【日本の解き方】「民主党政権で天下り減」は現役出向にお墨付きの実態 蓮舫氏は当時、公務員制度改革のポスト…お家芸のブーメラン炸裂か (1/2ページ) – 政治・社会 – ZAKZAK

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官僚の天下りをめぐり、「民主党政権では半減し、その後増加に転じた」という新聞報道があった。これは実態を反映したものなのだろうか。

この記事とともに掲載されている図は、出典も明記されておらず、ズボラな新聞報道の典型のようだが、数字をみると、内閣官房が公表している国家公務員の再就職状況のようだ。

この公表の仕組みを作ったのは、筆者が第1次安倍晋三政権で内閣参事官(官邸)を務めていたときである。数字は2009年1~3月分から公表されており、年度ベースでは09年度からとなる。その際、天下り斡旋(あっせん)等の禁止の規定も、国家公務員法改正として整備している。

天下りについては、民主党政権で取り扱いが大きく変わった。たしかに、国家公務員の再就職状況の数字では10年度は減少している。これは、当時の鳩山由紀夫政権で、事実上の天下りを「現役出向」という形で処理したために、見かけ上の数字が減少したのだ。

現役出向というのは、筆者が第1次安倍政権で天下り規制を担当していたときには、30歳程度の若手職員を民間企業に出向させて、民間感覚を体験するという制度として存在していた。ところが、民主党政権になると、制度の対象を退職間際の人にまで拡大した。そして従来の天下りに代わり現職のまま出向させるという、信じがたいことを民主党政権で行った。

これは「再就職」ではなく「出向」なのだから、天下りの数は減るに決まっている。だが、実質的には天下りなのだから、その後は「出向」が「再就職」に代わって、天下りが増えてくるのは当然だろう。

かつて民主党が野党であったときには、現役出向を「裏下り」だと批判していたものだ。ところが、政権を取ると、手のひらを返すように、官僚側の意向どおり「現役出向は問題なし」と急変した。

現役出向は天下りと実質的に変わらないが、ある意味では天下りよりたちが悪い。というのは、役人がそのまま民間企業に来るわけで、まさに役所に占領されている感じだ。

なお、現役出向は、その後の再就職の際に有利になるようにも運用されている。つまり、一回現役出向したところに、その後ひそかに「天下り」するなどの手が横行しているのだ。公募手続きはあるものの、一度現役出向しているので、他の応募者に比べて圧倒的に有利だ。民主党時代の現役出向の拡大、お墨付き化によって、天下りは広がっている。

さらに、民主党時代に、第1次安倍政権の国家公務員法改正で設置された再就職等監視委員会の人事をサボタージュし、同委員会を機能させなかったのも痛かった。

民進党代表の蓮舫氏は政権当時、大臣として公務員制度改革のポストを担当していたこともある。同党は天下りについて安倍晋三首相の責任を問うというが、お家芸のブーメランが見られるだろうか。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

情報源: 【日本の解き方】「民主党政権で天下り減」は現役出向にお墨付きの実態 蓮舫氏は当時、公務員制度改革のポスト…お家芸のブーメラン炸裂か (1/2ページ) – 政治・社会 – ZAKZAK

馬鹿ばっか。