News Up アニサキス食中毒 よくかめば大丈夫? | NHKニュース

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刺身など生の魚介類を食べて、寄生虫のアニサキスによる食中毒を起こすケースがことしになって全国で30件以上確認され、厚生労働省が注意を呼びかけています。「こわすぎて、最近お刺身食べるのが不安」
ネット上では、アニサキスへの不安の声が多く上がり、中には「よくかんで食べたら大丈夫」「お酢が効く」などといった不確かな情報も流れているようです。ネット上のいくつかの疑問を、専門機関に取材し、アニサキスによる食中毒対策を、Q&Aにまとめました。

Q アニサキスって何?

A アニサキスは、細い糸のように見える体長2センチから3センチの寄生虫です。サバなどの魚介類の内臓に寄生しますが、ヒトの体内に入ると胃や腸の壁を傷つけ、数日間にわたって激しい腹痛やおう吐などの症状を引き起こします。

厚生労働省によりますと、アニサキスによる食中毒の患者で、先月末までに確認されているのは、全国で32人。報告されないケースも多いと見られ、国立感染症研究所の推計では、患者は年間7000人以上と見られています。

Q サバ食べなけりゃいいじゃん?

A いえ、どんな魚にもいる可能性はあります。

東京都健康安全研究センターによりますと、アニサキスによる食中毒の40%以上は、サバが原因で、マサバの14産地、218尾について寄生状況の調査を行った結果、およそ74%からアニサキスが検出されたということです。

しかし、サバ以外にも、さけやさんま、かつお、ひらめなどが原因で、アニサキスの食中毒が発生しています。

近年は、流通の発達などで以前は新鮮な状態で口にする機会が少なかった魚を、生で食べる機会が増えています。

養殖のさけは、えさの衛生管理が徹底されているため寄生している可能性はほとんどないものの、天然のさけでは、食中毒が報告されています。

センターの調査では、天然のさけでは100%の確率でアニサキスが寄生していたということです。

北海道立衛生研究所では「アニサキスが寄生しない魚はないと考えてほしい」と話しています。

Q お酢でしめると有効って聞いたよ?

A 効きません。

殺菌効果があるとされるお酢は、効果がありそうにも思えますが、しめさばを原因としたアニサキスによる食中毒が起きています。

また、通常の料理で用いる程度の量のワサビやしょうゆなどの調味料で死滅することもありません。

Q かんだら大丈夫だって?

A しっかりとかめばアニサキスが死ぬ可能性はありますが、アニサキスは厚みが1ミリほどしかなく、歯と歯の間に入り込んだ場合など、かんだと思っていてもちゃんとかみ切れない可能性があります。

そもそも、刺身は何回もかんで食べる食べ物ではなく、専門機関は、「かむという対策は推奨できない」としています。

Q アニサキスの食中毒に効く薬ってないの?

A 有効な飲み薬はありません

アニサキスが寄生した魚介類を生や生に近い状態で食べた場合、主に8時間以内で、激しい腹痛が起きます。吐き気やおう吐などを伴うこともあります。市販の腹痛を抑える薬を飲んでも、症状はほとんど緩和されません。
すぐに消化器などの専門病院で内視鏡などで診察を受け、取り除いてもらうことが必要です。

Q 加熱・冷凍すれば本当に大丈夫?

A 調理・加熱・冷凍のしかたが大事です。

特に注意してほしいのが、鮮魚店で魚を丸ごと買ってきたり、自分で釣った魚を食べるときです。

アニサキスは魚の内臓に寄生していることが多いため、調理する場合は、内臓を取り除くことが大切です。

しかし、魚の筋肉の中に寄生していることもあります。この場合には肉眼でも発見することが難しいので、しっかり加熱することが必要です。表面をあぶるだけでは不十分です。

また、冷凍の場合は、マイナス20度で24時間以上の冷凍が有効だということで、この場合も内部まで完全に凍結しないとアニサキスは死なないということです。

情報源: News Up アニサキス食中毒 よくかめば大丈夫? | NHKニュース

ふむ・・・