プロ野球 セ・リーグ 広島が2連覇

プロ野球 広島がリーグ2連覇 | NHKニュース

おめでとうございます。


プロ野球 セ・リーグ 広島が2連覇
プロ野球 セ・リーグ 広島が2連覇

プロ野球・セ・リーグで優勝へのマジックナンバーを1としていた首位の広島が18日、2位の阪神に3対2で勝ち、2年連続8回目のリーグ優勝を決めました。

リーグ連覇をねらう広島は優勝へのマジックナンバーを1とし、18日に勝つか引き分ければ優勝が決まるという状況で2位の阪神と甲子園球場で対戦しました。

広島は1回、18日に32歳の誕生日を迎えた4番の松山竜平選手のタイムリーヒットで1点を先制し、4回には先発の野村祐輔投手がスクイズを決めて2対0とリードしました。

4回と7回に阪神に2本のソロホームランを打たれて2対2の同点に追いつかれましたが、8回に5番のバティスタ選手が勝ち越しのタイムリーヒットを打ち再びリードを奪いました。

8回をジャクソン投手、9回を中崎翔太投手が抑えて1点のリードを守り抜き、広島が3対2で阪神に勝ちリーグ優勝を決めました。
広島のリーグ優勝は2年連続8回目です。

緒方孝市監督「ファンとともに勝ち取った優勝」

広島の緒方孝市監督は胴上げで11回宙を舞いました。

優勝インタビューで「去年25年ぶりにリーグ優勝して広島のファンに心から喜んでもらい、優勝パレードでは本当にすばらしい時間を過ごした。その喜びをもう一度味わえるようにと選手たちがキャンプから頑張ってくれた」と振り返りました。

そのうえで「今シーズンは追われる立場だったが、去年の優勝を自信にして力をつけ、開幕から頑張って最高のスタートダッシュを切り、交流戦ではパ・リーグのチームを相手に自分たちの野球ができた。シーズン途中、けが人が出て苦しい時期もあったが、勝負どころの9月で選手が一気にラストスパートをかけて力を見せつけてくれた」と選手たちの頑張りに感謝しました。

そして選手たちに向かって「本当にご苦労さん、本当に頼もしいやつらだ」と呼びかけました。

ファンに対しても「チームが不調の時もチャンスの時も選手とともに戦ってもらった。ともに勝ち取ったリーグ優勝だと思っています」と感謝の気持ちを述べました。

野村祐輔投手「やってやるぞという気持ちで」

リーグ優勝がかかった試合に先発して6回1失点と好投した野村祐輔投手は「きょうの先発は『やってやるぞ』いう気持ちでマウンドに上がった。今シーズンは苦しいときもあったので、優勝できたことはよかった。いつもそうだが、きょうも粘りのピッチングを意識して、いいピッチングができた」と振り返っていました。

4番松山竜平「つなぐ意識で打席に入った」

先月下旬にけがで離脱した鈴木選手に代わって4番を打ち、チャンスで勝負強さを見せた松山竜平選手は優勝がかかった18日の試合でも1回に先制のタイムリーを打ちました。

この打席について松山選手は「4番だけど、つなぐ意識で打席に入った。『なんとか先制点をと』という気持ちだった。インコースのボールを大振りせず、うまくさばくことができた」と振り返りました。

松山選手は18日が32歳の誕生日で「誕生日だったので、勝ちたい、優勝したいと思っていたので、素直にうれしい」と話していました。

鈴木誠也「悔しさバネに頑張る」

4月下旬から4番を任され、一時、リーグトップの90打点をマークしたものの、先月下旬に右足首を骨折した鈴木誠也選手は「けがをしたにもかかわらず、この場に立ち会えたことに感謝したいです。リーグ連覇できたことは素直にうれしいですが、大事な時期に離脱してチームに迷惑をかけてしまいました。自分自身も悔しい思いが残るシーズンとなりました。この悔しさをバネに来年はリーグ3連覇を目指すチームに貢献できるように頑張りたいです」というコメントを球団を通じて出しました。

9回登板の中崎翔太「最後を任せてもらい感謝」

1点リードの9回にマウンドに上がり3人で抑えた中崎翔太投手は2年連続でリーグ優勝の瞬間をマウンドで迎えました。

中崎投手は「きょうは力をしっかり出せた。スピードも出ていたが、それは球場のファンの皆さんの後押しがあったおかげ。ことしは1年間ずっと投げられたわけではないのに、きょうは最後を任せてもらい、感謝していたし意気に感じていた」と話していました。

