宇都宮爆発事件から1週間 元自衛官を書類送検へ | NHKニュース

ふむ・・・

宇都宮市の公園で爆発が起き3人が重軽傷を負った事件から30日で1週間、公園や容疑者の車が全焼したコインパーキングでは警察の検証が終わり、爆発物に使われたと見られる金属製のネジや金具などが多数見つかりました。警察は、自殺したと見られる元自衛官の72歳の男が、公園で爆発物を爆発させたとして、今後、殺人未遂などの疑いで書類送検する方針です。

今月23日の昼前、宇都宮市の宇都宮城址公園で爆発があり、元自衛官、栗原敏勝容疑者(72)が死亡し、近くにいた中学生ら3人が巻き込まれ重軽傷を負いました。

事件から1週間となる30日までに、警察は、爆発があった公園や容疑者の車が全焼したコインパーキングの検証を終えました。

これまでの調べで、この2か所では、爆発物に使われたと見られる多数の金属製のネジや金具、それにビー玉などが見つかったほか、パーキングの周辺では圧力鍋の「ふた」と見られるものが2個見つかったということです。

また、全焼した容疑者の自宅からは、火薬が入っていない家庭用の打ち上げ花火が複数見つかったということです。

警察は、栗原容疑者が手製の爆発物を複数作って公園などで爆発させ、周囲の人を巻き込んで自殺を図ったとして、今後、殺人未遂などの疑いで書類送検する方針です。

当時の状況語る

爆発があった公園で行われていたイベントで警備に当たっていた男性が、爆発があった際の状況を詳しく語りました。

宇都宮市の70代の男性は、爆発があった当日公園で行われていたイベントで交通整理や警備に当たっていました。

男性が、公園内にある「清明館」と呼ばれる建物の付近にいた午前11時半ごろ、北のほうから大きな爆発音が2回聞こえ、数分後には7メートルほどのところで大きな爆発音がしたといいます。

男性は「北のほうで爆発的なすごい音がした。バンバンって。びっくりしてそちらのほうを見ていたらもう1回パーンってなって、それがこっちの公園の爆発だった。同時に雨が降ってくるみたいにわさわさって音がして破片が飛んできた。びっくりしちゃって、何が起こったのかわからなかった」と爆発の瞬間の状況を語りました。

爆発があった場所から数メートルのところには、けがをした人が倒れていて、周りには金属片が飛び散っていたといいます。

男性は「腕時計のベルトや被覆のない電線、乾電池などが落ちていて、金属の破片はかなりたくさんあった」と話しました。そのうえで、「全然見ず知らずの人を巻き込んで、それだけは許せない」と、憤りを表していました。

催しの場所変更などの影響も

爆発事件を受けて、宇都宮城址公園で行われる予定だった催しが、場所を変更するなど影響が出ています。

30日は、街歩きのイベント「ウオーキングフェスタ」が、宇都宮城址公園をスタート地点にして行われる予定でしたが、爆発事件を受けて会場が近くの中学校の跡地に変更されました。

さらに、イベントの実行委員会によりますと、周辺を警備する警備員や警察官の人数を当初の予定より増やしたということです。

小学生の息子と参加した30代の女性は「事件が起きたときは爆発があった理由がわからなかったので、怖くてイベントも中止になると思いましたが、無事開催されてよかったです」と話していました。

実行委員会の渡辺尊之事務局長は「公園が捜査で使えない可能性があったので、会場を変更してイベントを行うことにしました。安全対策には万全を期していますが、参加者の皆さんには気をつけて楽しんでほしいです」と話していました。

規制解除で公園には遊ぶ人の姿も

宇都宮城址公園は、今月23日の事件のあと立ち入りが制限されていましたが、爆発があった付近を除いて27日夕方に規制が解除され、事件から最初の日曜日となった30日は公園で遊ぶ人たちの姿が見られました。

公園の近所に住んでいるという30代の女性は「子どもと遊びに来ました。ふだんから来ていた場所だったので、事件は怖いなと感じました。人はふだんより少ないと思います」と話していました。
また、ゲームアプリ「ポケモンGO」を遊びに来たという20代の男性は「ふだんより人は少なく感じます。事件はびっくりしましたが、また公園に人が来るようになればいいと思います」と話していました。

一方で、爆発があった公園内の「清明館」と呼ばれる建物の北側付近は、公園を管理する宇都宮市がフェンスを立てて立ち入りを制限しています。

書類送検なのか・・・