上杉謙信の愛刀購入…上越市の税金投入めぐり論議 反対の市民らが署名提出:イザ!

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春日山城跡の中腹にある上杉謙信公の銅像。愛用したとされる刀の購入計画は議論を呼んでいる=上越市

戦国時代の武将、上杉謙信(1530~78年)の愛刀とされる国宝「太刀 無銘一文字」が、約420年ぶりに古里の上越市に戻ってくる見通しとなった。

約3億3千万円の事業費を計上した同市の平成29年度一般会計予算案が市議会で認められ、市は所有する岡山県在住の個人から譲り受ける財源を確保。30年にリニューアルする総合博物館の目玉として展示したい考えだ。ただ税金の投入に反対する市民ら256人分の署名も市議会に提出されるなど異論もあり、実現までに曲折もありそうだ。

「越後の虎」と呼ばれた謙信と、後を継いだ景勝の愛刀として上杉家に伝えられた太刀は、ヤマドリの尾羽のように華やかで美しいことから「山鳥毛(さんちょうもう)」の号を持つ。現在は岡山県立博物館(岡山市)に寄託され、上越市によると専門家の評価額は約3億2千万円。

市は、市民や企業などからの寄付金と市の予算で取得費を賄う考え。3月24日時点の寄付総額は企業版ふるさと納税を含めて約6500万円にとどまり、このままでは2億円を超える税金を充てることになる。

これに対し、同市新保古新田でタイヤ販売店を営む今井孝さん(47)は、予算案が可決された3月24日の2日前に、購入に反対する市民らの署名を市議会に提出した。今井さんは「寄付金だけで賄うのであれば構わないが、税金を使うのは反対。市民の意見が分かれている現状を反映した形で議論が進められていない」と主張する。

また、文部科学省の「国宝・重要文化財の公開に関する取扱要項」で展示は年に2回以内、合わせて最長60日間に限られることもあり、今井さんは「無駄にならないように市は刀の活用方法の綿密なプランを練るべきだ」と疑問を呈した。

村山秀幸市長は昨年9月の市議会定例会で、刀を取得する意義について「謙信公が残された『義の心』が改めて認識され、古里への市民の愛着や誇りの象徴の一つとして、後世の地域社会にもつなげていくことができる」と説明している。

刀の購入を支持する小竹俊之市議(39)は「義の心やおもてなしといった言葉だけがふわふわと浮かび『購入後にどうするか』という議論は不足している」と認めた上で「未来の上越のため、太刀を使って街の活性化をどう図るかを議論する必要がある」と指摘している。

情報源: 上杉謙信の愛刀購入…上越市の税金投入めぐり論議 反対の市民らが署名提出:イザ!

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