【緊迫・東シナ海】尖閣占領は中国の太平洋制覇の一里塚なのだ! 海外にもぜひ実態を知って欲しい 八重山日報編集長・仲新城誠(1/3ページ) – 産経ニュース

どうにかならんものか・・・


尖閣諸島を含む東シナ海上空。手前から南小島、北小島、魚釣島(鈴木健児撮影)

尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域では、中国公船が活発な活動を続ける。尖閣から約140キロの距離にあり、強引な海洋進出に直面する石垣島。ここに本社を置く八重山日報の仲新城誠(なかしんじょう・まこと)編集長が寄稿した。

日中両国の緊張が高まる国境の島・尖閣の現状を取材しようと、石垣市には多くの海外ジャーナリストが訪れる。私も数人と意見交換したことがある。そのつど、海外では尖閣問題の実態がほとんど理解されていないと痛感する。

「日中はなぜ、あんな岩だらけの無人島のために血を流そうとしているのか」

最も多い質問だ。「仲良く共同開発するなど話し合いで解決すればいい」と諭すジャーナリストもいる。私は「尖閣問題は、単なる無人島の争奪戦ではない」と反論している。

尖閣諸島南方には約5万人の市民が暮らす石垣島がある。尖閣が軍事基地化されれば、中国軍はいつでも石垣島を急襲できる。石垣島から約400キロ先の沖縄本島には在日米軍が集中しており、これを破壊すれば中国は太平洋地域の覇権を手にできる。中国にとっては、尖閣占領から太平洋の制覇までがドミノ倒しのようにつながっているのだ。

私は平成25年5月、尖閣周辺海域に向かう漁船に同乗し、領海侵入した数隻の中国公船に遭遇した。数千トン級の中国公船に対し、私が乗った漁船は約5トン。中国公船は数メートルの距離まで接近し、体当たりするそぶりを見せた。

私と同じように漁船に同乗し、中国公船の「襲撃」を受けた米国人ジャーナリストは「中国の一方的な行為を許してはいけない」と語った。私が会った中で、明確に中国を批判した唯一の外国人だった。

多くの外国人ジャーナリストは「そんな考えは初めて聞いた」と目を丸くし、「何をいい加減なことを」と言わんばかりに首を振って対話を打ち切る。ある米国人ジャーナリストは、こんな質問を私にぶつけた。

「日本は優秀な海軍力を持っている。中国公船などいつでも追い払えるはずなのに、なぜそうしないのか。米国なら、そうする」

世界最強の軍隊を誇る米国人なら、当然持つ疑問かもしれない。私は「日本には憲法9条がある。他国から軍事的攻撃を受けない限り、日本は一切反撃できない」と説明している。しかし、憲法が日本の行動を制約し、ひいては中国を大胆にしているとの考えに「なるほど」と膝を打つ米国人は皆無だ。日本の憲法が世界の常識を逸脱している事実に歯がゆさを感じる。

石垣市で私と意見交換した外国人ジャーナリストはほとんどが「自分は中立の立場だ」と強調する。しかし、実力で他国の領土を奪おうとする中国の行為を批判しない態度は、中立を装った臆病としか思えない。

これを座視すれば、私たちが穏やかに暮らす島はこの先、現在のような平和を享受することができなくなるかもしれないし、いずれは世界が同じ運命をたどるかもしれない。そんな不吉な予感がある。

情報源: 【緊迫・東シナ海】尖閣占領は中国の太平洋制覇の一里塚なのだ! 海外にもぜひ実態を知って欲しい 八重山日報編集長・仲新城誠(1/3ページ) – 産経ニュース

外交下手な日本の政治家よ・・・