子育て中の働きアリは不眠不休…東大など論文

えぇ・・・


子育て中の働きアリは、何日間も休まずに働き続けるとの研究成果を東京大などのチームがまとめ、英科学誌「バイオロジー・レターズ」に論文を発表した。

働きアリは主に巣穴での子育てを担うが、1日の行動パターンはよく分かっていなかった。チームは、観察しやすいように体長約1センチと大きい沖縄原産のトゲオオハリアリを使って実験を行った。

8センチ四方の容器に1匹ずつ入れ、5日間の行動をカメラで録画して分析。働きアリしかいない場合、1日のうち活発に動く時間と休息する時間が交互に現れたが、卵や幼虫と一緒にすると、働きアリは休むことなく常に活動していた。病原菌から守ろうと卵や幼虫の体をなめたり、口にくわえて移動したりする育児行動をしていたといい、チームは「不眠不休でも働けるメカニズムを解明したい」としている。

情報源: 子育て中の働きアリは不眠不休…東大など論文 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


不眠不休で子育てをする働きアリと幼虫(東京大提供、antroom 島田たく氏撮影)

人間を含めたほとんどの生物には、約24時間の生活リズムがあり、活動と休息を周期的に行っているが、子育て中の働きアリはこのリズムに関係なく、24時間不眠不休で子どもの世話をしていることが分かった。東京大などの研究チームが3日までに、英王立協会誌バイオロジー・レターズに発表した。

東京大大学院修士課程2年の藤岡春菜さんらは、沖縄に住むトゲオオハリアリの働きアリを、(1)アリ単独(2)アリと卵(3)アリと幼虫(4)アリとさなぎ-の各ペアに分けて5日間飼育し、それぞれをビデオカメラで撮影。動画をコンピューターで解析して自動的にアリの1分間当たりの移動量を算出し、周期的な変化があるかどうかを調べた。

その結果、アリ単独の時と、アリとさなぎの時は1日のうちに活動が活発な時間帯とあまり動かない休息期が交互に現れたが、卵と幼虫の時は休息期が見られず、5日間にわたりほぼ連続して活動していた。この間、アリは卵をなめてきれいにしたり、幼虫に餌を運んだりするなど、子どもの世話を頻繁にしていた。さなぎは繭に包まれているため世話の必要はなく、アリは本来の活動時間に当たる昼間だけ活動していた。

藤岡さんは「人間でもそうだが、昼も夜も活動すればオーバーワークになる。実際の巣の中ではどのようにマネジメントしているのかを調べたい」と話している。(2017/02/03-09:03)

情報源:子育てアリは不眠不休=リズムなくし、24時間世話-東大など:時事ドットコム


Shimada – Lab

Ant circadian activity associated with brood care type | Biology Letters


凄いけど、怖いな。