障害者殺傷事件から半年 元職員 過去と比べて差別意識か | NHKニュース

ふむ・・・


相模原市の知的障害者施設で46人が殺傷された事件から26日で半年、逮捕された27歳の元職員は、事件を計画した経緯について「施設の入所者は会話ができないなど、過去に自分の身近にいた障害者と比べて違っていた」などとして、重い障害のある人たちに差別意識を持つようになったという趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。検察は、専門家による精神鑑定の結果などを基に、来月中にも元職員の起訴について判断する見通しです。

この事件は、去年7月26日の未明、相模原市緑区の知的障害者の入所施設「津久井やまゆり園」で入所者が次々に刃物で刺され、19人が死亡、27人が重軽傷を負ったもので、施設の元職員、植松聖容疑者(27)が、19人を殺害したとして逮捕されました。

また、重軽傷を負った24人に対する殺人未遂の疑いなどでも追送検され、専門家による精神鑑定が行われています。

これまでの調べに対し、植松容疑者は「障害者は不幸を作ることしかできない」などと供述し、障害者やその家族を冒とくする内容の供述を繰り返していたということです。

植松容疑者は、この施設で3年余り働いていましたが、その後の調べで、事件を計画した経緯について「施設の入所者は会話ができないなど、過去に自分の身近にいた障害者と比べて違っていた」などとして、重い障害のある人たちに対して差別意識を持つようになったという趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。

捜査当局は、入所者と接する中で重い障害のある人に対する身勝手な考えを持つようになったと見て調べています。

専門家による鑑定は、来月20日まで行われ、検察は、鑑定結果を基に来月中にも起訴について判断する見通しです。

施設は全面的に建て替えへ

神奈川県は、「津久井やまゆり園」を全面的に建て替えることを決め、平成32年度中の完成を目指しています。

現在の施設を取り壊す工事は来年度中に始まる予定で、今、別の施設で生活している人も含めたおよそ100人の入所者は、ことし4月以降、横浜市内の県立の施設に移ることになっています。

県は新しい施設について、地域に開かれた施設となるよう施設の入り口周辺の塀を撤去したり、体育館やグラウンドなどを地域住民に積極的に開放したりするほか、入所者が将来的に施設を出て、地域での生活への移行を促進するため、一緒に生活する「ユニット」と呼ばれるグループ分けをこれまでの20人単位から10人程度にするなどとする基本構想の案をまとめています。

一方、県が新しい施設の規模をこれまでと同様に150人程度と想定していることに対し、障害者団体などから「小規模な施設を複数作り、入所者が地域に根ざした生活を送ることができるようにすべきだ」と、反対の意見が出されています。

黒岩知事は、25日の会見で「多くの人が納得できる形で進めたい」と述べ、構想案の見直しも含めて再検討する考えを示しました。

県は、今年度中に基本構想をまとめて公表したいとしています。

事件から半年 献花絶えず

相模原市の「津久井やまゆり園」には、事件から半年となった26日も多くの人たちが花を手向けに訪れていました。

事件のあと、施設の正門前に設置されていた献花台は、先月、撤去されましたが、事件から半年となった26日、多くの人たちが花を手向けに訪れました。

グループホームを運営しているという東京・品川区の女性は、「19人のことを忘れずに、これから自分が何ができるのかを問いかけるために、月命日の26日に現場に来るようにしています。事件から半年がたちましたが、きのうのことのように思い出します」と話していました。

また、知的障害があるという札幌市から訪れた男性は、「犠牲となった大勢の仲間たちのことを『忘れないよ』と伝えました。今もこの施設で暮らす仲間たちがどんな思いで過ごしているのかを考えると心配です」と話していました。

情報源: 障害者殺傷事件から半年 元職員 過去と比べて差別意識か | NHKニュース

へぇ・・・