福山・横島「漁師の浜売り」好評 3年目、新規就業者7人が定着: 広島県: 備後: 地域: 山陽新聞デジタル|さんデジ

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水揚げしたばかりの魚介類を販売する漁師の浜売り

福山市内海町・横島の横島漁業協同組合の漁師が島内の横田港などで魚介類を直売する「漁師の浜売り」が3年目のシーズンを迎えた。漁業の後継者不足に悩む島で、島に移住してきた新規就業者の販売ルートをつくろうと始まった狙い通り、Iターン・Uターンの7人が漁師として定着。遠方からの常連客も増え、漁協は「さらに多くの人に知ってもらえる直売市にしたい」としている。

組合員は現在約100人で「30年前の半分程度にまで減っている」と漁協。状況を打開しようと、2010年から全国各地の漁業志望者12人を研修生として受け入れてきたが、地元の漁師と違い、漁で取れた魚介類の販売方法が分からないといった問題もあった。

そこでその日水揚げした水産物を直接消費者に購入してもらう仕組みをつくろうと、漁師の浜売りを14年11月にスタート。夏に開催したこともあったが、取れる魚介類の豊富さと鮮度の関係から、11月~翌年3月末に開催の現在のスタイルを確立した。

「卸業者を介さない分、利益率も高い」と新規就業者は大きな手応え。研修生のうち7人が、浜売りに継続して参加し、漁業者として定着。地元の漁師6人も参加している。ドラッグストアの営業職を辞め、神奈川県藤沢市から移住した松本圭太さん(37)=尾道市出身=は「お客さんの顔を見ながら販売できるので、つながりが深くなる。浜売り以外でも個人的に来てくれる人もいる」と喜ぶ。

船から直接売るユニークな方式に、客からは「魚介類は新鮮そのもの」と好評。島民以外にも福山市内の松永、神辺地域や尾道市などの来客が多い。広島市から買い求めに来る常連客もいるという。

漁協浜売り部会の村上正会長(53)は「横島に定着してくれてうれしい。とりあえず10年間は浜売りを続けることを目標に頑張りたい」と話している。

漁師の浜売りは土曜日曜、祝日の午後1時から売り切れまで。残りの期間中はガザミやシタビラメ、エビなどが並びそう。問い合わせは漁協(084―986―2008)。
(2017年01月21日 19時37分 更新)

情報源: 福山・横島「漁師の浜売り」好評 3年目、新規就業者7人が定着: 広島県: 備後: 地域: 山陽新聞デジタル|さんデジ

昨日行ってきました。