博多駅前の大規模陥没 「岩盤強度の予測不十分」 | NHKニュース

ふむ・・・


去年、福岡市の博多駅前で道路が大規模に陥没した事故で、国が設置した専門家の委員会は、岩盤の強度が想定より低かったうえ、設計変更でトンネルの強度が低下するなどの要因が重なり、陥没が起きた可能性が高いとする報告書をまとめました。また、報告書は、岩盤の強度の予測が不十分だったと指摘し、工事の再開にあたっては、改めて地質の状況を把握すべきだとしています。

去年11月、博多駅前の道路が大規模に陥没した事故で、国が設置した専門家の委員会は、30日、東京都内で会合を開き、報告書をまとめました。

この中で陥没の主な原因として、岩盤の強度にバラツキがあり、局所的に弱い部分が存在するなど不規則で複雑な地質だったことや、地下水の影響で高い水圧がかかっていたことを挙げています。

さらに設計を変更した結果、トンネルのアーチ状の天井が、ややつぶれた形となり強度が低下したことや、地盤を強化するために打ち込む鋼材の強度が、複雑な地質の制約を受けて場所によって不足するなどの副次的な要因が重なり陥没が起きたと推定しています。

報告書は、事故の要因を事前に正確に把握するのは困難だったとする一方で、岩盤の強度のバラツキを十分に考慮しないまま、設計や工事が行われていたと指摘しています。

このため、工事の再開にあたっては、改めて地質や地下水の状況を把握すべきだとしたうえで、地質などの情報を官民を問わず広く共有することが必要だとしています。

委員長「工事再開には安全面重視を」

国が設置した専門家委員会の委員長で、首都大学東京の西村和夫副学長は会見で、「不規則で複雑な地質や地下水の水圧が高い中で工事をする際には、トンネル構造の安定性を極力、損なわないよう慎重な設計や施工を行う必要がある。今回の工事の方法が誤っていたわけではないが、工事を再開する際には、ほかの工法や新しい技術の活用も含め、安全面を重視する必要がある」と述べました。

情報源: 博多駅前の大規模陥没 「岩盤強度の予測不十分」 | NHKニュース

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