ポル・ポト派元最高幹部の終身刑確定 カンボジア虐殺に区切り :日本経済新聞

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【ハノイ=富山篤】カンボジアの旧ポル・ポト政権による大量虐殺を裁く特別法廷の最高裁判所(二審)は23日、同政権の元最高幹部、ヌオン・チア元人民代表議会議長(90)とキュー・サムファン元国家幹部会議長(85)に対し、一審の終身刑を支持する判決を言い渡した。法廷は二審制で、初めて元最高幹部の判決が確定。犠牲者は200万人とされる負の歴史に一応の区切りがついた。

最高裁は政権ナンバー2だったヌオン・チア被告らが数百万人の住民の強制移住と旧ロン・ノル政権兵士250人以上の処刑に関与したとする一審判決を全面的に支持。終身刑はカンボジアで最も重い刑で、2012年2月に確定判決が出たトゥールスレン政治犯収容所の元所長カン・ケ・イウ被告(74)と合わせ、計3人の幹部が終身刑となった。

カンボジアではベトナム戦争、中越戦争など米ソ冷戦構造が巻き起こした戦争のあおりを受ける形で、内戦が勃発した。共産主義のポル・ポト派は1970年代初めから勢力を強め、75年に親米だったロン・ノル政権を倒し、極端な共産主義思想を広めていった。「原始共産制」を目指し、銀行や通貨は廃止。多くの国民を農村に強制移住させ、農作業を課した。学者、公務員などは資本主義の手先として虐殺した。

79年にヘン・サムリン氏や現首相のフン・セン氏らがベトナム政府の助けを借りてポル・ポト政権を打倒したあとも、タイなどに逃れ、反政府運動を続けていた。93年に国連主導による選挙が行われ、98年にポル・ポト氏が死去したこともあり、同派は消滅した。

カンボジアの学校ではクメール・ルージュによる歴史をほとんど教えず、国民の多くは真相を知らない。

今回確定判決が出た2被告はすでに政治力はなく、内政への影響はない。ただ、米国、フランスなどから人権弾圧を批判されることが多いフン・セン政権にとっては法治国家としてカンボジアが立ち直ったことをアピールできる機会となる。

情報源: ポル・ポト派元最高幹部の終身刑確定 カンボジア虐殺に区切り  :日本経済新聞

一区切りかな。