【安倍首相VS蓮舫代表論戦詳報(2)】蓮舫氏、トランプ氏TPP脱退で安倍晋三首相を追及 「APECで米国抜きの経済連携を話し合えたのに…」(1/4ページ) – 産経ニュース

首相が何度も「(信頼関係上)答えられない」と言ってるわけだが・・・


参院TPP特別委員会で、民進党の蓮舫代表(右)の質問に答弁する安倍晋三首相=24日午後、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)

蓮舫氏「議場が騒然となるのは、総理の不誠実な答弁だからです。日米関係で、信頼関係を構築するのは大事だ。私もそれは共有します。トランプさんが誠意をお示しになり、それで信頼できたという。『その誠意はどういう形で示されたんですか?』と聞けば、同盟関係について長々と答弁をされ、聞きたいことには何もお答えにならない」

「なぜこれだけ急いだのかと思えば、TPPは安倍総理の成長戦略の要として推進し、国会でも強行採決を繰り返している。選挙期間中にTPP脱退を公約に掲げたトランプ氏には、なんとか翻意してもらおうと。それで急いで入ったと私は認識している。TPPについてはきっちりとトランプ氏の本音を聞くことはできたのですか」

首相「同盟の意義について話をしたのは、まさに日米関係の原則であり、(蓮舫氏が)同じ質問をしたから同じ答弁になったわけでありまして。現職大統領がいるなか、(トランプ氏とは)国と国との関係においてのやりとりということは避けようと一致をしたところでございます。信頼関係というのは、約束関係をしっかり守っていくところから始まるのではないか。こう思うわけです」

蓮舫氏「トランプ氏は、TPPを脱退すると明言されたか」

首相「信頼を裏切ることは、2人だけにしておこうということを、相手がペラペラしゃべり、信頼を損ねるわけです。トランプ氏が何をしゃべったか申し上げれば、信頼を裏切る。まだ(大統領に)就任していない、スタッフが付いていない中の発言で、私が紹介することは適切でない」

蓮舫氏「TPPに米国が批准をし、発効するかは、わが国の国益です。総理がトランプ氏と会い、そのことを確認したかによって、(参院)審議も大きく左右されます。トランプ氏は、今月22日、ビデオメッセージでTPP脱退を明言しました。そのことは(2人で会ったときに)議論していなかったのですね」

首相「トランプ氏が自分の政策的見地を発表するのと、私とトランプ氏のやりとりを発表するのは別の話です。やりとりについては、全く述べていない。外交チームも編成されていない中のトランプ氏の発言であり、外には出さないということです」

蓮舫氏「総理はブエノスアイレスで『TPPについて、米国抜きでは意味がない。再交渉が不可能であるのと同様、根本的な利益のバランスが崩れる』と述べました。賛同をします。その直後、トランプ氏がメッセージでTPP脱退を明言しました。恥をかきました。トランプ氏がこのメッセージが出ることをご存じでしたか」

首相「私とトランプ氏のやり取りは、申し上げることはできないわけですから、ここで申し上げることは、控えさせていただきたい」

蓮舫氏「総理が誰よりも先んじて、トランプ氏に会い、そのことを知っていたかどうかは、その直後のアジア太平洋協力会議(APEC)を大きく左右します。APECが始まるときに、ペルーのクチンスキ大統領は『米国抜きの似たような協定で代用できる』、ニュージーランドのキー首相も同じようなことを言っている」

「APECは『TPPをどうしましょう…』という議論になってしまった。トランプ氏の脱退について確認したのであれば、APECは米国抜きの経済連携のあり方を話し合う会議に、日本主導で持っていくことができたのに。なぜやらなかったのか」

首相「キー首相、ペルー大統領が言われているのは、残りの11カ国で直ちにやろうという考え方です。しかし、それでは、バランスが崩れてしまう。そして、米国とそれぞれがバイでやるのかという話にもなってくる。われわれは腰を据えて考える必要があると私は思います。トランプ氏発言があったからといって、右顧左眄するべきではない。まさに日本は自由貿易の旗手として意思を示す必要がある」

「APECは、TPPに入っている国だけではない。『自由貿易の持つ意義について、今こそしっかり発信していくべき。TPPも意義がある』ということを申し上げた。TPP首脳会議では、トランプ氏と話したうえにおいても、TPPについてしっかり国内手続きを進めていくべきだということで一致をしたところです。他の多くの国々の指導者も電話で話をして、しっかりとTPPを進めていこうと一致をしたところです」

蓮舫氏「TPPは署名12カ国のGDPが85%を超える国が批准しなければ発効しません。米国は、12カ国の62%を占めています。米国が脱退をした場合、TPPは発効しますか」

岸田文雄外相「発効要件は、署名2年後で、全参加国のGDP85%以上、あるいは、6カ国以上が締結するという要件を満たすということ。米国が参加しなければ、この要件を満たすことは難しいと考えます」

蓮舫氏「つまり米国が脱退したらTPPは発効しない。トランプ氏は脱退すると公約し、ビデオメッセージでも脱退すると明言した。なぜ、ここで、貴重な時間、税金を使って、審議を進めるのか」

安倍首相「TPPについては、日本か米国が参加しなければ、発効はしない。だが、まだTPPは発効していない。脱退ということには今の時点ではならない。かつて、北米自由貿易協定(NAFTA)などについても、米国の大統領が選挙中の発言と、結果が違ったこともある。状況は厳しいが、腰を据えていきたいと思っています。今、完全に脱退してしまうことは、TPPの性格上、できないということは申し上げておきたい」

蓮舫氏「どんなにわが国が手続きを進めても、動かないものに、国会の貴重な人材と税金を使うのはやめた方がいい。セカンドオピニオンも含め、次の自由貿易、経済連携はどういうものがあるのか議論を進めるべきだと伺っている。日本が国内の批准手続きを得たら、トランプ氏が翻意をするとの確信を総理はお持ちですか」

=(3)に続く

情報源: 【安倍首相VS蓮舫代表論戦詳報(2)】蓮舫氏、トランプ氏TPP脱退で安倍晋三首相を追及 「APECで米国抜きの経済連携を話し合えたのに…」(1/4ページ) – 産経ニュース

耳鼻科と脳外科に行ってはどうか?