【博多駅前陥没】「ここから離れろ!」粘土層突き抜ける大量の地下水 崩落15分前、作業員10人間一髪で脱出(1/2ページ) – 産経WEST

避難が間一髪だったようだよな。


地下約25メートルの作業現場に土砂混じりの水が勢いよく噴き出した。「ここから離れろ!」「ドーン」。8日早朝、福岡市の博多駅前で起きた道路陥没事故。大規模な崩落は、何らかの理由で粘土層を突き抜けた地下水が招いたとみられ、脱出はわずか15分前だった。

工事関係者によると、午前5時ごろ、市営地下鉄七隈線の延伸工事に当たっていた作業員約10人に緊張が走った。崩落の兆候を示す水漏れが、現場のトンネル上部から始まったからだ。

線路を敷く空間をつくるために固い岩盤層を削っては、崩落を防ぐためにコンクリートを吹き付ける作業の最中。トンネルの上には水がたまりやすい砂の層があり、トンネルにしみ出すことはあったが、噴き出すことはなかったという。

やがて水に土砂が混じりだす。作業員は間もなく現場から離れ、地上へつながる階段やエレベーターがある100メートル以上離れた「竪坑」を目指した。その直後、地鳴りとともに「ドーン」のごう音。数十メートル先のカラオケ店が入るビルが揺れるほどの地響きがした。

工事に携わる男性(23)は崩落の様子を「隕石が落ちたようだった」と振り返る。水の噴き出しから約15分後の出来事。作業員は間一髪で難を逃れ、けが人はなかった。

崩落はやまない。車線片側に続き、破断した下水管から飛び出す水が周囲を浸食。逆側にも穴が開いて二つの穴の境目にあったアスファルトも崩れ、博多駅へ続く大通りを完全に断絶した。信号機2基ものみ込まれた。ガス漏れもあり、現場は汚物がまき散らされたような臭いが立ち込めた。

市によると、現場地下は、トンネルのある岩盤層の上に、水を遮る粘土層、さらにその上に地下水を含んだ砂の層が重なった構造。何らかの原因で粘土層が破れ、水を含んだ土砂がトンネル内に流れ込むとともに、道路下に新たに空間ができ、アスファルトが崩れ落ちた可能性があるという。

延伸工事は2020年度の運行を目指し、24時間体制で行われていた。崩落現場で負傷者が出なかったことについて、福岡市の幹部は「迷惑を掛けて申し訳ないが、早朝で車両が転落するといった被害もなく不幸中の幸いだった」と安堵した。

博多駅前の道路大規模陥没事故現場。(上から)2カ所の陥没が発生=早朝(宮永修治さん提供)、徐々に広がり大きな一つの陥没に変わった=午前8時ごろ、水がたまり池のようになった現場=午後4時3分=いずれも8日、福岡市博多区
博多駅前の道路大規模陥没事故現場。(上から)2カ所の陥没が発生=早朝(宮永修治さん提供)、徐々に広がり大きな一つの陥没に変わった=午前8時ごろ、水がたまり池のようになった現場=午後4時3分=いずれも8日、福岡市博多区

情報源: 【博多駅前陥没】「ここから離れろ!」粘土層突き抜ける大量の地下水 崩落15分前、作業員10人間一髪で脱出(1/2ページ) – 産経WEST



復旧は何時になるかね・・・