アマミノクロウサギ、猫が襲う 鹿児島大が初めて撮影

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鹿児島県の奄美大島と徳之島にだけ生息する国の特別天然記念物のアマミノクロウサギが野生化した猫に襲われるケースが相次ぎ、保護が課題となる中、アマミノクロウサギが猫に襲われる瞬間をとらえた映像を鹿児島大学が初めて撮影し、公開しました。

映像は、鹿児島大学国際島嶼教育研究センター奄美分室が奄美大島の山の中に設置した自動撮影カメラで先月19日の午前1時ごろに撮影しました。映像には、アマミノクロウサギの巣穴の近くで、猫が子どものウサギに飛びかかり、くわえて立ち去るまでの一部始終がとらえられています。

奄美大島と徳之島は、国際的にも貴重な固有種が多く、世界自然遺産に登録するよう政府がユネスコに推薦していますが、山の中に入って野生化した猫に国の特別天然記念物のアマミノクロウサギが襲われるケースが相次ぎ、保護が課題となっています。

環境省によりますと猫がアマミノクロウサギを襲う様子は写真がことし1月に徳之島で、また9年前にも奄美大島で撮影されていますが、映像が撮影されたのは初めてだということです。

鹿児島大学国際島嶼教育研究センターの鈴木真理子研究員は「もともと人が飼っていた猫が山の中で野生化していることを地元の人に知ってもらい適切な飼い方をしてほしい」と話しています。

情報源:特別天然記念物・アマミノクロウサギ襲う野生猫 初の映像公開 | NHKニュース


鹿児島県奄美大島に生息する国特別天然記念物アマミノクロウサギの幼獣が猫に襲われる瞬間を、鹿児島大の研究員が初めて動画で撮影した。巣穴に戻ってきた子ウサギに猫が飛びかかる一連の流れをとらえた。野生化した猫(ノネコ)が希少動物を襲う問題は、島がめざす世界自然遺産登録の課題となっている。

同大国際島嶼(とうしょ)教育研究センター奄美分室(奄美市)の鈴木真理子研究員(哺乳類生態学)が25日、発表した。クロウサギの繁殖行動や成長の研究のため、島中部の巣穴の前に設置していたセンサーカメラで、2月18日深夜から翌日未明にかけて自動撮影したという。

クロウサギは、生まれた子どもをしばらくは別の巣穴に潜ませ、母ウサギが授乳に通う。鈴木さんによると、巣立ち直前とみられる子ウサギが巣穴に戻ったところを襲われた。翌日には、授乳に訪れた母ウサギが子ウサギを捜す様子も映っていたという。

巣穴は集落から2キロ以上離れ、野良猫や飼い猫でなく、ノネコが襲った可能性が高いという。鈴木さんは「猫は(自然の中に)もともと生息していなかった外来種。悪いのは猫ではなく、飼育を放棄した人間。捨てずに次の飼い主を探したり、保健所に相談したりするのを常識にしてほしい」と話した。

動画は26日に徳之島、28日に奄美大島で開かれるノネコ問題を考えるシンポジウムで一般公開される。

島では、飼い猫の登録義務付けや野良猫の不妊去勢手術などを通じ、ノネコの元になる野良猫を減らす取り組みを続けている。環境省奄美自然保護官事務所は「地元自治体や住民と協力して対策を進めたい」としている。(外尾誠)

情報源: アマミノクロウサギ、猫が襲う 鹿児島大が初めて撮影:朝日新聞デジタル



朝日新聞の記事に動画あり。