Googleの爆速インターネットサービス「Google Fiber」が事業拡大の抑制&人員削減へ – GIGAZINE

あらら・・・

By Carlos Pacheco

2010年から実験的なブロードバンドインターネットサービスとしてアメリカの一部地域で提供されていた最大1Gbpsのネットワークサービス「Google Fiber」が、従業員を削減して今後のインターネット網の拡大を停止することを明らかにしました。

Google Curbs Expansion of Fiber Optic Network, Cutting Jobs – The New York Times
http://www.nytimes.com/2016/10/26/technology/google-curbs-expansion-of-fiber-optic-network-cutting-jobs.html


Google Fiberは2010年から段階的に提供地域の拡大を続け、カンザス州カンザスシティ、カンザス州オレイサ、ミズーリ州カンザスシティ、テキサス州オースティン、ユタ州プロボ、テネシー州ナッシュビル、ジョージア州アトランタ、ユタ州ソルトレイクシティなどの大都市圏でサービスが提供されています。料金設定は70ドル(約7200円)でアメリカの一般的なインターネット速度の100倍にあたる1Gbpsのインターネット接続を得ることができ、120ドル(約1万2000円)でインターネットサービスに加えてテレビサービスを受けることが可能。また、Google Fiberに申し込んでいなくても無料で50Mbpsのインターネットが利用可能です。

2016年6月にGoogle Fiberは高速インターネットサービスプロバイダ・Webpassを買収し、さらなる提供エリアの拡大が予想されていましたが、Googleの親会社であるAlphabetから、Google Fiberの事業拡大の抑制と従業員の削減が発表されました。削減される従業員の正確な人数は未発表のままです。今後もGoogle Fiberはすでにサービスを提供しているエリアでのインターネットの提供を継続しますが、提供エリアの拡大は行われないとのことです。

By UCFFool

Alphabetによると、Google Fiberの試みには高額な設備投資がかけられたのですが、見込んだほどの利益が得られていないとのこと。その損失分はモジュールスマートフォン「Project Ara」の開発中断にも影響を与えるなど、Googleのほかの事業の予算を切迫していると報告されています。

Google検索などのGoogleのコア事業を除いた実験的事業において、Googleは2016年の第2四半期で8億5900万ドル(約885億6000万円)の営業損失に対して収益が1億8500万ドル(約190億7000万円)だったことを発表しています。Google Fiberの詳しい収支は明かされていないものの、Google Fiberへの投資額は四半期ごとに割り振られている2億8000万ドル(約288億6000万円)という資本支出の大部分を占めていることが分かっています。

見込んだほどの利益が出なかったか。