決勝打のバティスタ「チャンスもらい喜んでいる」

決勝タイムリーを打ったバティスタ選手は「コーチから、相手ピッチャーはアウトコースにたくさん投げるのでそれをたたくよう指示された。初球から狙っていて、コンパクトなスイングを意識していた」と話していました。

バティスタ選手は今シーズン途中に育成選手から支配下選手に登録され、ここまでホームラン10本を打ち、18日は5番で起用されました。
バティスタ選手は今シーズンのこれまでについて「一生懸命練習し、試合ではチームのために一生懸命やってきた。きょうはチャンスをくれてすごく喜んでいる」と話していました。

NPB 熊崎コミッショナー「黄金期の到来を予感」

熊崎勝彦コミッショナーは「2年連続8度目のリーグ優勝を心からお祝い申し上げます。昨シーズンは25年ぶりの優勝に感動いたしました。今シーズンはさらに連覇を成し遂げられ、『育成のカープ』が実を結び、昨年の優勝経験と相まって、まさに黄金期の到来を予感させる戦いぶりでした。夏場には一時的に苦しい時期もありましたが、緒方監督の手腕と真っ赤なスタンドの大声援がチームを後押しし、ほかの追随を許すことなく歓喜の瞬間を迎えられました。日本一を逃した昨年の悔しさを晴らす舞台へと果敢に挑む、カープの今後の戦いを見守りたいと思います」というコメントを発表しました。

クライマックス 広島は来月18日から

セ・リーグ優勝の広島は日本シリーズ出場をかけて来月18日からのクライマックスシリーズファイナルステージに臨みます。

クライマックスシリーズは最初に2位と3位のチームによるファーストステージが行われ、広島はファーストステージを勝ち上がったチームと本拠地のマツダスタジアムでファイナルステージを戦います。

ファイナルステージでは先に4勝したチームが日本シリーズに進み、リーグ優勝の広島にはあらかじめ1勝がアドバンテージとして与えられます。

クライマックスシリーズは、ファーストステージが来月14日から、ファイナルステージが来月18日から始まり、日本シリーズは来月28日から始まります。

リーグ連覇の軌跡

去年25年ぶりにせ・リーグ優勝を果たした広島は、日米通算200勝を挙げた黒田博樹さんが現役を引退し、昨シーズン、沢村賞のジョンソン投手と最多勝の野村祐輔投手が、ことしは先発ローテーションを引っ張ることが期待されました。

しかし、開幕戦でそのジョンソン投手が、4回途中7失点と打ち込まれて黒星スタートとなったうえに、体調不良で1軍の出場選手登録を直後に抹消され、長期離脱する事態となりました。それでも2試合目以降、2年目の岡田明丈投手や4年目の九里亜※レン投手など若手が好投を続け、引き分けをはさんで10連勝をマークし、開幕から8試合目で首位に立ちました。

5月に入ると、投手陣が打ち込まれる試合が目立ち、6日の阪神戦では9点リードから逆転負けするなど、今シーズン最長に並ぶ4連敗を喫し、2位に落ちました。

それでも5年目の鈴木誠也選手が4番に入ったチーム打率リーグトップの打線がピッチャーを助け、5月下旬には7連勝して首位に返り咲きました。

そして、交流戦でも勢いを持続し、3番の丸佳浩選手がプロ初の3打席連続のホームランを打つなど、交流戦トップの打率4割1分1厘をマークしました。また、交流戦から先発に回った3年目の薮田和樹投手が交流戦で3勝負けなしと好投しました。

投打が再びかみ合い始めた広島は、かつて苦手にしていた交流戦を12勝6敗の2位と過去最高の成績で終え、前半戦は去年を上回る23の勝ち越しをマークし、首位で折り返しました。

後半戦に入ると、薮田投手と岡田投手が初のふた桁勝利を挙げたほか、野村投手も勝ち星には恵まれませんでしたが、防御率は2点台と先発の役割は果たすピッチングを続けました。また、リリーフ陣では一岡竜司投手が防御率1点台の安定したピッチングを続けるなど踏ん張って、先月8日には、去年より15試合早い102試合目で、優勝へのマジックナンバー「33」を初めて点灯させました。

この後、先月下旬にDeNAに3試合連続でサヨナラ負けしたり、鈴木選手が右足首を骨折してチームを離れたりして、マジックナンバーは3回、消えました。それでも40歳のベテラン、新井貴浩選手や10年目の松山竜平選手が4番に入って、勝負強いバッティングを見せ、鈴木選手が抜けた穴をしっかり埋めました。

今月に入ると9連勝するなど、2位以下を大きく引き離し、球団として37年ぶり2回目のリーグ連覇を果たしました。

情報源:プロ野球 広島がリーグ2連覇 | NHKニュース

後は日本一だ。