富士フイルム「チェキ」、デジタルと融合 :日本経済新聞

ふむ・・・


富士フイルムホールディングスは19日、インスタントカメラの「チェキ」に画像センサーを搭載した新製品を5月に発売すると発表した。フィルムにその場で現像する機能は残しながら、デジタルカメラのように液晶のモニターを見ながら、色や明るさの調整ができる。正方形のフィルムも新しく用意し、デジカメやスマートフォンなどと利用シーンの違いを明確化した。

富士フイルムの武冨博信イメージング事業部長は都内で開いた会見で「アナログのインスタントカメラとデジタルが融合した新しいコンセプトのカメラだ」と強調した。チェキは撮った写真をその場でフィルムに印刷できるのが特長。一方で、写真が暗いことや、画質の面などで注文がつくこともあった。

「インスタックス スクエア SQ10」は画像センサーを搭載し、明るさの調整など画像処理が可能になる。アナログとデジタルの融合で要望に応えた。

写真の加工やデジタルデータの保存もできるが、あくまでもインスタントカメラと位置づける。ただ、若い世代は写真を加工することに慣れていることから、新たな機能を加えた。武冨事業部長は「これまで女子高生などが利用者の中心だったが、機能の追加で男性やもっと上の世代を取り込みたい」と意気込む。

店頭想定価格は3万1800円前後。チェキは2017年3月期に全機種合計で660万台を販売した。「SQ10」を加え、18年3月期には750万台の販売を目指す。

カメラ映像機器工業会によると、17年のデジタルカメラ全体の出荷台数は約2100万台の見通し。デジカメ市場が縮む中、カメラ関連の市場では驚異の伸びを続けている。

武冨事業部長はその理由を「その場で手にとって、書き込み、手渡しができるリアルさ」と分析する。その場でプリントした写真が出てくる良さを保ちながら、機能を追加し、新たな需要を喚起する。

新製品と同時に、正方形に写真をプリントする専用フィルムを発売した。新しい形のフィルムは18年ぶり。写真共有サイト「インスタグラム」など、ネット上では四角い写真が増えている。チェキでプリントした写真を撮影してインスタグラムに載せる利用者も多く、インスタグラムに慣れたユーザーなどをターゲットに利用者を拡大する。(小河愛実)

情報源: 富士フイルム「チェキ」、デジタルと融合  :日本経済新聞

ほぉ・・・