イタイイタイ病「風化させない」…顕彰碑を除幕 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

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富山市の神通川流域で発生した公害病「イタイイタイ病」の被害者らでつくるイタイイタイ病対策協議会が14日に結成50年を迎えるのを前に、これまでの活動をたたえる顕彰碑の除幕式と記念式典が12日、同市内で行われた。

患者の遺族など約130人が出席し、「被害を風化させてはならない」「顕彰碑が惨事を繰り返さない糧となることを願う」などと決意を新たにした。

顕彰碑の除幕式は昼前、富山市婦中町萩島の清流会館で行われた。

「イタイイタイ病 闘いの顕彰碑」と刻まれた碑は、高さ約2・7メートル、幅約4・5メートルの御影石。裏側には、原因のカドミウムを排出した三井金属鉱業を相手取った損害賠償請求訴訟・名古屋高裁金沢支部での「完全勝訴」(1972年)や、汚染土壌の工事完了(2012年)、患者救済の取り組みなど、半世紀にわたる活動の歴史が記された。

除幕式では、碑の近くに、2010年に85歳で亡くなった同協議会初代会長の小松義久さんらの遺影も飾られた。

小松さんの次女で、語り部の活動を行っている雅子さん(61)(富山市婦中町青島)は「父や、支えてくれた人たちが苦難を乗り越えてきたからこそ、今がある。風化させないよう、語り継いでいかなければならない」と決意を示した。

午後、富山市内のホテルに会場を移して行われた記念式典では、高木勲寛くにひろ会長(75)が「原点を忘れず、粘り強く活動していきたい」と、今後に向けて語った。来賓として出席した石井知事は「悲惨な公害が二度と繰り返されることがないよう、県としても貴重な資料をしっかりと後世に伝え、外国を含めて幅広い人に知ってもらうよう、まい進したい」と述べた。

◆イタイイタイ病=カドミウムの慢性中毒で腎臓障害を起こし、骨が極端にもろくなる公害病。1961年にカドミウム原因説が発表され、68年に国が初の公害病に認定。認定患者は計200人、うち生存者5人(11月1日現在)。新潟水俣病、四日市ぜんそく、水俣病とともに4大公害病とされる。

顕彰碑を除幕する関係者ら(12日、富山市で)
顕彰碑を除幕する関係者ら(12日、富山市で)

情報源: イタイイタイ病「風化させない」…顕彰碑を除幕 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

公害被害な。