JAXA、宇宙実験棟「きぼう」で新興国支援 :日本経済新聞

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)にある日本の実験棟「きぼう」で新興国への支援を拡充する。アジアやアフリカの新興国が設計や製作に関わった超小型衛星の受け入れを増やし、2019年度初めには一度に宇宙空間へ送り出せる数を4倍にする。実験や衛星の活用を通じ、人材育成に協力する。

「きぼう」は宇宙空間に超小型衛星を放つ「発射基地」としての使い方が注目されている。無人輸送機で宇宙飛行士の日用品や実験器具とともに複数の衛星を運び込む。宇宙飛行士らが衛星を収めた筒をきぼうの外に出し、宇宙空間に送り出す。ロケットで衛星を打ち上げる一般の方法とは大きく異なる。

JAXAは一度に打ち出せる超小型衛星の数を増やす。これまで約10センチ大の衛星では12基程度が限界だったが、19年度には最大48基に対応する設備を取り付ける。多くの衛星をまとめて輸送し、同時に打ち出せるようになる。

アジアや南米、アフリカの学生らが手がけた超小型衛星を原則無償で受け入れる。宇宙に関心を持つ新興国では、超小型衛星の設計や製作が技術の習得に役立つ。日本と新興国で交流が生まれれば、新興国の需要を日本の宇宙産業に取り込める。

7月7日には、九州工業大学で宇宙工学を学ぶガーナ、ナイジェリア、モンゴル、バングラデシュの留学生らが製作した超小型衛星5基をきぼうから放出した。

出身国ごとに1基ずつつくり、ガーナ、モンゴル、バングラデシュにとっては国家初の衛星となった。筑波宇宙センター(茨城県つくば市)に各国の関係者を集め、管制室の様子や衛星放出の瞬間を披露した。

各国の学生は今後、宇宙から母国を撮影した画像や音楽を地上に送信できるか確かめる。地上施設の運用方法やデータの扱い方を学ぶ。

日米欧などが参加するISSの運用期限は24年までとなっているが、文部科学省によると、ロシアや欧州から延長を求める議論が出ているという。

JAXAはこれまで、フィリピンやシンガポール、ブラジルの大学などの超小型衛星約20基をきぼうから放出している。

情報源: JAXA、宇宙実験棟「きぼう」で新興国支援  :日本経済新聞

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