田んぼでプレーボール!実は… 福岡のJR沿線で話題に:朝日新聞デジタル

案山子ソフトボール


電車の乗客も驚かせる「かかし」たちのプレー=14日、福岡県飯塚市鯰田、垣花昌弘撮影
電車の乗客も驚かせる「かかし」たちのプレー=14日、福岡県飯塚市鯰田、垣花昌弘撮影

稲刈りを終えた田んぼで、子どもたちがソフトボールの熱戦を繰り広げている。しかし、プレーに臨むのはかかし。日によってかかしの位置が変わり、ゲームが少しずつ進んでいるように見せる凝りようだ。

福岡県飯塚市鯰田のJR筑豊線・浦田駅のそば。建設会社会長の久保井伸治さん(65)が、地元でかつて開かれていた自治会対抗の小学生ソフトボール大会のユニホームで作った。

久保井さんはソフトボールチームの元監督。ユニホームは処分される予定だったが、「捨てるのは忍びない」と、にぎやかに繰り広げられた試合をかかしで再現し、地域を盛り上げようと、知人から田んぼを借りて2012年秋から始めた。顔は美容室から譲り受けたカット練習用のマネキン。スポーツ刈りにされたものもある。

「24時間ソフトボール大会」と銘打ち、毎年11月の1カ月で1試合を再現する。選手が集まる場面から数日おきに少しずつかかしを動かし、勝利チームの胴上げまで試合を進める。審判や観客の姿も。見に来た人が得点板に点数を書き込めば、その状況に合うように配置する。

「観覧席」に置いてある応援メッセージを書き込めるノートには、「一つ一つ細かく、ポーズもあっていて本物みたい」「笑いがとまりません」「車で前を通るたびに気になっていました。毎年楽しみにしていて、ソフトボール大会が始まると、秋だなあと感じます」という言葉が並ぶ。

21日現在、5回裏まで進行中で、どのチームが勝つかは久保井さん次第。「昔は田んぼでよく遊んだ。童心に帰ってほしい」(垣花昌弘)

勝利の胴上げをする「かかし」=過去の「試合」から、久保井伸治さん提供
勝利の胴上げをする「かかし」=過去の「試合」から、久保井伸治さん提供
勝利の胴上げをする「かかし」=過去の「試合」から、久保井伸治さん提供
勝利の胴上げをする「かかし」=過去の「試合」から、久保井伸治さん提供

情報源: 田んぼでプレーボール!実は… 福岡のJR沿線で話題に:朝日新聞デジタル

よくできているな。