【佐藤春佳のシリーズブレーク】「宮島さんの神主」に100年以上の歴史あり (1/2ページ) – 野球 – SANSPO.COM(サンスポ)

ほぉ・・・

SMBC日本シリーズ第2戦(広島5-1日本ハム、広島2勝、23日、マツダ)日本シリーズの舞台裏を取り上げるコラム「シリーズブレーク」。第2戦は、気になる広島の“あの歌”のルーツを追って一路、安芸の宮島へ-。そこには深い歴史があった。

♪宮島さんの神主が おみくじ引いて申すには 今日もカープは 勝ち 勝ち 勝ち 勝ち!

1、2戦とも、6度ずつ聞いた。広島の得点時と勝利の後にファンが合唱する、あの歌だ。ご神託の如く勝利を告げる「宮島さんの神主」は、さぞ熱狂的な鯉党なのだろう。いざ、「宮島さん」こと世界遺産の厳島神社に足を運んだ。

「よく聞かれますが、うちは野球とは関係ありません! 起源? 昭和20年代頃から運動会なんかで歌われていましたからねぇ…」。神社に尋ねると困惑顔である。現在「宮島さんの神主」こと神職は約30人。「全国から来ているので、おのおの好みはあるでしょうね」。鯉党というわけでもなさそうだ…。

広島ファンとしても有名な放送作家の桝本壮志氏(41)によると、同歌は古豪、広島商高の応援歌が元祖。1989年に監督に就任した山本浩二氏の下、いずれも同校OBの大下剛史氏、三村敏之氏がコーチとして入閣。地元育ちの首脳陣をもり立てようと、カープ応援団が同校の応援歌を取り入れたのが契機だそうだ。

さらに起源をたどると、同歌は宮島の対岸にある廿日市(はつかいち)市地御前(じごぜん)で明治時代から歌われていたという。同地区で育った人が広島商高に入学し、応援歌として歌い出し…。「勝ち 勝ち 勝ち 勝ち!」には何と、100年以上の歴史があった。

地御前には、厳島神社の外宮として建立された地御前神社がある。本物の「宮島さんの神主」はそこに? 対岸に戻り急行すると、大にぎわいの宮島とは対照的に、静寂が広がり、神主さんどころか話を聞ける人がいなかった…。

厳島神社で、宮島さんの神主の気分で引いたおみくじには「吉。勝負事は十分の勝なり」。2連勝で歌詞通り「勝ち 勝ち!」となり、さらに「勝ち 勝ち!!」の4連勝もある!? (プロ野球遊軍)

厳島神社の対岸にある廿日市市の地御前神社

地御前神社 | はつかいち旅ナビ

へぇ、結構古いんだ・・・