カメラは見た、クロウサギの子育て 出産前から密着:朝日新聞デジタル

根気強いな・・・


巣穴に運ぶ葉を集めるアマミノクロウサギ=2015年10月30日、鹿児島県奄美大島、浜田太さん撮影
巣穴に運ぶ葉を集めるアマミノクロウサギ=2015年10月30日、鹿児島県奄美大島、浜田太さん撮影

国の特別天然記念物アマミノクロウサギの子育ての様子を、鹿児島県奄美市の写真家でクロウサギ生態研究家の浜田太さん(63)が撮影に成功した。同市で記者会見を開いて映像を公開した。出産前に巣穴に葉を運ぶ姿から、授乳、巣離れまでの一連の流れを収め、これまで不明な点が多かった生態の解明につながる貴重な映像となっている。

浜田さんによると、昨年9月中旬、奄美大島中南部の森で発見した子育て用の巣穴の近くに暗視カメラを設置。この巣穴から子ウサギが出ていった12月7日までの様子を収めた。

アマミノクロウサギの授乳の様子。親ウサギの胸のあたりに乳を吸う子ウサギがみえる=2015年11月11日、鹿児島県奄美大島、浜田太さん撮影の動画から
アマミノクロウサギの授乳の様子。親ウサギの胸のあたりに乳を吸う子ウサギがみえる=2015年11月11日、鹿児島県奄美大島、浜田太さん撮影の動画から

クロウサギは、子どもが生まれてからしばらくの間は親と別の巣穴に潜ませ、母親が授乳に通う。ハブなどの外敵から身を守るためとみられるという。

約30年前にクロウサギの撮影を始めた浜田さんは、これまでに何度も子育ての様子を撮影。授乳に通う頻度は2日に1回などという生態を明らかにしていた。

今回の撮影では新たに、①出産前、親が子育て用の巣穴に葉を運ぶ②授乳時間は平均約2分③出産から巣離れまでは40日前後、などと確認。こうした内容や映像を、沖縄県で14日から始まる国際的な動物学会でポスター発表するという。

巣穴に運ぶ葉を集めるアマミノクロウサギ=2015年10月30日、鹿児島県奄美大島、浜田太さん撮影
巣穴に運ぶ葉を集めるアマミノクロウサギ=2015年10月30日、鹿児島県奄美大島、浜田太さん撮影

奄美大島は、政府が2018年の世界自然遺産登録を目指す「奄美・琉球」の一部。浜田さんは「泊まり込みや雨中の撮影は大変だったが、世界自然遺産登録を前に世界の人にクロウサギを知ってもらういい機会になる」と話した。(外尾誠)

情報源: カメラは見た、クロウサギの子育て 出産前から密着:朝日新聞デジタル

別のサイトだけど、動画があった。