明しました。

また、最も印象に残っている演技については、ソチオリンピックのショートプログラムで大きく出遅れたあとのフリーをあげ、「今までの試合以上に気持ちが落ち込んでいたり、つらかったりした部分もあったが、それでも、あれだけの挽回の演技ができた。それがオリンピックだったのが、いちばんよかったと思います」と話しました。

浅田選手はおよそ50分間、報道陣の1つ1つの質問に丁寧に答えたあと、最後に再びあいさつに立った場面では、目に涙を浮かべ、言葉を詰まらせながら「引退を表明してから2日間、あたたかい言葉をいただいて、晴れやかな気持ちで引退を迎えることができました。スケート人生で経験したことを忘れずに新たな目標を見つけて、笑顔で前に進んでいきたいと思っています」と締めくくりました。

浅田選手は当面、ことし7月から大阪市と地元の名古屋市で行われるアイスショーに向けて準備を進めていく予定だということです。

涙を我慢する場面も

浅田真央選手は、白いジャケットに黒いスカートをはき、髪の毛を後ろに1つに束ねて引退の記者会見に臨みました。カメラのフラッシュが一斉にたかれる中、登壇し、冒頭のあいさつでは、笑顔を見せながら明るい声で感謝の言葉を伝えました。

報道陣の質問に対し、一つ一つ丁寧に答えたあと、最後のあいさつでは時折、言葉を詰まらせ、2回、後ろを向いて涙を我慢する場面もありました。

報道陣から大きな拍手

引退会見の会場には、海外のメディアを含めて、50台のテレビカメラ、100台のスチールカメラが並び430人の報道陣が詰めかけました。

浅田選手が登場してからは、退場するまで、カメラのフラッシュやシャッターを切る音が絶えることはなく、およそ50分間、報道陣からの質問も途切れることなく続き、浅田選手の一つ一つの発言や表情に注目が集まりました。

そして、浅田選手が涙を浮かべて言葉を詰まらせながら最後のあいさつを終えると、会場では大きな拍手が起きていました。

台湾メディア「国際的な活躍を」

会見には複数の海外メディアも集まりました。

このうち台湾の中央通信社の支局長の女性は、浅田選手の台湾での人気について、「台湾は暑いので冬の競技は盛んではないが、浅田選手は華があるので台湾でも人気選手だ。引退の一報を伝えたところ、翌朝には大きな反響があった」と話していました。

会見では、「卓球の福原愛選手のように、台湾の方と結婚する考えはあるか」と聞いたのに対し、浅田選手は笑顔を浮かべて、「愛ちゃんは友達なので、いい方がいれば紹介してほしいし、ぜひ訪れてみたい」と答えました。

支局長は「『ぜひ行ってみたい』と言ってくれたことで、台湾の人は喜ぶと思う。優しい人柄が印象に残った。浅田選手は、今後について『新たな道で前に進みたい』と言っていたが、日本国内だけでなく、国際的な活躍をしてほしい」と期待していました。

「私たちこそ感謝を」

浅田真央選手の引退会見を受けて、渋谷にいた18歳の女性は「会見でまず周囲の人に感謝の気持ちを伝えたと聞き、浅田選手は私たちと同じ若い世代なのにすごいな、やはりプロだなと思いました。復帰後の試合をずっと見ていましたが、期待を背負っていろんな思いがあったのだと思います」と話していました。

また、74歳の男性は「試合を見ていた私たちこそ、浅田選手に感謝を伝えたいというのが今の気持ちです。体がついていかないということが引退の理由だということですが、そうした中で競技を続けるのはかわいそうなので、引退はよいタイミングだったのではないかと思います。お疲れ様でしたと伝えたいです」と話していました。

情報源: 浅田真央選手引退会見 決断はいつ?思い出の演技は? | NHKニュース

お湯彼様でした。